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海洋プラスチックゴミ問題をアートで表現 横浜八景島が展示会

  • 2022.5.26
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海洋プラスチックゴミ問題をアートで見つめる展示会

水族館などを運営する横浜八景島(横浜市)は、プラスチックゴミによる海洋汚染問題をアートで表現した展示会「"名画になった"海 展」を2022年5月31日~7月18日(11時~18時)の期間開催する。会場はITOCHU SDGs STUDIO(東京都港区)。

2つの企画で構成

「生きものを通じて世界に笑顔と感動を」をスローガンに掲げている同社は、海や川を脅かす深刻なプラスチックゴミ問題に警鐘を鳴らすために展示会を開催。

展示は2つの企画で構成されている。第1部は、プラスチックゴミの量が魚の量を超えると予想される2050年の海を、ゴッホやゴーギャン、葛飾北斎など6人の巨匠が描いたらどうなるのかをスタイルトランスファーというAI技術を用いて再現した。

第2部は、海洋プラスチックのアップサイクル事業を行う「REMARE(リマーレ)」の協力のもと、実際に海から回収したプラスチックゴミをスノードームのフレークとして採用した「Microplastic Globe(スノードームになった未来の海)」5点を展示。マイクロプラスチックが浮遊する中を暮らす海の生き物の姿を、スノードーム作家の石田兵衛(いしだひょうえ)氏が幻想的な造形で表現した。すでに海洋プラスチックゴミの影響が及んでいる5つの生物(カクレクマノミ、ミズクラゲ、ザトウクジラ、アオウミガメ、マゼランペンギン)の意匠と共に鑑賞できる。

また、会場では募金活動も併せて行い、自然環境保護活動を実施する団体へ寄付することで、プラスチックゴミ問題の解決につなげていきたいという。

入館料無料、休館日は毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌営業日が休館)。

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