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あごの角栓が気になる!ザラつきやぷつぷつのないタマゴ肌を叶えるスキンケアとは

  • 2022.5.6
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あごに角栓ができるのはなぜ?

あごに角栓
出典:byBirth

鏡に近づいて見てみると、そそり立つようなあごの角栓にぎょっとした経験がある方もいるのではないでしょうか。

角栓とは、毛穴にたまった皮脂と古い角質が混じり合ってできた白い塊のこと。肌の生まれ変わりであるターンオーバーがスムーズなら毛穴から押し出されるのですが、肌コンディションが低下すると角栓が毛穴をつまらせて、ニョキニョキと育ってしまうのです。

特にあごは皮脂が分泌されやすく、しかも、唇下の凹みやあごの形から、クレンジングや洗顔で汚れを洗い残しやすくなります。つまり、もともと角栓ができやすいパーツなのです。

さらに、近年のマスク生活も悪影響。マスク内は呼気で蒸れて皮脂が出やすい状態に…。そして、マスクが肌と摩擦を起こしてターンオーバーの乱れ(古い角質の蓄積)を引き起こします。

これでは、ますます角栓は増えるばかりで、嫌になってしまいますよね。だからこそ、しっかりあごの角栓ケアをして、ツルツル肌を目指しましょう!

あごの角栓ケアはこれをする

あごの角栓ケア
出典:byBirth

あごの角栓は、できてしまってからだとケアが大変!古い角質や不要な皮脂汚れをためない=毛穴を詰まらせないことが、なにより大切です。

そのため毛穴ケアの基本は…、

  • クレンジングと洗顔で毎日汚れをしっかりオフ
  • 水分と油分をバランスよく肌に補い、ターンオーバーの整ったすこやか肌を守る

とはいえ、基本に忠実にスキンケアをしても、どうしてもあごに角栓ができしまうことがあります。また、すでにニョッキリ顔を出したあごの角栓に悩んでいる方もいることでしょう。

そんなときは、クレンジング・洗顔・適度な保湿+αの対策が必要になります。それでは、あごの角栓ケアについて詳しくチェックしていきましょう。

クレンジングと洗顔&適度な保湿

クレンジングと洗顔
出典:byBirth

肌の清潔さとうるおい保持を、毎日しっかり行いましょう。ただし、毛穴に汚れを残さない&できてしまった角栓を取ることばかり考えて、洗浄力が強いクレンジングや洗顔料を使用したり、ゴシゴシ肌をこすったりするのはNGです。

かえって肌の乾燥を招いて皮脂が過剰に分泌される、肌摩擦でターンオーバーが乱れて古い角質が蓄積するなど、角栓をつくる原因になってしまいます。

クレンジング~洗顔まで終えて、肌がつっぱるなら洗いすぎの可能性ありです。汚れはきちんと落としつつ、肌のうるおいをキープしてくれるアイテムにシフトしましょう。

洗うときのポイント

あご、特に唇の下は洗い残しやすすぎ残しが多くなります。下唇と歯茎のあいだに舌をさしこんで、皮膚をぷっくりふくらませて洗うとよいですよ。

洗顔後は…

洗顔後の肌はとても無防備で、水分が失われやすい状態です。なるべく早く、保湿ケアをしましょう。なお、保湿とは水分と油分をバランスよく補うことです。

「毛穴がつまりそうだから乳液やクリームを使わない」という方もいるようですが、水分だけのケアでは肌内部の乾燥がすすんで、皮脂が過剰に分泌される可能性があるので注意しましょう。

蒸しタオル

蒸しタオル
出典:byBirth

すでにあごの角栓ができている場合は、洗顔前に蒸しタオルを取り入れるのがツルツル肌への近道です。できる限り、毎日取り入れましょう。

蒸しタオルで肌を温めると、角栓が柔らかくなって落としやすくなる、毛穴が開いて汚れがスッキリする、顔の血液の流れが促されてターンオーバーに好影響など、メリットがたくさんありますよ。

蒸しタオルケアのやり方
  1. タオルを水でぬらして軽く絞る
  2. レンジで600W30秒~1分温める
  3. 肌にじんわり熱が伝わる程度までタオルを冷まして、顔にのせる
  4. タオルの熱がなくなったら終了

入浴時に蒸しタオルをするなら、洗面器に45度程度のお湯を入れてタオルを浸して、タオルが温まったら絞ってから顔にのせましょう。いずれの場合も、タオルが熱すぎる状態で触ったり顔にのせたりするのはNGです。

スペシャルケア

スペシャルケア
出典:byBirth

私たちの肌はとてもデリケートなので、紫外線ダメージや外気の乾燥、生活習慣の乱れなど、さまざまな影響でターンオーバーが乱れがちに…。すると、肌を清潔に整えて、十分な保湿ケアをしていても角栓が目立ってしまう場合があります。

そんなときは、スペシャルケアで早めに角栓をリセットしましょう。もちろん、すでにあごの角栓に悩んでいる方にも有用です。

おすすめは拭き取り化粧水(拭き取り美容液)かクレイパック!ご自身の使いやすいアイテムを選んでくださいね。

拭き取り化粧水

コットンに化粧水を含ませ、角栓をやさしく拭き取るだけなので手軽。ただし、拭き取りによる摩擦には注意が必要。また、肌が敏感な方は刺激を感じることも。

クレイパック

クレイ(泥)が穏やかに肌に働きかけて、毛穴に詰まった汚れや古い角質を吸着。保湿効果も期待できる。忙しいときは、パック時間や洗い流しが手間になることもある。

絶対やっちゃだめ!あごの角栓を悪化させるケア

あごの角栓を悪化させるケア
出典:byBirth

間違ったケアをしてしまうと、毎日のケアが台無しになりかねません。以下のようなケアは絶対にNGです!

1. 指や器具を使って角栓を押し出す

指や爪、ピンセットや角栓取りスティックなどで角栓をぐいっと押し出すのは、絶対にやめましょう。その時は角栓がとれてスッキリ!と感じるかもしれませんが、毛穴や肌にダメージ大!古い角質の蓄積、毛穴の炎症、黒ずみ、くすみの原因になります。

2. ゴシゴシ擦る

クレンジングや洗顔の際に、できてしまった角栓をとろうとゴシゴシ擦るのは×です。肌に本来必要な皮脂を奪ったり、まだ剥がれ落ちるべきでない未熟な角質を落としたりと、肌環境を悪化させます。

また、洗顔後に鏡を見て、ふやけた角栓を爪やタオルでこすり取るのもNGです。自然に角栓が取れるまで待ちましょう。

生活習慣の見直しも必要

生活習慣の見直し
出典:byBirth

あごの角栓対策は、スキンケアだけでは不十分です。脂質や糖質が多い食事、睡眠不足など生活週間の乱れは、過剰な皮脂分泌やターンオーバーの乱れにつながります。

すこやかな肌や体づくりに必要な5大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)をバランスよく摂取する、質の高い睡眠を確保する、精神的なストレスをためない、適度な運動をするなど、生活習慣を見直すことも角栓レスな肌には大切だということを覚えておきましょう。

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