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「膣内フローラ」ってなに? デリケートゾーンの不快な症状と膣内フローラの関係を医師にASK!

  • 2022.5.13
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働く女性の3人に1人が抱えているデリケートゾーンの悩み。かゆみやにおい、ムレの原因は、「膣内フローラ」の乱れが影響している。

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膣のなかには、善玉菌と悪玉菌の常在菌が存在し、これら菌のバランス(細菌叢)のことを「膣内フローラ」という。

女性の体には、バランスを正常に保つ自浄作用が備わっているが、膣内の環境はかなりデリケート。体調やストレスによって、膣内フローラのバランスが崩れてしまう。

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「膣内フローラ」という言葉を聞いたことがある人も多いはず。腸内の壁に並ぶ常在菌が花のように見えることからフローラ(細菌叢)と呼ばれる。膣内フローラも、膣に存在する常在菌のパターンのことを指す。

実験手法の進歩により細菌全体のバランスを総体として解析することができるようになったことで、フローラ(細菌叢)に注目が集まっている。

「腸内フローラという言葉が広く知られているように、腸内細菌叢が最初に注目されてから、細菌叢の役割の重要性が徐々に明らかにされ、そこから膣、皮膚など体のさまざまな部位の細菌叢に注目が広がってきています」(原田美由紀先生)

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おりものが少しすっぱいにおいがするのは、善玉菌である乳酸菌が膣の健康を守っているから。

善玉菌が優勢な状態で膣内フローラのバランスが整った状態だと、乳酸菌などの働きで膣内が弱酸性に保たれる。弱酸性は、善玉菌が働きやすいプラスな環境で、悪玉菌の侵入を防いでいる。

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一方で、膣内フローラのバランスが崩れると乳酸菌が減少し、悪玉菌が繁殖してしまう。

悪玉菌が優勢になってしまうと、かゆみや悪臭、おりものの変化などデリケートゾーンのトラブルが発生するリスクも。

「善玉菌のほうが弱いので、たとえば抗生物質などを使用した場合に善玉菌が減ってしまうなどの原因が考えられます。また、免疫能が低下している状態も、悪玉菌が優勢になってしまう原因です」(原田美由紀先生)

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腸内フローラと同様で、膣内に存在する菌のパターンは、食生活や生活の環境によって、ひとりひとり異なるもの。

年齢や体質で差があるものの、膣内フローラのバランスは幅広い年齢層に影響があると考えられている。

「善玉菌である乳酸菌は、女性ホルモンの影響を受けるとされています。個々の体質と関連するかまでは定かではありませんが、実際に診療をしていると腟症状を繰り返す方がいらっしゃいますので、体質や生活習慣の影響もあるでしょう」(原田美由紀先生)

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