1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. ムダなくストックするにはどうすればいい?消耗品管理がうまくいく!片づけのプロの4つのワザ

ムダなくストックするにはどうすればいい?消耗品管理がうまくいく!片づけのプロの4つのワザ

  • 2022.5.21
  • 7712 views

コロナが流行しだしてから、自宅療養などに備えて日用品のストックを増やすようになった、という人は多いのではないでしょうか。私、整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)もその1人。今回は無駄なく消耗品を管理する時のポイントを5つご紹介いたします。

在庫管理にはルールが必要!

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

我が家は小学生2人と犬、そして私と夫(単身赴任中)の4人暮らし。

夫は単身赴任先にいることも多いので、病気などで私が動けなくなってしまった場合や地震でお店に長時間並ばないと買い物ができなくなった場合などに困らないよう、ティッシュなどの消耗品は日頃からしっかりとストックをしています。

先日も子供たちがコロナに感染してしまい10日間の自宅療養期間があったのですが、日頃からしっかりとストックをしていたおかげで何も困ることなく過ごすことができました。

ストックを家に沢山持っているのはとても安心ですよね。

でも、その一方でストックの量が増えると「管理の手間」が発生します。

家のあちこちからカラカラに乾いた使いかけのウエットティッシュが出てきたり、同じ洗剤を2つも3つも買ってきてしまって何年も使いきれなかったり、まだ在庫があると思っていたティッシュがなくて慌てて買いに行ったり。

在庫を管理する、というのは面倒なものです。

そこで我が家では在庫管理の4つのルールを設けています。

順番にご紹介いたしますね。

①収納する限度を決める

私が日用品のストック運用を始めるにあたりまず始めたのが「絶対に必要なモノの把握」と「必要な個数の把握」でした。

備蓄やストックの管理がごちゃごちゃしてしまう一番の原因はモノの量や種類が多くなりすぎることです。

我が家では現在、日用品ストックの量は「最低1ヶ月は困らないくらい」を目安にして必要以上に増えすぎないように気をつけています。

1ヶ月程度困らないためにはいくつ在庫を持つべきなのか。

それを明確にするために最初はティッシュやウエットティッシュ、洗剤などを1ヶ月に何個使ったかの記録をつけることから始めました。

ティッシュケースの裏やストック棚に付箋を貼っておき、新しいものを入れ替えるたびに印をつけていきました。

そうやって消耗品の1ヶ月の最低必要個数と、絶対に必要な日用品をまずはっきりとさせました。

また、ストックするモノの種類を減らすためにシャンプーや石鹸などは家族全員で同じものを使うようにしました。

②買い物前に棚のチェック

スーパーに行く前には必ず日用品棚のチェックをするようにしています。

①の工程で「ストックの目安量」をはっきりとさせているので買い物に行くタイミングで使った分を買い足します。

特にペーパー類は災害時などに真っ先になくなるアイテムなので少し多めにストックするようにしています。

ちなみに我が家が現在このストック棚で管理しているのは以下の通り。

・ティッシュ 10パックを目安

・ウエットティッシュ 20袋を目安

・キッチンペーパー(兼洗面所のペーパータオル) 1~2袋

・使い捨て手袋 1袋

・食器用洗剤 大容量サイズ 1~2本

・食洗機用洗剤 2袋

・ハンドソープ 2袋

・消毒液 2つ

・クイックルワイパーシート 1~2袋

・洗濯機洗剤 2袋

・シャンプー、コンディショナー、ボディソープ 各1~2袋

他、ペット(犬とハムスター)のフードやペットシーツなど。

ストックは「ペーパー類」「食器用洗剤類」「お風呂系」「洗濯系」などジャンルごとにまとめて収納するようにしています。

また、トイレットペーパーは3倍巻きのコンパクトなモノを選び、トイレの中の収納棚で管理しています。

この棚は一列ごとに同じ種類のモノを保管するようにしているので「何がどれだけ減ったのか」がパッと見てわかりやすい状態になっています。

もちろんラベリングもしっかりとしています。

洗濯洗剤はスリムに収納できるようにセリアで購入した洗剤容器を使っています。

闇雲に買ってストックしていた時期にはストックの量が多すぎてその収納場所にも悩まされていましたが、「最低1ヶ月分あればいい」という目安を定めることで案外ストックの量が少なくて済むようになりました。

今は買い物に行く前に在庫量をチェックする習慣がついたので管理しやすい量をキープすることができるようになりました。

③買ってきたモノはストックの後ろに陳列

スーパーで買い足した新しい日用品はストックの後ろ側に補充するようにします。

少し手間がかかり面倒ですが、こうすることで常に古いモノから消費していけるので大切なひと手間です。

ストックの数が多すぎると新旧の入れ替えが面倒になるので、この「最低1ヶ月程度困らない量」というのが我が家にとっては絶妙なラインです。

④家族とストックの場所を共有する

例えばスーパー行ったついでにティッシュなどの日用品を買ってきたりしてくれるような家族がいる場合は、過剰在庫を抱えてしまわないようストックの場所を共有することがとても大切です。

また、日用品のストックの位置を家族で共有することで「ティッシュやシャンプーがなくなったらここから出して補充する」という習慣がつきやすくなります。

我が家もわかりやすい管理棚のおかげで子供たちが自分でティッシュやウエットティッシュの補充をしてくれるようになりました。

いかがでしたでしょうか?

我が家の消耗品管理棚のご紹介でした。

持つ量を決める、買う前にチェック、古いモノから使う、家族と情報を共有する、の4つのコツが循環する消耗品管理のヒントになれば幸いです。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。

元記事で読む
の記事をもっとみる