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ウィリアム王子、王室のルールを“無視”した「行動」が感動を呼ぶ

  • 2022.5.13
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イギリス王室のウィリアム王子が王室のルールを破って男性をハグする姿が感動を呼んでいる。(フロントロウ編集部)

ウィリアム王子が王室のルールを破って男性を抱擁

現地時間5月11日、妻のキャサリン妃とともにスコットランドのグラスゴーを訪問したウィリアム王子が、王室のルールを破って男性をハグする場面があった。ご存じの方も多いと思うが、王室のメンバーは一般人と握手までしかしないというルールがあり、欧米ではポピュラーな挨拶であるハグをすることは許されていない。

画像1: ウィリアム王子が王室のルールを破って男性を抱擁

この日、スコットランドを代表する住宅・介護・不動産管理グループのWheatley Groupの施設を訪問したウィリアム王子とキャサリン妃は、そこでホームレス問題を話し合ったほか、ソーシャルハウジング(低所得者向け住宅)制度を利用したり、雇用支援を受けたりすることで生活が改善した人たちと対面し、彼らから直接話を聞いた。

かつて一時的にホームレスになり、現在、ソーシャルハウジングに住んでいるというウィリアム・バーンズ氏(66)は、ウィリアム王子との対面に感極まって涙。そんなバーンズ氏をウィリアム王子がぎゅっと抱きしめる様子が目撃され感動を呼んでいる。

波瀾万丈な人生を送ってきたというバーンズ氏は、ウィリアム王子とハグした際、“息子が父親とハグをする”ような感覚を味わったといい、その瞬間について「こうなることは予想していませんでした。(ウィリアム王子とハグしたことで)感情のスイッチが入ってしまったんです。これまでの人生においても、人としても、このような感情になったのは初めてです」と英Daily Mailのインタビューで振り返った。

ちなみに、王室のメンバーと会う際はハグはもちろんのこと、「体に触ってはいけない」、「名前(ファーストネーム)を呼んではいけない」、「サインや写真撮影をお願いしてはいけない」など、さまざまなルールがあるとされているが、Daily Mailによると、ウィリアム王子とキャサリン妃は肩書きではなく名前で呼ばれることを望んでいるといい、これまでの伝統や堅苦しさと決別し、もっと親しみやすくて近代的な君主制に焦点を当てたいと考えているという。

画像2: ウィリアム王子が王室のルールを破って男性を抱擁

実際、今年3月に訪問先の店主から「ウィリアム」「ケイト」と呼び捨てにされるも、気にするそぶりを見せなかったというエピソードがあるほか、今回のスコットランド訪問でも、2人がファンからの写真撮影のリクエストに快く応じる姿があった。(フロントロウ編集部)

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