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ニキビが増えます! 知らないと損する「保湿のやりがちNG習慣」5選

  • 2022.5.2
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スキンケアの中でも「保湿」に力を入れている方は少なくないはず。もちろん肌のためにはしっかりとした保湿が重要なのですが、その方向性が間違っていることも。そこで、間違いがちな保湿についての知識をご紹介します。

正しい保湿、できていますか?

肌の保湿というと、「とにかくスキンケア化粧品をたくさん塗っています」という方も。しかし、場合によっては塗りすぎが肌トラブルを引き起こしてしまうこともあるんです。

そこで、「保湿」に関する間違いやすい知識をピックアップ。身に覚えのあるかたは、ぜひ今日から正しいスキンケアへとシフトチェンジしてくださいね。

NG:シートパックを長時間顔に乗せる

特別な日に、または毎日のスキンケアとしてシートパックを取り入れている方もいると思いますが、どのようなパックにも“推奨する使用時間”が記載されているはずです。ここに書かれているのは、しっかりと計算された時間。より効果を得ようと、書かれている時間よりも長くパックをするのは危険です。

シートパックは肌に密着し、うるおいを与えてくれるもの。しかし、長時間肌に乗せているとシートパック自体が乾き始め、今度は肌の水分を奪おうとしてしまうのです。

シートパックを利用する際は、パッケージに書かれている使用時間をチェックし、きっちりと守るように心がけましょう。

NG:ニキビには保湿しない

ニキビというと、脂っぽい部分にできやすいイメージがありますよね。これは一概に間違いとはいえないのですが、ニキビの原因は油分だけではありません。実は乾燥からできるニキビもあるんです。特に大人ニキビには、保湿が必要な場合が多くあります。

油分が気になる場合は、油分少なめの化粧品を使用して保湿をしてみるといいかも。また、「ノンコメドジェニック」と書かれた化粧品はニキビができにくい処方なので試してみてくださいね。

NG:顔中同じ保湿を行う

乾燥肌や脂性肌など、肌タイプを自分で診断することは悪いことではありません。しかし、「私は脂性肌」などと決めつけて保湿を怠るのは危険です。

ほとんどの人の場合、顔中どこも同じ肌タイプということはありません。おでこは脂性肌寄りだけれど頬は乾燥しがちといったように、部分的に肌タイプが異なるのです。

そのため、パーツによってケアを変えてあげることが大切。顔の一部が脂っぽかったとしても、乾燥が気になる部分にはしっかりと保湿をしてあげてください。

NG:保湿は化粧水のみ

化粧水でしっかり保湿したから大丈夫、ニキビができているから化粧水だけですませるといった行為はNG。化粧水をしたあとは、乳液やクリームで蓋をする必要があります。

乳液やクリームには皮脂に膜を作ってくれる効果が。この膜がないと、せっかく肌に取り入れた水分が蒸発してしまいます。スキンケアの際は、化粧水と乳液・クリームはセットと考えて。

NG:クリームをべったり使う

クリームは肌のうるおいをしっかり閉じ込めてくれるスキンケア化粧品。油分を含み、保湿効果が長いことが特徴です。

そんなクリームですが、塗りすぎるのはNG。保湿はやりすぎも不足も良くないのです。肌や手がべたべたになるほどクリームを塗ると、ニキビや毛穴目立ちの原因に。パッケージに記載されている量や、肌がしっとりする程度の適量を心掛けましょう。

肌トラブルを防ぐために

間違った知識のまま保湿を行うことで、肌トラブルを招いてしまうことも。ここで保湿についての知識をアップデートして、より良い肌状態を目指しましょう。

参考文献:小西さやか,『日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書』『日本化粧品検定 1級対策テキスト コスメの教科書』,主婦の友社,2016年

(C)petrenkod/Getty Images
(C)Artem Varnitsin / EyeEm/Getty Images

文・比嘉桃子

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