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ヘイリー・ビーバー、ピルの服用とコロナ感染、長時間のフライトが「脳血栓」につながった

  • 2022.5.5
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今年3月、脳卒中のような症状を訴えて緊急入院したモデルのヘイリー・ビーバーが、自らの口でそのときの振り返ると同時に、健康問題を引き起こした要因について語った。(フロントロウ編集部)

ヘイリー・ビーバー、突如浮上した健康問題について語る

シンガーのジャスティン・ビーバーの妻でモデルのヘイリー・ビーバーが、今年3月に脳卒中のような症状を訴えて緊急入院したときのことを自身の公式YouTubeチャンネルにアップした動画で振り返った。

ヘイリーが自分の体に“異変”を感じたのは、ジャスティンと朝食をとっているときだった。右腕に奇妙な感覚を覚えたヘイリーから「指先がしびれて変な感じがする」と伝えられたジャスティンが、大丈夫かと確認するも、その時点でヘイリーはしゃべることができなくなっていたという。「顔の右側が垂れ下がってきて、文章が出てこなくなった」。こう話すヘイリーは「すぐに脳卒中だと思った」といい、救急搬送されるあいだも言葉を発するのに苦労する状態が続いたが、顔の下垂は30秒ほどでおさまり、病院の緊急治療室に到着したときにはほぼ普通の状態に戻っていたそう。

検査の結果、血栓によって脳が一定期間、酸素不足になっていたことが判明。医師からは、経口避妊薬(ピル)の服用とコロナ感染、長時間のフライト、この3つが重なって脳血栓につながった可能性が高いことを伝えられた。偏頭痛持ちでもあるヘイリーは、医師に相談することなく経口避妊薬を飲み始めたばかりで、そのことが脳血栓の原因のひとつとして考えられるという。また、最近、新型コロナウイルスに感染したことや、短期間のあいだにアメリカとフランスを往復する長時間のフライトを経験したことも少なからず彼女の体に影響を与えたと見られている。

画像: ヘイリー・ビーバー、突如浮上した健康問題について語る

医師たちは、最近起こったこの3つの出来事が「パーフェクト・ストーム(※)になった」という結論に至り、彼女は翌朝退院した。しかし、後日、念のため別の病院で詳しい検査を受けたところ、PFO(通常は出生後に閉じる心臓の小さな穴)があることが判明。ヘイリーの心臓に見つかった小さな穴の大きさは12ミリから13ミリで、PFOのなかでも最も重いグレードのものだった。通常、小さな血栓であれば心臓でろ過され肺に吸収されるが、ヘイリーにはPFOがあったため、血栓が心臓から“脱出”し脳へと逃げてしまったのだという。
※複数の厄災が起こって破滅的な状態になること。

穴がふさがるまでは、また脳に血栓ができて同じような症状に襲われるかもしれないという不安に悩まされたというヘイリーだが、幸い、PFOをふさぐ手術は「スムーズに終わった」そうで、現在は完全に回復している。「すべての問題を把握し、解決することができたという事実。そして、この本当に恐ろしい状況から脱却して、ただ自分の人生を生きることができるということにほっとしています」と語った。(フロントロウ編集部)

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