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地球ゴージャス初出演・大野拓朗が岸谷五朗の脚本を絶賛!「“和製シェイクスピア”なのかなと」

  • 2022.5.20
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 「Daiwa House Special『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」の製作発表会が行われた
「Daiwa House Special『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」の製作発表会が行われた

細亜羅(ジアラ)役の大野拓朗

5月19日、7月4日(月)の初日を皮切りに、東京と大阪で上演される「Daiwa House Special『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」の製作発表会が都内で行われ、脚本と演出を務める岸谷五朗、出演の大野拓朗、甲斐翔真らが登壇した。

「クラウディア」は、岸谷と寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」で2004年に初演、2005年の地球ゴージャス10周年記念の際にアンコール上演された岸谷の「反戦三部作」の第1作目。桑田佳祐が書き下ろした「FRIENDS」ほか、サザンオールスターズの数々の楽曲でつづるジュークボックスミュージカルで18年振りの再演となる。

歌唱披露の様子
歌唱披露の様子

会見のMCを務めるのは脚本・演出を担当する地球ゴージャス主宰の岸谷。「今回は予算削減のため、司会までやらなければならない…」とあいさつをしてから、製作発表会がスタート。

はじめに細亜羅(ジアラ)役の大野と甲斐、毘子蔵(ヒコゾウ)役の廣瀬友祐と小栗基裕による「Oh!クラウディア」、登壇者全員による「FRIENDS」の歌唱披露が行われた。稽古が始まってからまだあまり時間がたっていないとのことだったが、登壇者全員で息の合ったパフォーマンスを見せた。

歌唱披露の後は登壇者たちによる和気あいあいとした会見へ。

大野「岸谷さんは“和製シェイクスピア”なのかなと!」

細亜羅(ジアラ)役の大野拓朗
細亜羅(ジアラ)役の大野拓朗

禁じられた愛に翻弄される「根國」の剣豪・細亜羅(ジアラ)を演じる大野。地球ゴージャスには初参加となるが、「未来の話ではあるんですけど、時代劇ということで難しい日本語が多いなという印象だったんですけど、どんどん台本を読み込んでいくうちに、改めて日本語の持つ美しさを感じて…。一つ一つの言葉を大切にしながら皆さんがスッと入り込めるように演じられたら」と脚本の印象と意気込みを語る。

そして、「台本を読んだときにシェイクスピアがちょっと思い浮かんだんです。だから書かれているのは岸谷さんは“和製シェイクスピア”なのかなと!」とコメント。

これに岸谷は、「記者の皆さんは、『岸谷はシェイクスピアを越えた』と書いていただければ」と記者に語りかけ、会場の笑いを誘った。

甲斐「いつか地球ゴージャスに出れたらという夢を抱いていた」

細亜羅(ジアラ)役の甲斐翔真
細亜羅(ジアラ)役の甲斐翔真

大野とダブルキャストで細亜羅(ジアラ)を演じる甲斐が、今回が地球ゴージャス初参加。しかし、2016年に上演された「The Love Bugs」の稽古場に行ったことがあるとのこと。その際のことを「僕は芸歴1年目とかだったのですが、『地球ゴージャスってマット運動とかするんだ…』という印象でした」と地球ゴージャスの厳しい稽古やストレッチに参加したことがあると明かした。

また、甲斐は、「その時からいつか地球ゴージャスに出れたらという夢を抱いていて、五朗さんたちと同じ舞台に立ちたいと思っていたのですが…。今回、地球ゴージャス出れる! って思って見たら『いない!!』って(笑)」とコメント。

今回は出演はせずに演出として携わる岸谷は、「寺脇さんも出たくてうずうずしているのですが、物語の最後にファーストキスのシーンが。ここが大盛り上がりなわけですが、寺脇さんが還暦になりまして。還暦のファーストキスはちょっと見たくないなと(笑)。寺脇さんが出ないのに私が出るわけにはいかない。すべて、若者に託しました」とのちの記者からの質問でその理由について笑いを交えて答えた。

廣瀬「本当にプレッシャーもありますが、今は楽しみの方が強いです」

毘子蔵(ヒコゾウ) 役の廣瀬友祐
毘子蔵(ヒコゾウ) 役の廣瀬友祐

細亜羅(ジアラ)と対立する「幹國」の長・毘子蔵(ヒコゾウ)を演じる廣瀬は、「『フラッシュダンス』が五朗さんの演出で、初めて一緒に仕事をさせていただきましたが、今回は五朗さんが生み出した作品の五朗さんが演じた役をやらせてもらうということで。本当にプレッシャーもありますが、今は楽しみの方が強くて、毘子蔵という役に僕自身の血を通わせることができたら」とかつて岸谷が演じた毘子蔵への思いを語った。

小栗「自分がここにいるのが不思議というか、『歌ってるなぁ、俺…』「

毘子蔵(ヒコゾウ)役の小栗基裕
毘子蔵(ヒコゾウ)役の小栗基裕

廣瀬とダブルキャストで毘子蔵を演じるのはダンスパーフォーマンスグループ・s**t kingzとして活動する小栗。「もう本当に自分がここにいるのが不思議というか、『歌ってるなぁ、俺…』と(笑)。期待と不安が秒単位でせめぎ合っているみたいなギリギリの状態でここ数日過ごしていますが、毎日楽しいです」とコメント。

岸谷はそんな小栗に対し、「稽古何日かでの成長ぶりがおそろしいです、皆さんにお見せしたいくらい」と絶賛していた。

廣瀬と小栗の演じる毘子蔵はかつて岸谷も演じた役。甲斐は、「廣瀬さんと小栗さんが役について話している時に五朗さんも『あの時そうだった』と話しているのがとてもうらやましくて…。なんか歴史を感じますし、見ていても楽しい」と稽古場での3人の様子を明かし、“役者が役者を演出する”ことの醍醐味を感じていると語った。

田村「美奈子さんが一緒に歌ってくれてるっていうような気持ち」

クラウディア役の田村芽実
クラウディア役の田村芽実

田村芽実が演じるクラウディアは、かつて本田美奈子.が演じた役。「私の事務所の大先輩でもあり、本当に幼い頃からずっと大好きな尊敬する美奈子さんが最後に演じられてた役を演じさせていただくというのはうれしいとかそういった次元ではない。美奈子さんへの思いがあるので、生半可な気持ちではできないなという思いがあります」と役への思いをコメント。

さらに「私はいつも美奈子さんが一緒に自分の中に歌ってくれているような気持ちで毎日歌っているので、本番も命がけで精いっぱい演じたいと思います」と意気込んだ。

門山「この曲に思いをたくさん込めて皆さんにお届けしたい」

クラウディア役の門山葉子
クラウディア役の門山葉子

門山葉子は田村とダブルキャストでクラウディアを演じる。歌唱披露では、本番ではクラウディア一人で歌唱する「FRIENDS」を登壇者全員で披露したが、「本編だったら一緒に歌えない皆さんと歌えてとても楽しかったですし、とても心強かったです」とコメント。

また、「今日歌っていて、岸谷さんがおっしゃっていた作品に込めた思いや伝えたいことが『FRIENDS』にギュッと込められているなと改めて感じました。見に来てくださる皆さんに今だからこそ伝えられる思いや岸谷さんが込められた思いを伝えられるように、この曲に思いをたくさん込めて皆さんにお届けしたいと、決意を新たにしました」と意気込みを語った。

美弥「初日までに表現できるように頑張りたい」

織愛(オリエ)役の美弥るりか
織愛(オリエ)役の美弥るりか

「幹國」一の女戦士・織愛(オリエ)を演じるのは、元宝塚歌劇団の男役スター・美弥るりか。「日本人女性の中では剣を振った回数は多い方だとは思うので、それを生かせればいいなと思いながら稽古に挑んではいますが、今日ご一緒している方も他の皆さんも体が仕上がっていて…(笑)」と不安を明かしつつも、「そんな方たちと対等に、またせりふでも『強い』と言っていただくので、それを初日までに表現できるように頑張りたいと思います」と話した。

上山「戦うことの愚かさみたいなものを伝えられたら」

 ヤン役の上山竜治
ヤン役の上山竜治

「根國」の長・ヤンを演じるのは上山竜治は地球ゴージャス初参加。稽古場の印象について、「最初に五朗さんに引き込まれて、五朗さんを愛して集まって、こうして作品が作られていくんだなと…。毎日幸せです」と話す。そんな上山に岸谷は「竜治もいいこと言ってるぞ…」とご満悦な様子だった。

そして、上山は続けて、「戦い続ける愚かさと儚さ、戦うことの愚かさみたいなものをこの役を通して伝えられたらいいなと思っております」とヤンへの思いを語った。

中河内「出し過ぎて大事な記者発表なのに声がガラガラに…」

 ヤン役の中河内雅貴
ヤン役の中河内雅貴

上山とダブルキャストでヤンを演じる中河内雅貴は、岸谷から「本読みだけで『根國』を制している」と絶賛。それを受けて中河内は「本読み150パーセントでやると自分に課しているのですが、出し過ぎて大事な記者発表なのに声がガラガラに…」と会場の笑いを誘う。そして、「まずは自分が思うヤンを本読みで提示したいと思って、思いきり行きました」と意気込みを語った。

また、「多彩な出演者を束ねる五朗さんのリーダーシップが素晴らしくて、以前お会いした時から熱い方とは知っていましたが、さらに熱さに魂がのっかって、存在感とオーラがぱねぇっすね!」と岸谷についてコメント。岸谷に「熱すぎない?」と問われ、「もうちょいほしいですね!個人的には熱いのが好きなので!」と熱く回答していた。

平間「ちょっとでもゴージャスの雰囲気を出せるように」

龍の子役の平間壮一
龍の子役の平間壮一

両国に恐れられている龍の子役の平間壮一は、地球ゴージャスへの参加が今回で3度目。「最初お話をいただいた時は、寺脇さんと五朗さんがいないというのが想像つかなかったんです」と話す。「3度目の出演ということで、『ベテラン』なんて言っていただきましたが、これまでにゴージャスの出演経験がある方もいらっしゃいますが、ちょっとでもゴージャスの雰囲気を出せるように、自分では勝手に背負ってるつもりでやっています!」と意気込みを語った。

新原「僕にしかできない龍の子が見つかれば」

龍の子役の新原泰佑
龍の子役の新原泰佑

平間とダブルキャスト龍の子役を務めるのは新原泰佑。カンパニーの最年少となる新原は、座席が後列の一番端ということで、コメント時には、岸谷らの計らいで舞台前方へ移動。岸谷にさらに「ここに来るか?」と司会の位置を指され、「それが違う気がするのは僕でも分かります!」と会場の笑いを誘った。

そんな新原は、「稽古場も豪華すぎる大先輩たちがいらっしゃって、壮一さんがお隣にいらっしゃって。壮一さんの姿を見ていて、壮一さんにしかできない龍の子だったので、僕も僕にしかできない龍の子が見つかればいいなと日々稽古をしています」と刺激を受けている様子だった。

また、龍の子役はオーディションで掴んだと明かし、岸谷に歌やダンスの動画も送ってアピールしたとのこと。岸谷は、「なんでも送ってくるくせができたようで、最近出たカレンダーまでサイン入りで送られてきました(笑)」とエピソードを明かした。

湖月「岸谷さんと寺脇さんのDNAをしっかり受け継いでいて」

神親殿(カシンデン)役の湖月わたる
神親殿(カシンデン)役の湖月わたる

物語の世界を司る神・神親殿(カシンデン)を演じるのは、これまでに何度も地球ゴージャスに参加経験のある湖月わたる。ハイチェアに座る登壇者が立ち上がるように指示された際には、座っている高身長の湖月に岸谷から「あれ? 立ってる?」とボケが飛ぶなど、親交の深さが感じられた。

湖月は初めて観た地球ゴージャスの作品が「クラウディア」だったと話し、「音楽の力と五朗さんが込められた熱くて深い思い、エネルギッシュなダンスナンバー、見ているこちらの心がヒリヒリするような立ち回り…」と作品の魅力を熱く語る。

また、続けて「本気の芝居をしている中に現れる、お笑い…この絶妙なバランスが魅力的で! みんな岸谷さんと寺脇さんのDNAをしっかり受け継いでいて、稽古場でも面白いです! 隣にいる美弥ちゃんと『面白いよねぇ』ってお腹を抱えて笑っています!」と話し、作品をアピールした。

「Daiwa House Special『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」は、東京・東京建物 Brillia HALLで7月4日(月)~24日(日)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールで7月29日(金)~31日(日)まで上演される。

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