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窪田正孝が語る、30代になって変わった俳優としての生き方「この仕事を俯瞰で見られるようになった」

  • 2022.5.14
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窪田正孝 撮影=玉井美世子/スタイリスト=菊池陽之介/ヘア&メーク=糟谷美紀
窪田正孝 撮影=玉井美世子/スタイリスト=菊池陽之介/ヘア&メーク=糟谷美紀

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2019年、2021年と2シーズンにわたって月9ドラマとして放送され、人気を博した「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)が、「劇場版ラジエーションハウス」として戻ってきた。主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織を演じる窪田正孝に本作への思いなどを聞いた。

「ラジハチームはずっと仲がいい」

――まずは映画版の見どころを教えてください。

映画になってスタッフさんが変わったことで、いつも見慣れた「ラジエーションハウス」もまた違った見え方になると思います。その変化はすごく楽しみ。また普段、基本的に縁の下の力持ちという役割を果たしている技師たちが、今回外に出て日の光を浴びるのですが、違った意味で彼らのすごさがスクリーンを通して伝わるんじゃないかなと思うとワクワクします。

――劇場版になり作品のスケールは大幅にアップしていますが、メンバーたちの“わちゃわちゃ”したラジハ(ラジエーションハウス)らしさは、ドラマ版から健在していますね。そんなほほ笑ましいやりとりはファンの心をくすぐっている印象です。

ラジハチームはずっと仲がいいです。それはエンケン(遠藤憲一)さんや八嶋(智人)さん、浅野(和之)さんたち先輩方がすごく面倒を見てくださるというか、僕らが自由に動ける環境をつくってくださったのが大きかったと思います。本当に本番ギリギリまでたわいのないことで盛り上がっていて、そんなところが映像にも出ているんじゃないかなと。

「30代になり、結婚し、少し心に余裕ができた」

窪田正孝 撮影=玉井美世子/スタイリスト=菊池陽之介/ヘア&メーク=糟谷美紀
窪田正孝 撮影=玉井美世子/スタイリスト=菊池陽之介/ヘア&メーク=糟谷美紀

――シーズン1の放送から映画公開まで丸3年。チームワークの良さは変わらないが、大きく変化したこともあったそうですね。それが五十嵐に思いを寄せる新人診療放射線技師・広瀬裕乃を演じる広瀬アリスさんとのことですが…。

シーズン1から2まで約2年間ありましたが、その間にいろいろな現場を経験して、多くのものを背負ってきたことが実感できるような変化をアリスに感じたんです。それがあったからこそ、劇中の広瀬の成長に説得力があった。“ラジエーションハウス”にまた大きな武器が追加されたような気がします。もちろんアリスだけではなく、皆さん、すごくレベルが上がっているので、僕自身もとても刺激を受けました。

――窪田さん自身も30代になって、俳優という仕事に向き合う姿勢が大きく変わってきたということですが、具体的にどんな変化があったのでしょうか?

20代はとにかくがむしゃらに作品に向き合っていて、台本の読み方も表面的な感じになってしまっていることがありました。30代になり、個人的に結婚し、いろいろなことを共有できる人ができたり、私生活の時間も大切にする気持ちが芽生えてきたりしたことで、この仕事を俯瞰で見られるようになったんです。そのことで少し心に余裕ができましたし、これまではあまり人と物事を共有するのが得意ではなかったのですが、今はいろいろな方の話を聞いてみたいと思えるようになりました。

「唯織は30代前半までしかできない役だと思っている」

窪田正孝 撮影=玉井美世子/スタイリスト=菊池陽之介/ヘア&メーク=糟谷美紀
窪田正孝 撮影=玉井美世子/スタイリスト=菊池陽之介/ヘア&メーク=糟谷美紀

――「ラジエーションハウス」は窪田さん自身にとっても、30代に突入してから出合った作品です。このタイミングで五十嵐という役に携われたことも大きかったそうですね。

唯織はとても清らかな青年であり、あまり年齢を重ねたことによってにじみ出てくる俗っぽさみたいなものは出したくなかったんです。僕自身も年を重ねていくので、続編があったとしても、30代前半までしかできない役だと思っていました。その意味で昨年までのタイミングでドラマのシーズン2や劇場版の撮影ができたことは良かったです。ギリギリ間に合ったという感じでした。

――最後に改めて、本作への思いを教えてください。

こうやってドラマから劇場版まで続けてくることができたのは、「ラジエーションハウス」を見続けてくださった方々がいたからこそ。この映画には、ずっと作品を応援してくださった方々に恩返しをしたいという気持ちがいっぱい詰まっています。唯織と(甘春)杏(本田翼)の行方も見届けてもらえたらうしいです。

◆取材・文=磯部正和

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