【小倉北区】“北九州の台所”で大学生が販売する「博士ラムネ」

こんにちは。兎丸です。 4月に“北九州の台所”と呼ばれる旦過市場が大規模火災に遭いました。100年以上受け継がれてきた古き良き風情が失われたことにとてもショックで、幼いころからのさまざまな思い出がよみがえってきました。幸いなことに、被災を免れた店舗は営業を再開しています。

再開した店舗の中に、北九州市立大学の「九州フィールドワーク研究会」が運営する「大學堂」があります。

大學堂は2008年7月にオープン。昭和レトロな雰囲気の店舗は、大学生が日替わりで店番し、市場を訪れる人の休憩所になっています。また、コミュニティースペースとして、ライブや演劇など多彩なイベントが開催されています。

昭和レトロな佇まい

今回のテーマは「ご当地サイダー」。サイダーとラムネは中身に違いはなく、ビー玉入りの瓶の形をしているのがラムネ、それ以外はサイダーだそうです。

ここでラムネを発見！大學堂にしかない、その名も「博士ラムネ」と「初恋ラムネ」。スタッフの大学生さんいわく「夏に売る商品を探していたところ、ラムネは大學堂の懐かしいイメージもぴったりだったから取り入れた」とのことです。

メニューの中には、白ご飯の入ったどんぶりを手に、市場の食材を探して歩いてトッピングする「大學丼」も

薄いブルーの瓶に、炭酸水の化学名が書かれたまじめなラベル。いかにも博士っぽいですね。ラベルは竹川大介教授のデザインです。

まじめなラベルのラムネ

そして、店頭でちょこちょこアピールしているのが「初恋ラムネ」。

「初恋ラムネ」推しの看板

こっちにも「初恋ラムネ」が

なんだかちょっぴりキュンとするこのイラスト。販売当時所属していた学生さんのデザインだそうです。では、初恋のもやもやとキュンキュンを思い出しながら、ラムネでシュワシュワしちゃいましょう！

味はすっきり爽やか。昔ながらのラムネの味です。

レトロなラベルの「初恋ラムネ」

もうすぐ「クリームソーダ」も登場するそうですよ。みなさんも、復興支援を兼ねてぜひ旦過市場へ出かけてみてください。そして、大學堂のラムネでほっとしたひと時を過ごしてくださいね。

大學堂住所＝北九州市小倉北区魚町4-4-20（旦過市場内）営業時間＝10:00～16:00 定休日＝水・日曜、祝日問い合わせ＝080-6458-1184 daigakudo.net@gmail.com