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朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」

  • 2022.4.20

「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトに、伝統的な朝食メニューを提供しているのが「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」。外苑前の1号店、吉祥寺の2号店に続き、今年3月9日に3号店となる銀座店がオープンしました。ヨーロッパの下町にある小さなカフェを思わせる空間で、海外を旅する気分を味わってみませんか。

朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
朝から夜まで世界の朝ごはんを食べられる♪
朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
こぢんまりとした店内が、落ち着ける雰囲気

東銀座の歌舞伎座から歩いて3~4分。昭和通りとマロニエ通りの交差点のすぐ近くにオープンした「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」は、その名のとおり世界の朝ごはんを提供するカフェレストラン。しかも、早朝の開店から夜のクローズまで、時間を問わず朝ごはんを食べられます。

レギュラーメニューはアメリカ、イギリス、台湾の3カ国

常時提供している朝ごはんメニューが、アメリカ、イギリス、台湾の3カ国。「アメリカの朝ごはん」(1500円)は、パンケーキにベーコンと目玉焼き付き。パンケーキとともに、ベーコンにもメープルシロップをたらし、甘さとしょっぱさを同時に味わうのがアメリカン・スタイルなのだとか。

朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
上はアメリカ、下左はイギリス、下右は台湾の朝ごはん1500円~1650円

「イギリスの朝ごはん」(1650円)は、18世紀半ばから始まった産業革命の頃から食べられている「フルブレックファスト」と呼ばれるもので、卵料理はスクランブルエッグと目玉焼きからお好みを選べます。忙しく働く人向けにボリュームたっぷりの内容で、現在のイギリスでは週末のブランチに楽しむ人が多いそうです。

アジアからは、「台湾の朝ごはん」(1550円)をセレクト。豆乳のスープと台湾風玉子焼きに、肉のでんぶ(佃煮の一種)、漬物、油条(揚げパン)など、たっぷりの具が入ったもち米のおにぎりの組み合わせです。

2カ月ごとに異なる国の味を楽しめるスペシャルメニュー♪
朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
乳製品をふんだんに使った「ブルガリアの朝ごはん」1680円

レギュラーメニューに加え、2カ月ごとに変わるのがスペシャルメニュー。4月と5月は「ブルガリアの朝ごはん」を提供しています。三角形のキッシュのように見えるのは、「シレネ」という塩漬けの白チーズとホウレンソウを、地中海発祥のパイ生地に巻き込んで焼いた「バニツァ」。粉砂糖がかかっているのは、ヨーグルトを練り込んだ揚げパン「メキツィ」。どちらもサクッとした軽い食感が特徴です。

「シレネ」は、ブルガリア料理に欠かせないもの。塩味が強めですが、うまみとコク、爽やかな酸味がやみつきになりそうな味。ブルガリアではそのまま食べるのはもちろん、調味料としてさまざまな料理に利用されているのだそうです。

朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
「ピレシカスパ」はチキンのスープ650円

ブルガリアの家庭で、おばあちゃんが作る定番料理といわれているのが「ピレシカスパ」というチキンスープ。ジャガイモ、パプリカなどの野菜とともに、短く切ったパスタが入っています。チキンのうまみがしっかり出ていてとてもやさしい味付けなので、食欲がないときにもよさそう。ヨーグルトとレモンの酸味を利かせて食べてみてください。

朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
「ムルサルスキーチャイ」650円(左)。調味料やハーブも手に入る

ブルガリアでは「神の恵み」と呼ばれ、漢方薬としても使われている貴重なハーブを入れて飲むのが、「ムルサルスキーチャイ」。レモングラスのような爽やかさと、ほんのり甘みがあり、お好みでハチミツを溶かして飲みます。

スペシャルメニューに合わせ、その国独特の調味料やハーブ、お茶なども販売しています。ブルガリアといえば、バラの産地としても有名。バラのジュースやダマスクローズの花びら入りジャムを買って帰り、自宅で楽しむのもいいですね。

再登場が待たれる、人気メニューは東欧&北欧の朝ごはん
朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
「ポーランドの朝ごはん」を食べられるはここだけかも?

メニューは新店舗の銀座店と、外苑前と吉祥寺店の3店舗共通。先にオープンしたお店で提供してきたメニューのなかで、人気ナンバーワンは「ポーランドの朝ごはん」。東西ヨーロッパの架け橋的存在でもあるポーランドの料理は、イタリア、フランス、ハンガリー、モンゴルなど、さまざまな国の影響を受けたもの。現地でよく食べられている、ジャガイモやリンゴを使ったパンケーキを取り入れた内容になっています。

朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
彩りも美しい「フィンランドの朝ごはん」

ポーランドと人気を二分するのが、「フィンランドの朝ごはん」。楕円型のかわいいパイは、ライ麦の生地でミルク粥を包み、バターを混ぜたゆで卵をトッピングした「カルヤランピッカーラ」。パリッとした生地と、むっちりしたおかゆの食感の違いが楽しく、バターの香りと塩味が後を引きます。外苑前や吉祥寺のお店ではスペシャルメニューとしてこれまでリバイバルで登場したことがあり、ここ銀座店でも食べられる日が待ち遠しいですね。

6月からのスペシャルメニューは「ブラジルの朝ごはん」
朝ごはんで世界旅行気分♪「WORLD BREAKFAST ALLDAY銀座店」
料理の特徴や食材について気軽に質問してみて

どの料理も伝統的なメニューを忠実に再現するため、日本にある各国の政府観光局や大使館、商社や東京で暮らす現地出身の人たちに協力をお願いし、完成させたものだそう。調味料やハーブもできる限り現地から取り寄せたものを使っているとのことで、それぞれの国で食べられているものとほぼ同じ料理を味わえます。

6月と7月の2カ月間は「ブラジルの朝ごはん」を、8月と9月は「スペインの朝ごはん」を提供する予定。2カ月に一度、異なる国の朝ごはんを食べて世界旅行の気分を味わってみるのも楽しいに違いありません。

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