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【SEVENTEEN】「僕たちのことを待っていてくれたぶん、幸せにします!」 6万人を魅了した、2年半ぶりのオフライン公演レポート

  • 2022.5.12

韓国の13人組ボーイズグループSEVENTEENが2年半ぶりに来日! 5月7日、8日、さいたまスーパーアリーナにてファンミーティング『SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING HANABI』が開催された。

【画像】ファンミーティング『SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING HANABI』の様子 計17枚

そのタイトル通り、花火の映像からスタート。S.COUPS、JEONGHAN、JOSHUA、JUN、HOSHI、WONWOO、WOOZI、THE 8、MINGYU、DK、SEUNGKWAN、VERNON、DINO。ステージに13人が一列に並んだ姿は圧巻で壮観、そして華やか! 2020年4月、コロナ禍の緊急事態宣言直前にリリースされた『舞い落ちる花びら(Fallin Flower)』を幕開け1曲目に持ってくるのが感慨深い。

しっとりと歌い上げた後に13人がひとりずつ挨拶していくのだが、すぐさまいつものわちゃわちゃモードがスイッチオン! まずはグループのMC HOSHIが「CARAT(ファンの総称)ちゃん、お元気でしたか?」と声を掛ける。

VERNON、MINGYU、JEONGHAN……と順々に挨拶をしていくのだが、他メンバーからの合いの手や茶々が入って賑やかになるのがさすがSEVENTEEN。例えばMINGYUが「左の皆さん、右の皆さん、上の左の皆さん、上の右の皆さん」と会場に向けて声を掛けていると誰かが「後ろのCARATちゃん~」と付け足し、WONWOOやJOSHUAが挨拶していると誰かが「ああ~、かっこいいですね~」と感想を漏らす。大所帯グループならではのガヤ芸はもはや唯一無二の楽しさ。

ゲームはふたつ。前半は究極の二択を選ぶバランスゲーム。「A:一生同じ食べ物しか食べられない or B:一生同じ服しか着られない」や「A:笑いたい時に笑えない or B:泣きたい時に泣けない」、「A:1年間、世界中を旅行 or B:1年間、ひとつの国を旅行」など、メンバーの考え方や個性がわかる質問が出る中で盛り上がったのは、「A:SEVENTEENのリーダー or B:SEVENTEENの末っ子」。リーダーのS.COUPSがBを、末っ子のDINOがAをそれぞれ猛烈アピール。

曰く、DINO「僕はAです! 永遠に! 末っ子はヤダ!」、S.COUPS「DINOくんみたいな子どもたちはリーダーの苦しみをわかってない。こんなに言うことを聞かない弟たちが12人もいるんですよ?」。

他のメンバーたちも笑いながら「DINOはお兄ちゃんたちの愛をあまりにも食べ過ぎて、こんなになっちゃたんだね」(JEONGHAN)、「末っ子はいいよ。みんながコーヒーもくれるし、食べ物もくれるし、いつも遊んでくれるし」(SEUNGKWAN)などなど大激論(?)。WONWOOが「末っ子も大変だけど、リーダーより末っ子の方がいいよ」と言うと、S.COUPSが「君は僕の気持ちをわかってくれてる」というようにWONWOOをハグ。Bを選んだJUNには「JUNさんはすでに末っ子みたいなものです。本当にかわいい!」と、SEUNGKWANが会場の誰もが納得するコメント。

後半は7人ずつに分かれてのリレー形式ゲーム。「新聞紙ダーツ」「ヨーヨー風船釣り」「射的」「タップボールゲーム」「ベビーカーデリバリー」「ジェスチャーで説明!」「ジェスチャーを当てる」というそれぞれのゲームをするメンバーが会場に散らばり、タイムを競うもの。SEUNGKWAN、DK、HOSHI、VERNON、JEONGHAN、WONWOO、BチームはS.COUPS、DINO、WOOZI、JOSHUA、MINGYU、JUN。そしてどちらのチームに参加できるのがTHE 8という布陣。

Aチームが美しいハーモニーで『Dont Wanna Cry』を「ウルゴシプチアナ~A(エイ)A(エイ)」と歌うと、Bチームは『HANA B(ビー)!HANA B(ビー)!』と応戦し、スタート前からの応援合戦も賑やか。広いアリーナ会場を余すことなく使い、CARATにより近づくことができ、盛り上がる中、Bチームの勝利という結果だった。


ゲームを終えてニコニコ楽しそうなメンバーたちだが、DINOが「残念なお知らせが……」と切り出すと、悲しそうに叫ぶTHE 8、HOSHIと抱き合って泣く(振りの)DINO、「僕たち、2013年以来、涙を流したことがないんですが」と涙を我慢する(振りの)VERNONと恒例の(?)小芝居ののちに、「次が最後のステージです」のお知らせ。この4月にリリースしたばかりの最新デジタルシングル『Darl+ing』と『あいのちから』を披露し、ひとりずつ日本語を交えた最後の挨拶。

「”あいのちから”でここまで来ることができたし、少し離れていてもお互いを守り抜こうって思いました。今日いただいた”あいのちから”で、皆さんが、仕事や学校で楽しい気持ちを持ち続けてくれたら嬉しいです」(THE 8)

「『あいのちから』や『ひとりじゃない』とかいい曲がたくさんあるのに、皆さんの前でできなくてもどかしい想いをしてきましたが、ついに皆さんの前で披露できて幸せでした。僕たちのことを待っていてくれたぶん、幸せにします」(SEUNGKWAN)

「僕にいつも夢のような日々をプレゼントしてくださってありがとうございます。1日も早くドームツアーをして、CARATの皆さんと楽しく過ごせる日が来たらいいなと思います」(S.COUPS)

「こうして同じ場所にいることが信じられないしドキドキワクワクします。ここまで耐えてくれて頑張ってくれてありがとうございます。どんなつらいことがあっても、避けずに乗り越えて世界で一番影響力のある、唯一無二の太陽のような輝くセブチになります」(HOSHI)

「2017年に初めてにここに来ました。僕は19歳でした。こうして戻ってきて当時の記憶と感情、今の感情があわさって本当に胸がいっぱいになりました。ここに立てるのは皆さんのおかげです。僕の存在意義はCARATの皆さんです」(DINO)

「こんな日が来るまでにたくさんの時間がかかりましたね。会えるまでこんなに長くかかると思いませんでした。会えなくて悲しかった。皆さんの僕の人生の原動力だって感じました。皆さんがいないと思うと怖いです。会えるならいつも会いたい」(MINGYU)

「今日とっても幸せでした。ちょっと残念なことがあるとしたらみなさんの声を聞けなかったことや、マスクがあるから笑顔を見られなかったことだと思いますが、でもいつか皆さんの素敵な声や微笑みが見られる日が来ると思います。CARATの皆さん、最高」(JUN)

「次の公演では皆さんの声も共有したいです。その時までどうか身体に気を付けてご飯もいっぱい食べて笑顔になってください。大切で愛おしいCARATを僕の目に焼き付けることができて本当に幸せでした。これからどんなこともあっても僕がいるから、つらくても泣かないで笑ってくださいね。大好きよ」(DK)

「久しぶりのファンミーティングだから心配も緊張もたくさんしましたけど、マスクをしていても皆さんの笑顔が見えました。僕は透視の能力があるから(笑)。CARATは僕にとって(こそこそとポケットからスマホの充電器を出して)充電器ですから」(JEONGHAN)

「会いたいのにいろんな状況で会えなくて寂しかったです。今日こうして会えてとっても嬉しかったし、CARATの愛もたくさんいただきました。ずっと待っていてくれてありがとうございます。愛してます」(JOSHUA)

「皆さんに会いたくなるとよく空を見上げました。曇った日は星がひとつも見えませんが、雲が過ぎ去るとまた星が見えるように、僕とCARATの間に雲が通り過ぎてるんだと思いました。今日の僕の天気は雲ひとつない晴れでした。明るく輝かせてくれてありがとうございました」(WOOZI)

「昨日今日と会場をいっぱいにしてくれて不思議な感覚に陥りました。こんなに大きな愛をくださってありがとう。元気な姿でここにいてくださってありがとうございます。皆さんのおかげで素敵な思い出がたくさんできました」(VERNON)

「次回も楽しく健康でCARATの皆さんに会えることを願っています」(WONWOO)

アンコールではトロッコに乗って会場を回り、手を振ったりタオルを投げたりとCARATたちと直接の交流した彼ら。『ひとりじゃない』『Healing -Japanese ver.-』『Snap Shoot -Japense ver.-』の他、BGMで流れた『VERY NICE』と『CALL CALL CALL!』も急遽歌うなど、アンコールでもノリは絶好調。さらに「また次回会いましょう」とお別れして幕が閉じても、何度も『Snap Shoot』でまた出て来るというお遊び(?)で、これにはCARATたちも泣いたり笑ったりで感情が大忙しだったに違いない。でもこの賑やかで楽しくてかわいくてサービス精神たっぷりなのがSEVENTEEN! 久しぶりのオフラインでの”再会”に彼らもCARAT同様、テンションMAXだったのだろう。

【PROFILE】
SEVENTEEN(セブンティーン)
13人組ボーイズグループ。グループ名は13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17という意味が込められている。楽曲制作から振付までメンバー自らが携わっている。

【INFORMATION】
2022.5.27 RELEASE (日本では6月10日リリース)
4th Album『Face the Sun』

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