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満員のバスの中で出会った「一人の女子高生」の行動力に感動した話

  • 2022.5.27
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小さい子どもを連れての外出は大変ですが、予防接種や健康診断など、どうしても子どもを連れて行かなければならないことも。特にバスや電車などの公共交通機関を利用するときは、子どもが泣き出したり騒いだりしないかと心配ですよね。今回紹介するのは、二児の母のぼめそ(@bomesodays)さんがバスの中で体験した話を元にした漫画。予防接種の帰り、2人の子どもを連れてバスに乗ったぼめそさんが遭遇したのは…。

バスの中で出会った人

2話完結のお話。
1年くらい前の話です。
予防接種の帰りバスを使った日のこと。

※バスの座席はざっくりイメージ
※座席の近くに立ってるから座らせてくれって思ってるとかじゃなくて、思われたくないからしてる行動です(伝わりますかね…笑)
※なぜなら私はヘタレなので🌈

赤ちゃんを抱っこして上の子と手をつないでバスに乗ったぼめそさん。

バスはそこまで混んでいなくて立ってる人はおらず、気を使いながら乗車したぼめそさんでしたが、思いがけずバスは満員になってしまいました。

ふと見ると、3人掛けの座席に小学生くらいの男の子が靴のまま上がり、父親は何も言わず席を占領しているのが目に入り、モヤモヤしているとついに男の子が騒ぎ始めてしまいました。

2人の小さな子どもを連れたぼめそさんが気を使って立っているのに、男の子が何をしても注意もせず知らんぷりな父親。バスに乗っている全員がぼめそさんと同じようなモヤモヤ感を抱えていたのではないでしょうか。

子どもが泣きそう、感じる視線

男の子が騒ぎ始めたせいか、おとなしく眠っていたぼめそさんの赤ちゃんがぐずり始めました。男の子の騒ぎ声にびっくりして目を覚ましてしまった様子。焦るぼめそさんが視線を感じて横を見ると、こちらをじっと見つめている女子高校生が…。

申し訳ない気持ちで心の中で謝り続けるぼめそさんさんでしたが、赤ちゃんをあやす何の用意もしておらず、降りるバス停まではもうしばらく時間もかかってしまいます。

完全に起きてしまった赤ちゃんが泣き始めるのを覚悟しながらも、どうしようと焦るぼめそさんでしたが…。

出会った女子高生、人間としての格が違った

何でお父さんがこんなにも無関心だったのかは、わかりません。
けど、あの場で注意しなければいけないのは紛れもなくお父さんだったと思います。
そして彼女がバスの中でお菓子を『貸してくれた』理由は、食べ物だからです。
『降りるまで使ってください』の意味を話を聞い分かりました。
『見ず知らずの人にお菓子をもらってもやっぱり怖いと思うし、ボロボロのお菓子申し訳なくてあげれません!笑』との事。
配慮が凄くて驚きました。
あとお菓子…焦ってもんじゃいました笑!って笑ってた顔がグゥ可愛かったです。

なんと、女子高校生がカバンの中から取り出したのはお菓子の袋。

その袋を握りつぶしてバリバリ、ガサガサと音を出して赤ちゃんの気を引き、あやしてくれた女子高校生。赤ちゃんは泣くのをやめて笑いだし、それを見た女子高校生も、「かわいい、いい子だねぇ」と笑みを浮かべるのでした。

どうやら、女子高校生は赤ちゃんが袋のガサガサ音を好きなのを知ってて、持っていたお菓子を握りつぶしながらもあやしてくれたようです。

赤ちゃんをあやしてくれた女子高校生の正体とは…

バスや電車の中で子どもが泣き出してしまったときのいたたまれない気持ち、読んでいても伝わってきますね。

自分の子どもがどんなに騒いでも我関せずな親もいれば、ピンチを救ってくれる女子高校生もいるのが世の中。

女子高校生の思いがけない優しさに、心を救われます。子育てに一生懸命なママやパパの周りにはこのような優しさであふれる世の中であってほしいですね。

著者:ママリ編集部

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