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アエラが紹介する、ゴールデンウィークの読書におすすめの120冊

  • 2022.4.26
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4月25日発売「AERA(アエラ)5月2-9日合併号」(朝日新聞出版)の巻頭特集は、「今読みたい本120冊」。国際情勢や経済にまつわる本から、小説、エッセイ、漫画、ラノベまで、各ジャンルの専門家が、ゴールデンウィーク中の読書におすすめのラインアップを紹介している。小説を音楽にするユニットYOASOBIと、直木賞作家の森絵都さんの鼎談も実現した。

特集冒頭で鼎談したYOASOBIと森絵都さんはいま、直木賞作家が「はじめて」をテーマに書いた小説をYOASOBIが楽曲化するというコラボプロジェクトを進行中だ。YOASOBIのボーカル・ikuraさんは、小さいころは活字が苦手だったそうだが、小学5年生のときに森さんの『カラフル』を読み、小説の面白さに気づいたそう。その作者である森さんとコラボできて感無量だと語った。また、曲作りをする際に元となる小説を100回は読むという、YOASOBIコンポーザーのAyaseさん。森さんは、今回のコラボのデモ音源を聴いて「私はすごく好きになりました」と話している。どのような楽曲に仕上がるのか、公開が楽しみだ。森さん、Ayaseさん、ikuraさんそれぞれのおすすめの本も紹介されている。

加えて特集では、11ジャンルの専門家が、それぞれのおすすめ本を10冊ずつ紹介している。国際情勢の本では、ロシア特有の論理を明らかにする『ファシズムとロシア』(東京堂出版)、側近や直接知る人の視点からプーチンの新の姿に迫る『プーチンの実像』(朝日文庫)、SNSが戦争に及ぼす影響について考えた『140字の戦争』(早川書房)など、ロシア・ウクライナ情勢をめぐる本が並んだ。

そのほか、マネー・経済・社会ジャンルでは、株式投資に欠かせない企業価値評価を簡単にできるようにする『知ってそうで知らなかったほんとうの株のしくみ』(PHP文庫)など。小説では、2022年本屋大賞を受賞した『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)に関連し、歴史や海外を身近に感じる作品として、柚木麻子さんが母校である恵泉女学園の創立者・河井道を描いた大河小説『らんたん』(小学館)などが紹介されている。気になる本を手に取って、ゴールデンウィークに開いてみてはどうだろう。

田中圭、現場も芝居も仲間も「好きだから」

今号の表紙は俳優の田中圭さん。田中さんはTBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」に出演中だ。「ドラマの撮影は絶対的に大変で。1分のシーンを撮るのに何時間もかけることもあるし、朝早くて夜遅いし、スタッフさんの拘束時間はさらに長いし......」と言いながら、「じゃあなぜこの仕事をやっているかというと、やっぱり『好きだから』なんです」とキッパリ。仕事をやり続ける理由について、結局、現場も、芝居も、仲間も「好きだから」に行きつきます、と楽しそうに語った。キャリアを重ねた田中さんだからこそ持てる「持続可能な仕事論」とは。

今号もウクライナ情勢についての記事が充実している。軍事ジャーナリストの田岡俊次さんがミサイル戦争激化の現状を分析しているほか、ウクライナの歴史や、そもそも東部が激戦地となっている背景などを多角的に論じた記事も掲載。民間人虐殺が起きたブチャの街を守る元警察官の女性に取材した記事や、岸田首相が対ロ外交を巡って「脱安倍路線」を貫けるかを論じた記事もある。

このほか、今号には以下のような記事が掲載されている。

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