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それぞれの道を選んだGOT7、1年3カ月ぶりに新アルバム発表「解散ではないことを証明したかった」

  • 2022.5.23
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「ファンとの約束を守りたかったし、解散ではないことを証明したかった」(ベンベン)、「僕たちは7人のときが最も幸せだ。あきらめたくなかった」(マーク)。

それぞれに散らばったGOT7が再び集まり、意味の深い“第2幕”を書き下ろしている。

5月23日、GOT7(JAY B、マーク、ジャクソン、ジニョン、ヨンジェ、ベンベン、ユギョム)が新しいミニアルバム『GOT7』を発表し、1年3カ月ぶりに完全体カムバックを知らせた。これでGOT7は2021年2月に発表したデジタルシングル『Encore』以来、久しぶりにファンのそばに帰ってくることとなった。

同日のアルバム発売を控え、ソウル江南(カンナム)区で記者懇談会が開かれた。マークは「カムバックを昨年から準備してきた。いよいよカムバックできるので感激で、早くファンに会いたかった。幸せだった」と感想を明らかにした。

マーク

JAY Bは「みんなでカムバックできて幸せだ。こうできるように助けてくれた各メンバーの会社の方々に感謝する。夢のようだ。7人でやろうという話はしたが、実現できたことが、あまりにも感激な瞬間だ」と伝えた。

ジャクソンも「それぞれの会社があり、みんな一緒に集まることが簡単ではなかったが、実現できてうれしい」とし、ジニョンは「最初からアルバムを出すことを約束して準備したので、早く進展することを待っていたが、こうやって発表できることになって感謝する。ファンたちが待っていてくれ、それに応える時間になったようで幸いだ」と付け加えた。

ジャクソン

ヨンジェは「7人全員が積極的で、最大限に早く出すことができた」とし、ベンベンは「楽しく準備した。アルバム準備期間中、やはりGOT7は7人がいなければならないということをもう一度気付いた」とグループに対する格別な愛情を表わした。末っ子のユギョムも「ファンが長く待っていただけに、頑張って準備したので、たくさん愛していただきたい」と付け加えた。

ベンベン
契約終了後に7人で発表する特別なアルバム

今回のカムバックは、GOT7が2021年1月にJYPエンターテインメントとの専属契約を終えて以来、初めて披露するアルバムという点で格別な意味を持つ。

契約終了直後、各自のSNSを通じて「GOT7フォーエバー」を宣言したメンバーたちが、その約束を守ったのだ。それぞれ別の芸能事務所に所属し、忙しいスケジュールを消化しながらも、ファンの思いに応えるために1年3カ月ぶりに完全体として集まった。

アイドルグループとして宿命のような“魔の7年ジンクス”を超えて新たに発表するアルバムだけに、今回のアルバムは、再び本来のGOT7として帰ってくることと同時に、グループとして新しい第2幕を始めるという意味を込めた。

GOT7

名前の通り、新アルバム『GOT7』は自分が誰なのか、何なのかを忘れないように、待っていてくれた人々のために、一緒にしてくれるすべての人々のために、GOT7の真心を込めたアルバムだ。特別な転換点を迎え、新しい一歩を踏み出したGOT7の格別なファンへの愛情と真正性のあるメッセージが際立つ。

グループ名をアルバム名に入れたことについてJAY Bは、「みんな一緒にJYPを出て、進んで自分たちでまとまらなければならないという思いが浮かんだ。JYPではなく、GOT7自らが僕たちの姿をビルドアップさせようとし、自負心もたくさん込めた」と答えた。

JAY B

ジニョンは「GOT7によく似合うアルバムだと思う。“こんな姿が一番GOT7らしいのではないか”と考えたし、自信もある」とし、「ステージの上で最も輝くときにやっていた音楽が、すべてリーダーのJAY B兄が作った音楽なので、その音楽性で再び帰ってきながら、“これが僕たちのカラーだ”というところをよくお見せできるアルバムだと思う」と、自信を見せた。

ジニョン

JAY Bは「7人が今回のアルバムを起点に、しばしば一緒に過ごす時間があるのではないかと期待した。僕たちの胸の中にGOT7という名前を刻むことができる時間だった」と振り返った。

GOT7は5月21日と22日、「GOT7 HOME COMING 2022 Fan Con」を開催し、ファンと会ったりもした。ジャクソンは、「久しぶりにファンの顔を見ると、とても良かった。とても会いたかった」と感想を伝えた。

特に、アルバム全体がファンとの初めての出会いから現在までのストーリーが有機的につながり、ひとつの物語を成すという点が注目を集める。JAY Bは「僕たちの名前をつけたが、ファンの皆さんのためのひとつのプレゼントだと思う」とファンへの愛を表わした。

収録された全曲が自作曲

タイトル曲『NANANA』はJAY Bが作詞、作曲した曲で、GOT7だけの明るくチル(Chill)な感じが特徴。ファンのための曲だと話したJAY Bは、「ファンの気持ちを良くしてくれる人が、僕たちだったらいいなという思いを込めた曲だ。大変な日常の中で、僕たちの歌とパフォーマンスが癒しになればいい」と述べた。また、「これまで強烈なサウンドを中心にしたとしたら、今回はチル、面白いコンセプトをメインにした。豊かな音楽が出てくるように気を使った」と話した。

ユギョムは「聞くとすぐに、すごく新鮮だという感じがした」と付け加えた。

GOT7は今回のアルバム全曲を自作曲で満たし、最もGOT7らしいアルバムを完成させた。タイトル曲をはじめ、全曲をJAY B、ヨンジェ、ユギョム、ジニョンの自作曲として収録し、今回のアルバムに向けた格別な愛情を注いだ。

ヨンジェ

JAY Bは「自分たち同士でブラインドテストもしてみたが、結果的に僕たちによく似合ったのが、僕たちが作った歌だ」とし、ユギョムは「お互いをよく知っているから、自分たちが作った曲をより上手く消化できたようだ」と話した。

ジニョンはユギョムと共に作詞、作曲した『Don't Care About Me』について、「ファンに確信を与えたかった。困難な道を経験したり、防止段に出会ったりした僕たちも、ファンがいれば何でもできるという確信をあげる曲を作りたかった」と話した。JAY Bも「不安な瞬間もあるだろうが、ある瞬間、必ず帰ってくることができるから去らないでという気持ちを込めた」と話した。

ユギョム

2014年1月にミニアルバム『Got it』でデビューしたGOT7は、これまで『A』『Stop stop it』『Just right』『If You Do』『Hard Carry』『You Calling My Name』など、多数のヒット曲を誕生させた。専属契約終了後、それぞれの道を選択したが、グループ活動に対する固い意志を明らかにしてきた彼らは、実際に新アルバムを発売し、粘り強いチームワークとファンへの愛情を見せている。

ジニョンは「僕たちの新しいスタートなので、デビューのときを思い出した。みんな心構えがデビュー時のように不安でもあり、ときめきもした」とし、「過去7年の意味は、これから過ぎる時間の根っこになるようだ。僕たちが共にしたからこそ、より伸ばしていければと思う」と語った。

JAY Bは「個人活動をしながら浮かんだ考えが十分に楽しいし、意欲もわくが、自分がどこから始まったのか忘れてはならないという思いをたくさんした。GOT7という名前でアルバムを出すことができるということ自体が、初心を忘れないための時間だと思う」とし、今後も継続されるGOT7の活動を期待させた。

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