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新入社員の伝統行事って今もある?以前あった行事も聞いてみました

  • 2022.5.23
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出典:シティリビングWeb

コミュニケーション?時代錯誤?”Z世代フレッシャーズ”との付き合い方

2022年度の新入社員が研修を終え、新しい部署に配属されたという企業も多いのではないでしょうか。会社によっては、新社会人のための伝統的なイベントがあったかもしれません。そこで、新入社員の伝統行事について調査を実施。令和時代の新人の登竜門には、どんな行事があるのでしょうか。

Q.新入社員の伝統行事ってある?
DATA

ない…49%

ある…28%

以前はあったけれど今はない…23%

※シティリビングWebでアンケートを実施

※有効回答:53人※アンケート実施期間:2022/3/30~2022/4/13

私の会社にある「新入社員の伝統行事」はこれ!

新卒で入社した会社では新入社員歓迎会で新人が全員一発芸をしなければならず、チームを組んでK-POPアイドルのダンスをする子や鼻でリコーダーを吹く子もいた(katrina)

花見のための場所取りと飲食の手配が新人の最初の業務です。早朝から退出時間以降社員が集まってくるまで、ひたすら待つのは辛い。今ではスマホでゲームをしたりできるけれど、コロナを機に中止でもいいかな?(ヤマトクン)

入社した日に部署の先輩数名といきつけのちょっとお高いお店で個室ランチが定番。でも会話の内容がもう辞めた人の話とか内輪ネタばっかりで新入社員の私からしたらまったくわからないし楽しくなかった!その後もだいたい同じ感じでやってるみたいです(ヒラリー)

新人歓迎会とクリスマス会での新人芸!1ヶ月前から業務全てそっちのけで新人芸の練習をさせられ、先輩、課長、部長の審査をクリアした、面白くて品のある芸のみを披露することができる。審査が全然通らず、練習中、最後は泣きそうになる…(えままま)

初めてのお給料でお礼を込めてお菓子を配る。元々営業からの土産のお菓子が日常的に配られてたのでサプライズ感が薄いのに負担が多かった(とまとっ子)

前の勤め先で、年度の初めにほぼ全社員で一泊の合宿してました。その年の目標等をそれぞれの課が発表するんですが、そのとき、発表を新人がするというきまりがありました。慌てがちな私は落ち着いてゆっくり発表しよう思い…、逆に落ち着きすぎて、穏やかすぎる口調になり、聞いていたいろんな先輩や上司達から、子守歌のようで眠くなったと笑われました(TT)

社内報へ載せられる為、好きな言葉など書かされる。社内の点検活動への参加。年明けの安全祈願への参加(くもりのち晴れ)

今は昔…伝統行事は廃止に

自分の入社時はなかったが、10年前ぐらいには営業社員による圧迫合宿があったようです。今ならパワハラで新入社員辞めますね(ふんづまり)

バレンタインデー、ホワイトデーのとりまとめ。部内全員でやらなければならなかったのですが、数年前にやめました。無駄なお金だったと思います(ほい)

1年間、朝ポットに水を入れてセットする。3年間、年1回のプレゼン発表がある。かつては、ゴミを集めて捨てることもそうだったが、あるとき新人の人が役員に直訴し、なくなった(ゴミは各自で捨てる)(す)

新人社員の伝統行事に思うことアレコレ

支店の人も一箇所に集まってマナーや業務に関する研修を行い、本社見学をしてちょっと良いホテルに泊まらせてもらいます。でも新入社員研修だけ豪華でそれ以降は何もないのが残念。その後見ることのない支店の人を見る唯一のチャンスなのでどんな人が入社したのか見て楽しみます(ハナ)

はじめは嫌だったが、練習をしているうちに楽しくなって同期との仲が深まった(あや)

わが社の伝統行事、得意なことを披露する脳で仕事とは違う一面が見られてみんなの距離がぐっと近くなるような気がするのでこれは続けて行けたらいいかなぁと思ってます。私もウクレレを披露したことがきっかけで趣味が同じ先輩と仲良くなれて仕事もスムーズに行きました(あずき)

2割以上が「伝統行事は廃止」。コロナ禍で中止は約半数

新人社員の伝統行事があるのは3割程度で、廃止となっている会社のほうが圧倒的に多いことがわかりました。「伝統行事はコロナ禍でどうなった?」という質問には、6割が「なくなった」と回答し、コロナによって多くの新人によるイベントが廃止されているようです。

現在も「伝統行事がある」と回答した人に内容を聞いてみると(複数回答)、最も多かったのが「社内イベントの幹事」(24%)、「社内プレゼン」(24%)でした。次いで「合宿」が20%となりましたが、「名刺交換」(8%)、「飛び込み営業」(4%)となり、やはりあくまで社内のみの交流で、不特定多数と接触するようなものは避けられる傾向にあるようです。

寄せられたコメントでは、「時代錯誤では」という声がありつつも、「同期との仲が深まる」「仕事とは違う一面が見られる」といった好意的な声も少なくない印象。コロナ禍で社内コミュニケーションが減りつつある現在には、貴重なイベントとなるのかもしれません。いずれにしても、大変な時代に入社したZ世代のフレッシャーズ。社員みんなで上手にサポートしていきたいですね。

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