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日本でも活躍したチェルシー“元10番”チ・ソヨン、韓国WKリーグに初参戦!日本人所属チームに加入

  • 2022.5.24
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韓国WKリーグの水原(スウォン)FCウィメンは5月24日、韓国女子代表MFチ・ソヨン(31)の獲得を発表した。背番号は「91」を着用する。

1991年2月21日生まれのチ・ソヨンは、漢陽(ハニャン)女子大学卒業後の2010年になでしこリーグのINAC神戸レオネッサ(現在はWEリーグ所属)でプロデビュー。

加入初年度から得点を量産し、在籍3シーズンでリーグ戦48試合21ゴールを記録するとともに、なでしこリーグと皇后杯の両方で3連覇(2011、2012、2013年)を達成した。

2014年からはチェルシーFCウィメンに加入し、イングランド・FA女子スーパーリーグでプレーする史上初の韓国人選手に。エースナンバーの背番号「10」を着用し、加入初年度から公式戦通算19試合9ゴールの活躍を見せ、リーグ戦準優勝でクラブ初のUEFA女子チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。

以降、2021-2022シーズン限りでチームを退団するまで、リーグ戦でスプリング・シリーズ含め6度の優勝、FA女子カップで4度の優勝、リーグカップで2度の優勝を達成。2020-2021シーズンにはCL決勝進出も経験するなど、在籍8年間でチームに欠かせない主力として活躍を続けてきた。

そんなチ・ソヨンは韓国女子代表の各種歴代記録も独占している。2006年に「15歳251日」で史上最年少A代表デビューを果たし、これまでに歴代2位となるAマッチ通算137試合に出場(1位はチョ・ソヒョンの139試合)。

通算得点数は64ゴールと、2位のチョン・ガウル(38ゴール)を大差で離すとともに、男子最多のチャ・ボムグン氏(58ゴール)も上回り、男女代表最多をマークしている。

(写真=水原FCウィメン)チ・ソヨン

チ・ソヨンはキャリア初のWKリーグ参戦に際し、「水原FCウィメンで初のWKリーグ生活を送ることになって光栄だ。初心に戻り、チームの役に立つ選手になれるよう最善を尽くす」と意気込みを語った。

水原FCウィメンは今後、チ・ソヨンの加入記者会見を来る26日のホームゲーム前に水原市庁で開催し、同日の世宗(セジョン)スポーツTOTO戦のハーフタイムに入団式を行う予定だ。

また、28日に行われる男子Kリーグ1(1部)の水原FCホームゲームの蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)戦で歓迎式を開催し、ファンとの時間を設ける計画だ。

なお、水原FCウィメンには日本人MF田中萌(26)が在籍。そのほか、今季のWKリーグでは慶州韓国水力原子力に元なでしこジャパン(日本女子代表)MF田中明日菜(34)、昌寧WFCに元なでしこFW木龍七瀬(32)と元なでしこFW安本紗和子(31)、世宗スポーツTOTOにMF櫻本尚子(31)、華川KSPOにDF吉見夏稀(28)と、計6人の日本人選手がプレーしている。

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