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実際に節約できています! シンプリストが実践している「食費節約術」3選

  • 2022.5.12
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食品や生活用品の値上げが続くなかで、店頭で価格が高くなったと感じたり中身が少しずつ減ったりして、今までよりも食費にお金がかかると痛感する機会も増えたはず。そこで今回は、シンプル志向で整理収納アドバイザーである筆者が整理収納の視点も取り入れながら、食費節約の方法をご紹介します。

1.買い物は週2回に分ける

筆者は元々、1週間分の食材を週末にまとめ買いしていました。

しかし、子どもが成長して買い物の量が増えるにともない、1週間分の買い物を1回で済ませようとすると、荷物がとても重くなって大変に。また、日持ちがする野菜としない野菜を分けて下ごしらえすることも、量が多いため手間がかかってストレスに感じていました。

そのため、現在は週に2回、3~4日分ずつ買い物に行くようペースを変更。買い物を週2回に分けることで、冷蔵庫にもほどよく空間が生まれ、食材を整理しやすくなりました。食材の残量もしっかり把握できるので献立も考えやすくなり、食材のロスも減ったと感じています。

2.冷蔵庫を見やすく整理する

先ほども触れたように、冷蔵庫を見やすく整理すると消費期限切れの食材を減らすことができるため、結果的に食費の節約にもつながります。

さらに、冷蔵庫の中にあれこれ詰め込みすぎると、食材が取り出しにくかったりうまく冷えなかったりして、ストレスを感じてしまうことも多くなりますが、どこに何があるかわかりやすいように普段からしっかり整理しておくことで、食材の迷子を減らせる上に、家事の時短にも繋がります。

筆者は冷蔵庫内を整理するために、100均グッズなどを取り入れているので実用方法をいくつかご紹介します。

(1)トレーを入れて引き出し式にする

手が届きにくい奥のスペースは、トレーを活用して食材を取りやすくしています。ヨーグルトや豆腐、卵など、同じ食材をトレーに入れて縦一列にまとめておくと、在庫の管理がとてもラクになりますよ。

毎日の朝食で使う食品やジャムなどのビン類など、一緒に使うものをトレーにまとめて置いておくと、食事の準備もスムーズになるでしょう。

(2)ドアポケットに仕切りを入れる

ドアポケットの調味料スペースには、100均で買えるドアポケット専用の仕切りを入れて、指定席を決めています。

逆さまにしたケチャップやマヨネーズは、ケースに入れて立てて収納。ビンなど液だれして汚れやすいものは、あらかじめ下にキッチンペーパーを敷いておくと、汚れが広がりにくく掃除もしやすくなります。

(3)ちょっとした工夫で食材を最後まで使い切る

引き出し式の冷凍庫や野菜室は、上から見て一目で在庫がわかりやすいよう、立てて整理しておく方が良いでしょう。在庫が把握しづらいと間違えて同じ食材を買ってきてしまい、食品ロスを増やすことに繋がりかねません。

冷凍庫は食材の形を揃えて整理しやすさを重視。野菜室は仕切りを入れて見やすく、さらに汚れにくいように工夫してみましょう。

冷凍庫
肉や魚は、家族分の量に分けてビニール袋に入れ、バットで平らな状態にして冷凍保存。すると、板状に冷凍しておけるため、すべて同じ大きさに揃えられ、立てて収納しやすくなります。

野菜室
野菜が埋もれてしまわないように、ケースで仕切りを作って種類ごとに整理整頓することがポイントです。小松菜やきのこは、買ってきたら食べやすいサイズにカットしておき、すぐ使えるように半透明のプラスチック容器に移し替えます。使いかけの野菜は、野菜室の一番手前に置いて、使い忘れがないように常に目に入る位置に置きましょう。

3.タレやドレッシングは食べる分だけ作る

筆者宅では、焼き肉のタレやドレッシングを買っても、途中で味に飽きてしまい、最後まで使い切れないこともあり、もったいないと感じることがよくありました。

現在は、市販のタレやドレッシングはほとんど買わず、当日に食べる分だけを作るようにしています。基本の調味料を組み合わせれば、味噌だれ・中華ダレ・塩ダレ・香味ダレなど、さまざまなバリエーションのタレを作れます。

自作することで残っているタレやドレッシングの消費期限を気にする必要もなくなり、自分好みの味付けが可能です。使いかけやほとんど使わない調味料が冷蔵庫にある場合は、原材料表示を見て自分でも作れそうかどうか、ぜひ検討してみることをおすすめします。

筆者は、冷蔵庫の中は“自分専用のスーパー”だと思っています。バイヤーである自分が使いやすい食材や調味料を、把握でき、使い切れる量だけをセレクトして陳列することで、冷蔵庫がより使いやすくなる上に食費の節約にもなります。

買ってきた食材はおいしいうちに無駄なく使い切れるよう、買い物の量や回数をそれぞれのご家庭の事情にあわせて工夫してみてくださいね。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

文/のぞみ

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