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○年続くと該当! 夫婦で「不妊症」を改善するための基礎知識

  • 2015.9.22
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【女性からのご相談】

30代女性です。結婚してから早4年経ちます。子どもが欲しくて避妊をしていないのですが、一向に妊娠できずに今に至ります。年齢も気になりますし、「もしかしたら不妊症なのかも?」と思って婦人科を受診しようかと迷いつつ、敷居が高い感じがして 悩んでいます。そもそも不妊症ってどういった症状で、なにが原因なのでしょうか。

●A. 「2年経っても授からない……」そんな状態が不妊症のひとつの目安です。

こんにちは、どっふぃーです。ご相談ありがとうございます。

赤ちゃんが来てくれるのを待つ……楽しみであると同時に、いつ望みが叶うかわからないもどかしさを感じる毎日だと思います。不妊症とは一体どんな状態で、どういったことが原因と考えられるのかという正しい知識を持っておきましょうね。

●現代病? なんと約10人に1人は不妊症なんです

夫婦間で正常な営みを過ごしているにも関わらず、2年経っても授からない場合、“不妊症”と定義付けられます。

妊娠を望む100組の夫婦がいるとして、そのうち80組は結婚後1年以内、10組は2年以内に妊娠すると言われています。つまり、それ以外である10組は不妊症ということになります。特別な病気として捉えられがちですが、実は10人に1人が患っているというとっても身近な病気なんです。

●不妊の原因の約半数は、男性だった!

不妊症の原因は、女性にあると思われがちですよね。両親や義両親からのプレッシャーにツラい思いをされている女性も少なくないと思います。

しかし、不妊は男性にも原因があるということがWHO(世界保健機関)の1996年に発表した調査結果によって判明しています。つまり、不妊は女性側のみの問題ではなく、夫婦共に協力して治療・改善していかなければならない症状ということです。

●女性だけではなく、ご主人も一緒に検査を!

不妊の原因はさまざまです。また、新しい命を形成する“妊娠”の過程というのはとても複雑なものです。その過程のうちに1つでも障害があると、妊娠しにくくなってしまいます。

女性の場合、赤ちゃんのお部屋になる子宮はもちろん、卵子を生成する卵巣、生成された卵子を排出する卵管、さらには精子を受け取る子宮頸管が正常であることが妊娠において重要です。

男性の場合、精子を生成する精巣にはじまり、精液を排出する精路や精液を排出するための性機能に障害があると不妊につながってしまいます。

「赤ちゃんを授からないなぁ」と自宅で悩んでいても、症状が改善することはありません。婦人科を受診することをためらう気持ちも分かりますが、不妊の解消には必ず通らなければならない道です。勇気を出して、ご主人と一緒に一度検査を受けてみましょうね。

【参考リンク】

・不妊症の治療 | 松本レディースクリニック

●ライター/どっふぃー(船舶料理士)

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