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飾り付けは派手に! 親子で簡単に“ハロウィン”の雰囲気を楽しむコツ

  • 2015.9.30
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【ママからのご相談】

今月になったらハロウィングッズが出始め、すごくかわいいものがあり、娘たちも「ハロウィンをやりたい!」と言い出す年頃になりました。私はハロウィンイベントをやったことがありません。飾り付けくらいはできますが、 他にも簡単にハロウィンの雰囲気を楽しむ方法はありますか?

●A. めいっぱいの飾り付けをして特別な夕食を楽しむ、仮装をして楽しむという方法があります。

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているフリーライターの桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

『ハロウィン』って、日本にはない行事ですよね。さしあたって言えば、お盆がそれにあたるでしょうか。しかし、まったく違った楽しみを生活に取り入れるだけで、生活にメリハリができたり、気分転換になったりして意外と大人でもウキウキすることのできる行事です。ハロウィンは楽しいことが主体の行事ですから!

私は、子ども時代を米軍基地の近くで過ごしていたため、ハロウィンを間近で感じて体験しました。ですから今回のご相談に対して、少しでもお役に立てればと思っています。

●ハロウィンの意味

『ハロウィン』とは、キリスト教の祝日にあたる“万聖節”の前の日に行われるものです。11月1日が万聖節ですから、その前の日である10月31日のことです。

また、アイルランドのケルト族の暦では、10月31日は“大晦日”とされています。そのため、死者の霊が帰ってくる、悪霊が蘇るというので、魔除けをする意味で仮面をつけて火を炊くという習慣があったそうです。

この2つが融合したものが現在のハロウィンだと言われています。秋の収穫を祝うのと共に、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事です。

でも、アメリカではジャック・オ・ランタン(かぼちゃに怖い顔を描いてランプの代わりにするもの)をそれぞれの家庭で作り、当日は仮装をして子どもたちがお菓子をもらいに街を練り歩くという楽しい行事となっています。

●飾り付けと衣装

今はどこでもハロウィングッズが売られていますね。ご自宅の雰囲気に合ったものを玄関や子ども部屋、居間などに飾り付けてみましょう。たいていのご家庭では、飾り付けをちょっとだけにしてしまうようですが、どーんと派手に飾り付ける方が楽しめます!

また、この時期は図書館からハロウィンに関するような本を借りてきて読んであげることも気分を盛り上げるのに有効です。本に親しむことに繋げましょう。

私の家では10月に入るとすぐに行います。1か月間丸々、ハロウィンの雰囲気を楽しむのです。そうすれば、子どもたちも楽しいですし、お友達を連れてきて楽しむこともできます。

ジャック・オ・ランタンも手作りします。“おもちゃかぼちゃ”という黄色やオレンジ色のかぼちゃは、小さいものだとスーパーや道の駅などで100円くらいで購入することができます。これをスプーンなどで掘って、怖い顔をまねて切り込みを入れ、中にろうそくを立てるのです(ろうそくを入れなくても雰囲気を楽しめます)。

衣装は、当日の夕食のときやお出かけのときに楽しみましょう。女の子であれば、お呼ばれのドレスにステッキやハロウィン用のカチューシャをつければ出来上がりますし、魔女のマントに悪魔用のカチューシャをつけてもかわいいですよね(100円均一のお店でも売られています。ちょっとアレンジするだけでさらに楽しめます)。ちょっとだけメイクをしてあげてもかわいくて楽しめると思います。

●食べ物もハロウィンっぽく!

10月31日の夕食をハロウィンの雰囲気が味わえる食事にしたら、みんなきっと楽しんでくれることでしょう。パンプキンのスープやきのこのパイなんていう本格的な料理を作るのも楽しくて喜ばれますが、お仕事をされていれば、そこまでの時間が取れませんよね。

そんなときは、小物で楽しみましょう。ハロウィン用のお菓子を一緒に出して置いたり、市販のハロウィンデザートを出してみたりするだけでも全然違います。

この時期、お菓子売り場ではハロウィンにちなんだお菓子がたくさん売られていますね。パッケージのかわいいものや、外国製のハロウィンキャンディーなどを用意しておくと、もっと楽しめます。それを小袋詰めにして、お父さんから子どもたちに渡すなんてことをしても、子どもたちにとっては楽しいものとなるのではないでしょうか。お父さんを巻き込むことで、家族みんなで楽しんだ感が出ますよ!

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少しだけの変化ではやっていないのと同じなので、相談者様も子どもの気持ちに戻って楽しみ、ぱーっと飾り付けをしましょう。生活にこのような変化をつけることで、気分が高揚したり、ストレスを緩和させたりすることに繋がります。そのためにお子さんと一緒に楽しんでみませんか。

その代わり、31日の夕食後には片付けをして、11月に持ち込まないようにします。そういうメリハリをつけることがとても大事です。いつまでも出しておくというだらしのない環境は生活する中でよくありません。ダラけた気持ちを持たせてしまうのです。

また、片付けがさっとできれば、すっきりとした気分になりますし、お子さんにも片付けのすごさを実感してもらえることでしょう。ぜひ、1か月だけご家族で楽しんでほしいと思います! ご相談ありがとうございました。

【参考文献】

・『non・no生活基本大百科』集英社・編

●ライター/桜井涼(フリーライター)

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