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瀬戸内を望む「畳風呂」がある海辺の別荘に泊まってみた【ホテル宮島別荘】

  • 2022.5.4
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厳島神社に抱かれた神々が宿る宮島で、プライベート感たっぷりにゆったり過ごせるのが「ホテル宮島別荘」。明治35年(1902年)に創業した老舗旅館「錦水館」がプロデュースし、“大人のための宮島の我が家”がコンセプト。瀬戸内の海や風、豊かな食材を、時間から解き放たれて楽しめますよ!

 

瀬戸内の海を一望する宮島唯一の畳風呂

どうですこの畳風呂! 宮島初&宮島で唯一といわれる畳敷きのお風呂。広さは約20畳。瀬戸内の海や空の青さを湯に映すような爽快感と開放感がたまりません!

フェリー桟橋を眼下に、一面ガラス張りになった向こうには、瀬戸内の海と本州が広がる大絶景。対岸の山並みや海を茜色に染めていく夕暮れときは、その美しさが一段と増すのだとか。

畳敷きということもあり、どこかやわらかな表情をもっている浴場ですが、そのお湯は光明石を使った準天然温泉。瀬戸内の海に抱かれながら、のんびりと温泉気分を楽しめます。

宿泊者専用のフリーラウンジ&フリードリンク

珍しい畳風呂の紹介が先になってしまいましたが、エントランスではシマウマがお出迎え? ホテル内にあるベーカリーのマスコットなのですが……、“島旨パン”ということで“シマウマ”なんです。

ロビーに漂うなんとも香ばしいパンの香り! ちょっとひと息つきたいときや朝食などにもぴったり。ソファやテーブルがゆったり配された、書斎を思わせるラウンジも用意されています。

しかも宿泊者は、フリードリンク! コーヒーや紅茶、ジュースなどが滞在中は飲み放題。宮島散策やお風呂上りに大活躍すること間違いなしです。

あれ~、ラウンジのカウンター越しには何やらドーム型の球体が……。

ウッドデッキのテラスには、遊び心をくすぐるような透明なドーム型テントやかわいらしいハンギングチェアも。こちらも自由に使うことができるので、お気に入りの場所を見つけましょう。小タヌキと遭遇することがあるかもしれませんよ。

遊び心ある宮島の隠れ家で、気ままに豊かな島時間に包まれる

宿泊したのは1番小さい客室タイプ「山スタイル ロフトシングル」。おこもり感あるこの客室に泊まってみたかったんです! 広さは約17平方メートル。天然木の床や壁が山小屋のような雰囲気。靴脱ぎスタイルなので、裸足で歩くと気持ちよい!

1階にはリラックスチェアが配され、窓辺にはコンパクトで機能的にまとめられたパウダースペース。木漏れ日がナチュラルな内装に映えてなんとも素敵で、外国のアパルトマンを思わせるよう。

急な階段を上って……、

ロフトから下を眺めると、こんな感じ。大人の隠れ家的な雰囲気満点です!

ロフトはベッドが配された寝室スペース。立ち上がることもでき、一般的なロフトより広く窮屈感はありません。テレビも上下階に配され使い勝手がいいです。

“ロフトシングル”とはいえ、アメニティもばっちりそろっています! なんたって“大人が楽しめる宮島の我が家”ですから。お風呂のときや足元がちょっと冷えたときに重宝する、靴下が用意されている細やかな配慮も。

宮島名産のしゃもじのルームキーが特徴的ですが、もみじ饅頭のお茶請けやミネラルウォーターも。アイスキャンディはお風呂上がりの廊下にありますよ! 「山スタイル ロフトシングル」のみ、バスタブがないシャワーブースになっています。

宮島での暮らしをイメージした海・山・町家のコンセプトルーム

このロフトシングル以外にも魅力的な客室がそろっているんです! 海・山・町家をイメージした全42室のうち、ぜひ泊まってみたいと思わせたのは「町家スタイル クィーン」。

板張りのフロアには、160cm幅の大きなクイーンベッドがで~んと主張し、広さは約31平方メートル。ガラス張りのバスルームがリゾートのニュアンス。

もちろん、カーテンを閉めればプライベートを確保。宮島の伝統的な町家の風情を感じさせる安らぎのある雰囲気も魅力です。

瀬戸内の海を望める明るいオーシャンビューは「海スタイル ツイン」。広さは約35平方メートル。瀬戸内の穏やかな海をイメージ。目に優しいナチュラルカラーでまとめられたリュクスな雰囲気は、海沿いの別荘といったところ。

白壁に木のぬくもりが伝わってくるような客室は「山スタイル ツイン」。広さは約33平方メートル。ライティングデスクやソファも備わり、しっぽりと穏やかなときに包まれそう。このようにどの客室も、ゆったりとした島時間が流れる宮島での暮らしがデザインコンセプトになっています。

地元の食材がふんだんに盛り込まれた欧風ブッフェ

夕食は、イタリアンとフレンチを融合した地産地消の欧風ブッフェ。使用している食材の80%ほどが、宮島をはじめとした広島県産とのこと。

ライブキッチンが設けられた、広々としたレストラン「島クラシック」が気持ちいいこと。

レストランは地下にあるのですが、こんなウォールグリーンを眺めていると、なんだか水族館のようにも思えてくるから不思議。

イタリアンとフレンチの融合ということで、料理の彩りも豊かで美しく、かなり食欲を誘われます。この有機野菜の緑の濃さと真っ赤なトマトは、契約農家のひとつである寺岡農園から直送されたもの。そのほかにも、瀬戸内で水揚げされた魚介類、宮島のカキやアサリ、瀬戸内のタマネギ、広島県産のビーフなど、地元食材のオンパレード。

そうそう、忘れていました! ソフトドリンクをはじめ、ビールや地酒、ワインなどのアルコールもすべて無料で楽しめます。

もちろんスイーツもそろい、ココでしか食べることのできない「酒粕チーズケーキ」なども。

朝食のライブキッチンでは、フレンチトーストが振る舞われます! ベーカリーのパンも楽しむことができ、全20種前後のレパートリー。

ホテル宮島別荘

住所:広島県廿日市市宮島町1165

料金:1名利用時/1泊素泊まり1名1万2,000円~ 1泊2食付き1名2万2,500円~ 2名利用時/1泊素泊まり1名1万3,700円~ 1泊2食付き1名2万4,200円~

CHECK IN/OUT:15:00/11:00

客室数:42室

アクセス:フェリー「宮島桟橋」より徒歩約1分

※2022年4月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

[Photos by (C)tawawa]

 

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