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【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

  • 2022.5.2
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今回登場したコンセプトルームは、銀座にあるライフスタイルホテル 【ハイアット セントリック 銀座 東京】と、岩手県盛岡市に本社を構え知的障害のある作家の作品を様々な事業に展開する「ヘラルボニー」がコラボレーション。2022年7月31日まで、まるでアートギャラリーのような客室でのホテルステイを楽しめます。

きっとあなたの世界が広がる。新しいアート体験を

へラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、知的障害のある作家や福祉施設とライセンス契約を結び、2,000点以上のアートを製品化。生活雑貨やファッション、家具、建設現場の仮囲いなど、アートを通じて私たちの暮らしと障害者アーティストの感性をつなぎます。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲ハイアット セントリック 銀座 東京は、銀座6丁目の並木通りに面しています

ホテル初のコンセプトルーム「HERALBONY ART ROOM」には、13人の作家による家具や備品を備えたスイートとスタンダードの2タイプ2部屋を用意。両方の部屋をつないでコネクティングルームとして利用することも可能です。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲小林 覚氏「埴生の宿」

養護学校在学中に作文や日記の文字をアレンジして描くようになった小林 覚氏の作品。絵はドイツ民謡「埴生の宿」の歌詞を線画で描いたもので、独特の線と色使いが特徴です。ベッドルームにもスピッツの「夏の魔物」の歌詞を描いたアートが展示されます。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲スイートの「HERALBONY ART ROOM」

客室全体のディレクションを手掛けるのは空間デザイン大手の乃村工藝社。壁や床、寝具や食器など、唯一無二のアート体験を楽しめます。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲壁に架かる絵やソファの生地、ラグマットなどに、障害のある作家のアートが落とし込まれています

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▲ガラステーブルの下に敷かれたラグマットは、八重樫季良(やえがしきよし)氏のアートを起用

色鮮やかなラグマットは、目を引く丸や四角の白い空間など、何年もの間変わらない表現で描かれた作品です。このスタイルが生まれたのは、彼の父親が大工だったため「建築図面」が身近にある生活に関係しているのかもしれません。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲ベッドルームは、壁の絵やクッション、カーペットなどに作品を見られます

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▲黄色の壁に映える八重樫季良氏の絵と、工藤みどり氏の絵をプリントしたクッション。作家ごとに独自の世界が宿ります

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▲Fumie Shimaoka氏の作品「宇宙」は、カーペットになっています

床から壁へ、もくもくと立ち上がるFumie Shimaoka氏の作品は、部屋に広がる小宇宙のよう。原画は水性ペンで描かれ、カラフルで楽しい世界観に引き込まれます。

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▲クローゼットも華やかな空間に

部屋の中を移動するときも、さり気なく目にするアート作品。ウォークインクローゼットの姿見は、小林 覚氏の「埴生の宿」をアレンジ。引き戸のガラスにも複数の作家のアートを転写したシートが張られています。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲ハンガーにも彩りをプラス

ハンガーを作品化することで、バスローブや衣服などを掛けたときも、ちょっとのぞいた豊かな色づかいがアクセントになってくれます。

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▲引き出しの中にもアートを発見

引き出しの底板にヘラルボニーが販売するハンカチを張っています。開けるたびに楽しめるほか、引き出しの中をいつも整理したくなる。我が家でも試してみたいワンポイントアートです。

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▲客室の引き戸のガラスにもアートが隠れています

ボールペンで、ひたすら円を描き続ける佐々木早苗氏の作品。彼女は絵画のみならず、織り物や切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けています。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲アートが食器も飾ります <画像提供:ハイアット セントリック 銀座 東京>

洋食器メーカー「NIKKO」の皿やマグカップにも、ヘラルボニーのアートをプラス。よく見ると、ガラスの食器棚にもアートフィルムが貼られています。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲「HERALBONY ART ROOM」のスタンダードルーム

スタンダードルームでも壁やクッション、ソファなどに障害のある作家のアートが見られます。ヘッドボードに立てかけた串にお団子が刺さったような作品は、土屋康一氏の「葉っぱ」です。

【ハイアット セントリック 銀座 東京】障害のある作家のアートが感性を刺激する「ヘラルボニー」との限定コラボルーム泊

▲家具の一部はアートライフブランド「HERALBONY」で商品化されているので、気に入ったものは購入も可能

スイートルームと同様、スタンダードルームのカーペットのアートはFumie Shimaoka氏の「宇宙」。佐々木早苗氏の作品も椅子の生地に使われます。

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▲今回の宿泊プランには、ホテル3階のバー&ラウンジ「NAMIKI667」での特別なカクテルか、ノンアルコールのモクテルのどちらか1杯がついています <画像提供:ハイアット セントリック 銀座 東京>

“異彩”にインスパイアされたカクテルとモクテル。太陽の表面から黒炎が舞い上がる紅炎を表現したカクテル「Prominence」と、ミントの香りと彩り鮮やかな花たちが春の始まりを告げるモクテル「Flower Mojito(フラワーモヒート)」。プラン利用者以外も¥1,650(税込・サービス料別)でいただけます。

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▲ヘラルボニーとコラボしたオリジナルアートTシャツ+コースターが、1人1セットつくプランも用意

【ハイアット セントリック 銀座 東京】の「HERALBONY ART ROOM」宿泊プランは、2022年5月2日(月)から7月31日(日)まで。ここでしか体験できないアーティスティックな宿泊を楽しんでみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ハイアット セントリック 銀座 東京 hyattcentricginza.jp>

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