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甘酸っぱいフレンチトースト"パン・ペルデュ"

  • 2022.5.12
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温かいソースから香るカルダモンの香りに、思わずうっとり。甘酸っぱさの中に爽やかさが加わり、フレンチトーストのデザート感がアップ!開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・新富町のフレンチ「ビストロシンバ」の菊地佑自さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!

甘酸っぱいフレンチトースト"パン・ペルデュ"

■“パン・ペルデュ”のつくり方

ぜひ余ったバゲットでデザートに!前日から卵液に浸しておくのがベターだが、袋の中で軽くもめば当日の準備でもOK。バゲットがスポンジのように卵液を吸い込んで、ふっくらやわらかく焼き上がる。


◇材料 (4人分)

バゲット:20cm
A :
・ 生クリーム:100ml(乳脂肪分35%)
・ 牛乳:100ml
・ 溶き卵:2個分
・ 砂糖:20g
・ 塩:3g
バター:20g(食塩不使用)
★ [ソース]:
・ さくらんぼ:60g(2等分して種を抜く)
・ ラズベリー:60g
・ 砂糖:25g
・ カルダモン:適量


(1)バゲットをカットする
バゲットは縦に2等分し、さらに2等分の斜め切りにする。

(2)カルダモンをすりつぶす
[ソース]のカルダモンはすり鉢に入れ、すりこ木で細かくつぶしておく。

(3)卵液をパンに吸わせる
ポリ袋にAを入れ、よく混ぜ合わせる。1のバゲットを入れ、袋の上から卵液を吸わせるようにして、バゲットに軽くもみ込む。

卵液をパンに吸わせる
卵液をパンに吸わせる

(4)焼く
フライパンにバターの半量を入れ、弱火にかけて溶かす。3のバゲット2切れを断面を下にして並べ、じっくり焼く。焼き色がついたら返す。もう一方の面も焼けたら器に盛る。同様に残りの2枚も焼く。

焼く
焼く

(5)仕上げ
あいたフライパンをキッチンペーパーなどで軽く拭き取り、残りのバターを入れて再び弱火にかける。[ソース]のさくらんぼ、ラズベリーを入れ、砂糖をふる。ヘラで混ぜながら火を通し、ラズベリーがくずれたら火を止め、2のカルダモンを加える。このソースを4にかけて、さらにカルダモンをふる。余っている生のさくらんぼとあれば、ベルベーヌ(ミントでも可)を飾る(分量外)。

完成
完成

――教える人

「菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ」

フランスでは三ツ星店からビストロまで、幅広い経験を積み腕を磨く。2015年、新富町に同店を開業。今の季節、開放感のある窓際の席はオープンエア気分も楽しめる。



◇店舗情報

「ビストロシンバ」
【住所】東京都中央区銀座1‐27‐8
【電話番号】03‐6264‐4218
【営業時間】17:30~24:00(L.O.23:00)
【定休日】月曜・第3火曜日
【アクセス】東京メトロ「新富町駅」より3分


※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。

写真:中垣美沙 構成:編集部

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