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夏枯れ肌に、恵みの水を。進化した「ベストセラー化粧水」

  • 2022.5.2
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日本女性の実に9割以上が使用しているという「化粧水」。忙しい女性が増えて、オールインワンの愛用者も増加していますが、それでもやはり保湿のファーストステップは、化粧水派が多数を占めるよう。洗顔後のまっさらな肌に「お水をたっぷり与えたい」という、本能的な欲求もあるんじゃないかなと思います。

2022年上半期の美容シーンで印象的だったのは、「ベストセラー化粧水が続々進化した」こと。長年信頼される保湿成分や、肌を潤す処方をアップデートした、優秀アイテムが続々登場しています。なかにはエイジングケア効果を強化して、美容液感覚で使えるものも。

皮脂でベタつく一方、室内の空調で乾燥する夏。高機能化粧水は、保湿の頼もしい味方です。「お手入れを継続しやすい」(毎日絶対使うから)という意味でも、この夏は進化したベストセラー化粧水に、ぜひ注目を。

ハトムギオイルを加えて進化した、48年のロングセラー。

「スキコン」の愛称で親しまれる、アルビオンのロングセラー「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル N」。初代が誕生したのは、1974年のこと。当時としては珍しい白濁したテクスチャーや、爽やかでいてどこかホッとするような香りで、多くの女性を虜にしてきました。いち早く和漢植物に注目したのもスキコンで、今回進化したのは要となる「ハトムギ」由来の成分。

薬用スキンコンディショナー エッセンシャル N 〈医薬部外品〉 110ml ¥3,850、165ml ¥5,500、330ml ¥9,350(5/17発売)/アルビオン

北海道で有機栽培されたハトムギから、スキコンオリジナルの「ハトムギオイル」を開発。オレイン酸など抗酸化力に優れた成分を含み、あと肌のしっとり感が向上しました。スキコンって、本当に不思議な化粧水で、年齢に関係なく使えますし(親子3代の愛用者もいるほど)、くすみや乾燥、ニキビなど、色々な肌悩みに迫ってくれるんですね。香りや感触はそのままに、新たなステージへと進化して、ますます多くの女性たちを虜にしそうです。

北海道の剣淵町にある、アルビオンの契約栽培農場。ここでハトムギを栽培。

有機JAS規格を満たす畑で育ったハトムギ「オーガニック北のはと」。これまではハトムギの有用成分の中でも水溶性エキスのみを配合していましたが、今回油溶性成分の抽出に成功。ハトムギオイルは30ml抽出するのに、ハトムギが約1万粒も必要という稀少な成分です。

エイジングケア化粧水の名作が、発酵の力でパワーアップ。

いち早く「化粧水でのエイジングケア」を提唱し、日本にもファンが多いエスティ ローダーの「マイクロ エッセンス ローション」。8年ぶりの進化にあたり、今回注目したのは「10年先の美しい肌を見つめ、バリア機能を強化すること」。エスティ ローダーが30年以上培った発酵研究を結集し、12種以上の美肌分子を含む「ポストバイオティクス12+」を開発しました。

左:マイクロ エッセンス ローション BF 200ml右:マイクロ エッセンス ローション フレッシュ SF 200ml ともに¥14,850/エスティ ローダー

「BF」はまろやかなテクスチャーで、肌にやさしく寄り添い、内側からふっくら満たしてくれます。老化サインの原因となる炎症を鎮め、肌を穏やかに整える働きも。「フレッシュ SF」は、同じくまろやかな肌あたりですが、あと肌の感覚はさっぱり。透明感をサポートし、過剰な皮脂分泌をコントロールして、毛穴の開きを防ぎます。どちらも保湿感に優れ、1年中使える「美容液ローション」の名品です。

感触、肌実感、全てにこだわり抜いた「濃密化粧液」。

ラ・プレリーのブライトニングシリーズ「ホワイトキャビアコレクション」から、9年ぶりに進化する化粧液は、官能的な使い心地に感動を覚えるはず。トロリと濃密なテクスチャーが、塗布すると瞬時にとろけ、深く、豊かな潤いで肌のすみずみまで満たしていきます。美容液でトリートメントしているような充足感をもたらしてくれそう。

イルミネーティング エッセンス エクストラ オーディネア 150ml ¥55,440/ラ・プレリー

開発に15年を費やした整肌成分「ルミドース」を、今回初めてカプセル化して配合し、角層への浸透感をアップ。メラニンの生成を防いで、肌の色ムラやくすみをケアし、スイス産ゴールデンキャビア由来のエキスやウォーターが、老化サインに迫ります。輝くような質感を呼び覚まし、肌と心の充実感にこだわり抜いた化粧液。翌朝鏡を見るのが、楽しみになりそうです。

アロエ発酵エキスの力で、潤いたっぷりの肌へ。

保湿のスペシャリストであるクリニークのモイスチャーサージ、4年ぶりに化粧水が生まれ変わります。同シリーズはアロエの保水力に注目していますが、今回化粧水に配合したのは「アロエ発酵コンプレックス」。アロエ抽出エキス パウダー、乳酸菌、アロエベラ葉水を主役にした複合成分で、肌を潤し、潤いをしっかり抱え込み、さらに肌表面の常在菌バランスを健やかに保ちます。

モイスチャー サージ ハイドロ ローション 100ml ¥4,180、200ml ¥6,380/クリニーク

白濁したまろやかなテクスチャーが、肌の上でぱしゃっとはじけ、浸透感が実にスピーディなんです。塗布直後に「あれ、もう吸い込まれちゃったの!?」と、驚くほど。肌内部がじんわり満たされ、長時間潤いが続く点も魅力。夜の使用はもちろんですが、朝使うと空調の利いた室内にいても、しっとり感を保てそう。夏肌のオアシスとなってくれる一品です。

●問い合わせ先:アルビオン0120-114-225(フリーダイヤル)www.albion.co.jpエスティ ローダー0570-003-770www.esteelauder.jpクリニーク お客様相談室0570-003-770www.clinique.jpラ・プレリー0120-223-887(フリーダイヤル)www.laprairie.com

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