1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【京橋】Transformation 越境から生まれるアートと 石橋財団コレクション選ほか@アーティゾン美術館

【京橋】Transformation 越境から生まれるアートと 石橋財団コレクション選ほか@アーティゾン美術館

  • 2022.5.27
  • 701 views

京橋のアーティゾン美術館では「Transformation 越境から生まれるアート」(5階 展示室)と「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 ピカソとミロの版画 —教育普及企画—」(4階 展示室)が7月10日まで開催されています。

出典:リビング東京Web
「越境」を切り口に、国際化する近現代美術を展望する

「越境」と「変化」を着眼点に、19世紀半ばから第二次大戦後までのヨーロッパ、日本、アメリカの美術を展望します。

出典:リビング東京Web
4人の画家を軸に創作における「越境」と、その後の変化をたどる

異質な存在との接触や対話を契機に自らの芸術を刷新していった芸術家として、4人の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーを特に取り上げ、新収蔵作品2点を含む、約80点の作品と資料により、その創作の態度に光を当てるものです。

出典:リビング東京Web

※撮影は会場の指示に従って下さい。

出典:リビング東京Web

展示風景

パウル・クレーとロベール・ドローネーの新収蔵作品を初公開!

「Transformation 越境から生まれるアート」の展示では、パウル・クレーの作品《平和な村》(1919年)とロベール・ドローネーの作品《街の窓》(1912年)の新収蔵作品を初公開するのが見どころの一つです。

出典:リビング東京Web

パウル・クレー《平和な村》1919年 石橋財団アーティゾン美術館蔵

《街の窓》が制作された1912年は、当時、ミュンヘンを拠点に活動していたクレーが、かねてより「青騎士」の活動等を通して強い関心を寄せていたドローネーをパリに訪問した年でもあります。両者の関係とその影響の行方を映し出すこの2点は、本展が初公開となります。

出典:リビング東京Web

ロベール・ドローネー《街の窓》1912年 石橋財団アーティゾン美術館蔵

ピカソとミロの版画—教育普及企画—も同時開催

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 ピカソとミロの版画 —教育普及企画—も同時に開催されています。

出典:リビング東京Web

パブロ・ピカソ(1881-1973)とジョアン・ミロ(1893-1983)の版画作品が展示されています。二人のスペインの巨匠の版画作品が同時に展示されるのは大変貴重な機会です。

出典:リビング東京Web

一回り歳が離れているピカソとミロですが、かつてバルセロナのラ・リョッジャ美術学校に通っていた同窓生になります。1918年にミロが同年代の友人たちと結成した前衛芸術を志す集団「クールベ・グループ」のグループ展にバルセロナの旧市街に住むピカソの母親から借り受けたピカソの初期作品も出品されたという繋がりもありました。

出典:リビング東京Web

マン・レイ 《アトリエのパブロ・ピカソ》

ピカソとミロの共通点は出身が同じスペイン、美術学校の同窓生というだけではなく、表現活動の幅広さにもあります。

出典:リビング東京Web

展示風景

絵画をはじめ彫刻、陶器等あらゆる芸術作品を創作し、版画作品も様々な技法で作品を表現しています。

出典:リビング東京Web

展示風景

会場では銅版画の技法についての解説の展示と資料パンフレットもありますので作品の理解度が深まるかと思います。

出典:リビング東京Web

展示風景

出典:リビング東京Web

展示風景

ミュージアムショップでは、Transformation展のカタログや所蔵作品のグッズも販売されています。

出典:リビング東京Web

同時開催の「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策」(6階 展示室、4階展示室内ガラスケース)も鑑賞できます。

出典:リビング東京Web

「写真と絵画-セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策」、「Transformation」,「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 ピカソとミロの版画 —教育普及企画」—と展示内容のテーマが充実したアーティゾン美術館です。

Transformation 越境から生まれるアート(5階 展示室) 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 ピカソとミロの版画 —教育普及企画—(4階展示室) 会期 7月10日[日]迄 会場:アーティゾン美術館 5階展示室、4階 展示室 〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目7-2 公式HP:https://www.artizon.museum/ 《同時開催》 ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策(6階 展示室、4階展示室内ガラスケース) 開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで 休館日 月曜日 お問い合わせ: 050-5541-8600(ハローダイヤル) *開催情報は予告なく変更となることがあります。 一般 ウェブ予約チケット 1,200 円 *クレジット決済のみ 当日券(窓口販売)1,500 円 大学生 専門学校生 高校生 無料 要ウェブ予約 入館時に学生証か生徒手帳をご提示ください。 予約枠には上限がありますので、上限に達した場合はご入館いただけません。 ウェブ予約をされない場合は「当日チケット」(一般)をご購入ください。 障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名 無料 要ウェブ予約 入館時に障がい者手帳をご提示ください。 中学生以下の方 無料 予約不要 *この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます ※ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。 アクセス: JR東京駅(八重洲中央口)、東京メトロ銀座線・京橋駅(6番、7番出口) 東京メトロ・銀座線/東西線/都営浅草線・日本橋駅(B1出口)から徒歩5分

元記事で読む
の記事をもっとみる