1. トップ
  2. グルメ
  3. 名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

  • 2022.5.1
  • 1189 views

今の“東京”を五感で感じられるような体験を提供する東京・竹芝のホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」内のフレンチレストラン「Chef’s Theatre(シェフズ・シアター)」では、2022年9月30日まで、名作小説『The Wonderful Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使い)』の世界観を独創的に表現したランチ&ディナープログラムを提供中。まさに名作を五感で味わうことができます。

物語の前半をランチで、物語の後半をディナーで

今回の『The Wonderful Wizard of Oz』をもとにしたランチ&ディナープログラムでは、物語の前半をランチで、後半をディナーで再現。ランチとディナーを合わせて1つの物語が完成する構成となっています。

ランチプログラム

大きな竜巻によってドロシーと子犬のトトが家ごと不思議の国オズへと飛ばされる冒険の始まりから、旅の道中で出会った愉快な仲間たちと共についにエメラルドの都へたどり着くまでの場面を表現したメニュー構成です。

≪アミューズブッシュ:The Cyclone -竜巻-≫

【物語のシーン】カンザスの農場に暮らす少女ドロシーは、大草原の真ん中にある小さな家でヘンリーおじさんとエムおばさん、子犬のトトと仲良く暮らしていました。ある日突然、巨大な竜巻が家を襲い、ドロシーとトトは家ごと竜巻の一番上まで押しあげられ、何マイルも運ばれてしまいます。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】肉厚のトラウトサーモンと、季節のフルーツ、プチプチとした食感のクスクスやデュラム小麦を使用したサラダを、ふわふわのヨーグルトのエスプーマで包み込み、酸味とコクのあるハーブソースでさっぱりと仕上げた一品です。

≪前菜:The Council with the Munchkins -マンチキンたちとの話しあい-≫

【物語のシーン】ドロシーが目を覚ますと、そこは美しい草花に囲まれた、小さな人々が住むマンチキンの国。そこへ親切な北の魔女が訪れ、ドロシーの家が東の悪い魔女の上に落ち、奴隷にされていたマンチキンたちが自由になれたとお礼を言います。ドロシーが家へ帰る方法を尋ねると、北の魔女は東の魔女が履いていた銀の靴をドロシーに渡し、エメラルドの都へと続く黄色いレンガの道をたどってオズの魔法使いに会いに行くように伝えるのでした。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】柔らかく焼き上げた穴子と茄子のマリネ&ムースに、トマトクーリが添えられた爽やかな味わいの一品。上部に盛り付けられた季節の野菜や、ターメリックで色付けしたパンで、エメラルドの都へと続く黄色いレンガ道が表現されています。

≪選べるメイン(魚料理):The Road Through the Forest -森の中の道-≫

【物語のシーン】黄色いレンガ道を進むドロシーとトトは、棒に引っ掛かったかかしを助け、ブリキのきこりに油をさし、臆病なライオンと出会います。カカシは脳みそを、ブリキのきこりは心を、ライオンは勇気を手に入れる願いを叶えてもらうため、オズの魔法使いに助けを求めに一緒にエメラルドの都に向かうことになりました。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】アサリなどの魚介のすり身をつるんとした食感の生地で包み「カカシの頭部」を、光沢のある皮目がブリキのような鯛をふっくらと焼き上げて「ブリキのきこり」を、たてがみのような見た目で弾力のあるヤマブシタケのフリットで「ライオン」を表現。出汁のきいた貝ベースのソースと絡めていただきます。また、お皿にはカカシ、ブリキのきこり、ライオンのシルエットのシルエットがプリントされています。

≪選べるメイン(肉料理):The Deadly Poppy Field -おそろしいケシの野-≫

【物語のシーン】ドロシーたちは力を合わせて様々な試練を乗り越え、エメラルドの都をめざしますが、途中で色鮮やかな花々に魅せられ、気が付くと真っ赤なケシの花畑へ入り込んでいました。深い眠りを誘うケシの花のにおいによって、ドロシーとトトとライオンは眠り込んでしまうのでした。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】外側はハシバミのクランブルでカリッと、中はやわらかくジューシーに仕上げた氷室熟成豚に、コクのあるヘーゼルナッツ風味のソースや素材の旨味を生かした季節の野菜を添えた一品。真っ赤なトマトパウダーと黒ニンニクのピューレでドロシーたちが迷い込んだケシの野が再現されています。

≪デザート:The Emerald City of Oz -すばらしいエメラルドの都-≫

【物語のシーン】いくつもの冒険を乗り越えたドロシーたちは、ついにエメラルドの都に到着。門番に渡された緑の眼鏡をかけ都に入ると、そこにはきらめくエメラルドが散りばめられた世界が広がっていて、街並みや人々、食べ物まで、目に映るものすべてが緑色でした。そしてドロシーたちは、ようやくオズの魔法使いに会うことができました。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】辺り一面鮮やかな緑色の印象的なエメラルドの都を表現した一皿です。ふわふわと軽い口当たりの青リンゴのムース、サクサクのピスタチオのサブレ、ハーブのリキュールであるシャルトリューズを使用したムースリーヌが層になったデザートを、美しい色合いの飴細工や、ルッコラ、キウイで華やかに装飾し、様々な食感と繊細で奥深い味わいを楽しめます。

ディナープログラム

悪い西の魔女の手下たちと戦い窮地に追い込まれるシーンから、優しい南の魔女の助けでドロシーとトトが無事に元の世界へと帰るフィナーレまでを表現したメニュー構成です。

≪アミューズブッシュ:The Search for the Wicked Witch -悪い魔女をさがしに-≫

【物語のシーン】西の悪い魔女を倒せば全員の願いを叶えるとオズに言われたドロシーたちは、ためらいつつも西の魔女のもとへと向かいます。ドロシーたちに魔女の手下である狼の群れや、カラスの大群、黒い蜂の大群が襲い掛かりますが、なんとか危機を乗り越えます。魔女は最後の手段として、3回だけどんな命令でもきく空飛ぶ猿を呼び出せる“黄金の帽子”をかぶり呪文を唱え、かかしときこりはめちゃくちゃに壊されてしまい、ドロシーとトト、ライオンは魔女に捕まってしまいました。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】旬の食材の揚げ物に黒い羽根の装飾を添えた「カラス」、カニのリエットをパリパリとした食感のカダイフで包んだ「狼」、濃厚なフォアグラをプラリネ風味に仕上げ、蜂の巣を思わせる装飾と食用花で飾り付けた「蜂」、ドライフルーツやナッツをフロマージュブランで包み、金箔で色付けをされた「黄金の帽子」の4品です。

≪前菜:The Rescue -ドロシー仲間をすくう-≫

【物語のシーン】西の魔女の奴隷として働かされていたドロシー。ある日、魔女に銀の靴を片方取り上げられたドロシーはかんかんに怒って、近くにあったバケツの水を魔女にかけました。すると、魔女は叫び声をあげながらあっという間に溶けて消えてしまい、ドロシーたちは自由を取り戻すことができました。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】ドロシーが西の魔女を倒す場面を表現した一品。カリフラワーの旨味が濃縮されたブラマンジェにシブレットなどのハーブのジュレを乗せ、イカスミで黒く色付けしたパンのパウダーで魔女のシルエットが描かれています。バケツに入ったトマトのソースを魔女を模したブラマンジェにかけることで、西の魔女を倒したドロシーの気分に浸りましょう。

≪魚料理:The Magic Art of the Great Humbug -偉大なぺてん師の魔術-≫

【物語のシーン】西の魔女を倒し、再びエメラルドの都へ戻ったドロシーたちにオズの魔法使いは「自分はぺてん師、ただの人間である」と明かしました。願いを叶える魔法使いではなかったことに落胆するドロシーたちでしたが、オズは「それぞれの望むものは、魔法を使わなくとも既に手に入っている」と言い、かかしにはブランの脳みそを、ブリキのきこりには絹でできたハート(心)を、ライオンには緑の瓶に入った勇気の出る飲み物をあげました。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】ジューシーに仕上げた白身魚に、ジュ・ド・ヴィアンドを添えてコクのある味わいに仕上げた一品。オズの魔法使いがライオンに与えた緑の瓶を模した容器に入ったレモンオイルを、テーブル上でかけてもらって仕上げます。また、ウイキョウなどの野菜のピューレで絹のハートを、チーズやバターの濃厚な旨味が詰まった麦のリゾットでブランの脳みそが再現されています。

≪肉料理:How the Balloon Was Launched -気球はどうやってとんだか-≫

【物語のシーン】オズはドロシーを気球に乗せてカンザスへ帰ることにしますが、飛び立つ時に走り出したトトを追いかけたドロシーは気球に乗りそびれ、結局オズだけが気球に乗って行ってしまいました。エメラルドの都の兵隊に相談すると、南のよい魔女グリンダなら助けてくれるかもしれないと教えてくれ、ドロシーたちは再び旅に出ることにしました。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】ハーブの香りをまとわせてしっとりとローストした骨付きの仔羊に、旬の野菜を添え、仔羊のジュで王道の味わいに仕上げた一品。パスタフリットやレンズ豆のコロッケでオズが乗った気球が、白い野菜のピューレで雲が再現されています。

≪デザート:Home Again -なつかしいわが家へ-≫

【物語のシーン】ドロシーたちはやっとの思いで南の国にたどり着き、南の魔女グリンダに会います。グリンダは黄金の帽子を使って、かかしをエメラルドの都へ、ブリキのきこりを西の国へ、ライオンを森へと送り届ける約束をします。ドロシーは、グリンダに言われた通りに銀の靴のかかとを3回たたきあわせ、エムおばさんの待つ我が家へ連れていってと願いました。気がつくとそこは見慣れたカンザスの大草原で、ドロシーとトトは、ヘンリーおじさんとエムおばさんに再会することができたのでした。

名作『オズの魔法使い』を五感で味わう【メズム東京】スペシャルなランチ&ディナープログラム

【料理】たくさんの出会いが生まれた物語のフィナーレにふさわしい華やかな一品。ドロシーの銀の靴を表したシルバースプーンには、白ブドウのジュレやマーマレード、レモンクリームが乗せられています。ほろ苦いコーヒーアイスやパッションフルーツ、マンゴー・チーズを合わせたクリーム、抹茶のガナッシュ、フレッシュマンゴー、抹茶スポンジの層を、抹茶のシガレットで蓋をして森の木を表現。エキゾチックソースで表した黄色いレンガ道はドロシーたちがこれまでたどってきた道のりをイメージしています。

このように旬の食材とともに名作を五感で楽しめるなんて、一味違うグルメ体験となること間違いなしです。ぜひこの機会に足を運んで、スペシャルなランチ&ディナーを通してドロシーの冒険を体感してみてくださいね。<予約・問:メズム東京、オートグラフ コレクション TEL 03-5777-1111(代表) https://www.mesm.jp/restaurant/chefs_theatre.html>

元記事で読む
の記事をもっとみる