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一人暮らし男子大学生の自炊事情~慣れ親しんだ味を求める?~

  • 2022.5.20
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ごきげんよう!mamanです。

今日は、「一人暮らし男子大学生の自炊事情」についてです。
我が家の長男は、大学入学をきっかけに、この春から一人暮らしを始めました。
本人は憧れの一人暮らしを満喫中ですが、親としては、やはり食事が気になります。
「ちゃんと食べているのかな?」
と、常に気になっているんですよね。



ご飯が出てくるありがたみを知る
ママ広場


息子は、最初の1年だけでも食事が出る住まいの方がいいのではないかということで、平日の朝と夜だけ食事が出る学生マンションに入居しました。
本人は、最初からアパートで完全一人暮らしをしたかったようですが、大学が始まってみると想像以上に忙しくて、
「やっぱり、最初から毎日自炊するのは厳しかった・・・。」
と言っています。
クタクタに疲れて帰った夜や、課題に追われる日など、食事が出るありがたさが身にしみているようで・・・。
温かいご飯が出てくるありがたみを痛感するのも、大事な人生経験ですよね。

そんな中、食事の出ない週末や祝日には、自炊に挑戦しているようです。
とりたてて料理が好きとか得意というわけでもなかった息子が、どんなものを作っているのか気になって、ついつい、
「今日、何食べた?」
と、メールしてしまいます。

最初はやっぱり「白いご飯」

メールの返信によると、最初の自炊は、やっぱり「白いご飯」でした。
ご飯を炊くのは、家に居た頃にも何度もやっていましたし、お米を研いで炊飯器にセットすればいいだけなので、自炊と言えるのかどうかもわかりませんが、彼としては最初から最後まで自分でやったことに達成感があったのでしょうか、

「米を炊いた。」

というメールが、炊飯器の蓋を開けたばかりの、炊きたてホヤホヤのご飯の写真と共に送られてきました(笑)。
卵や納豆と一緒に食べたようです。

慣れ親しんだ味を求める?
ママ広場


2回目は、鶏むね肉を買ってきて、醤油とみりんで適当に味付けし、焼いて食べたのだそうです。
このときのメールには写真がついていなかったので、あまり納得のいく出来ではなかったのかもしれません(笑)。

でも、鶏むね肉という食材選びは、価格の面でも栄養面でも、なかなか優秀なものを選んだと思いますし、味付けや量の加減、調理の技術などは、これからいくらでも上手になるので、
「最初にしては上出来だね!」
と褒めておきました(親バカですみません)。
いろいろトライしてみて何度も失敗した方が真の上達につながるので、名前もつけられないような謎の料理を、たくさん作ってみたらいいと思っています(笑)。

一人暮らしの部屋のキッチンは狭いですし、本人のキャパシティ的にも、今は1度に1品作るのが精一杯のようです。
でも、豊富に売られているお総菜の中から、たまにはサバ味噌やおひたしなど、魚や野菜のおかずも買ってきたりして、食事の出ない日も、なんとかやっているようです。




幼稚園の頃、参観日の「みんなで好きな食べ物を発表し合う」場面で、
「いちごです!」
「ケーキです!」
「ハンバーグです!」
などと可愛らしい答えが続く流れの中、一人だけ、
「ぼくは、だいこんがすきです!」
と言い放った息子です(笑)。
前日の夜に鶏むね肉と大根の煮物を食べていたので、それを思い出しただけだったと思いますが、初めての自炊で醤油味の鶏むね肉を食べたと聞き、
「やっぱり、小さい頃から食べている味を作ろうと思うんだなぁ。」
と、ちょっとキュンとしてしまいました。
我が家の定番「鶏むねと大根の煮物」を、作って送ってあげようかな、なんて思ったりして(苦笑)。
帰省した時に、改めて「鶏むねと大根の煮物」を伝授するのも楽しそうです。

息子が自炊をするようになり、これまではできなかった主婦目線の会話(底値がどうの・・・とか(笑))もできるようになったことが、ちょっと嬉しい春です。

maman
地方在住のアラフォーママン。 夫と、ティ―ンエイジャーの息子・娘と暮らし、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。

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