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「ちょっと待ってて」を使いすぎ!?罪悪感にかられたママが工夫したこと

  • 2022.5.13
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現在第2子妊娠中、3歳の長女を育てています。長女の後追いが激しかったとき、自分が言う「ちょっと待ってて」の多さに猛反省したことがありました。しかし、ちょっと工夫をしてみたことで、私の心がスッキリした体験談をご紹介します。

後追いが激しい娘に何度もかけた言葉

長女が2歳になる少し前、私への後追いが激しくなっていました。それでも私は激しい長女の後追いに困りながらも、できるだけ時間をとって向き合うようにしていました。


とは言っても、長女が私にかまってほしいタイミングと私が家事に忙しくするタイミングがかぶってしまうこともあります。そんなときには仕方なく長女に「ごめんごめん、ちょっと待っててね! 」と声をかけながら、焦って家事をすることもたくさんありました。

「ちょっと待って」の多さに自己嫌悪

ある日、長女の機嫌が最悪のときと家事のタイミングがかぶってしまうことがありました。「ちょっと待ってて」と言ったそばから「お母さん! お母さん!!」と何度も呼ぶ長女。長女に呼ばれるたびにイライラしながら「はいはい! ちょっと待っててね」と何度も言っていました。


家事が終わって長女のところに行くと、長女は「うわぁぁ」と泣きながら私にしがみつきました。このとき「ちょっと待っててばっかりでごめんね……」ととても反省し、どっと疲れたことを覚えています。

言い方を変えると気持ちの変化が…

母を求めて泣く長女に対して「ちょっと待ってて」の言葉は、だいぶ冷たく感じただろうな、と思った私は言い方を変えてみることにしました。「ちょっと待ってて」ではネガティブに聞こえるので、「よーし! これだけ片づけちゃうね! 」と言ってみたり、「ここだけやったらすぐ抱っこさせてね!」と言ってみたり。

結局、待たせることに変わりはないのですが、ポジティブな雰囲気で言うことで、まず私のほうが明るい気持ちになりました。一方長女はというと、残念ながらそれで後追いがおさまったということはなく……。それでも私のほうは「ちょっと待ってて」と言うたびに積み重なっていく罪悪感が少し減り、前向きになれたように感じました。

待つ側の長女の負担が減ったわけではないですが、用事を済ませて長女の元へ戻るときの私は、イライラして焦って家事をしていたときより笑顔でいられるようになりました。そのおかげで私の育児ストレスが減り、娘に対して明るく接することが増えたので結果オーライだったかなと思います。

ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!

監修/助産師REIKO


著者:水田 真理

アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。

ベビーカレンダー編集部 /キッズライフ取材班

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