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後ろ姿大丈夫? 最先端ヨガ「シュリダイヴァヨガ」で背中からヒップの美カーブを実現

  • 2014.8.23
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露出も多くなってくる夏。今アメリカでも最も新しいヨガのスタイルと言われているシュリダイヴァヨガ(Sridaiva Yoga)を実践して、背骨を整え、メリハリボディーを作りましょう!

画像:(c)Maygutyak - Fotolia.com

その注目すべき効果とは…。身体の背面の背骨をあるべき位置に整え、その上に筋肉を付けて行くやり方。いくら筋肉を付けても土台となる骨が歪んでいたら首や腰などに負担がかかってしまいます。

それでは、シュリダイヴァヨガの効果を見て行きましょう。

■くびれる所と出る所のメリハリを付けてくれる

骨盤の一番底辺にある骨盤底を床と平行にすることを意識します。そして足の腿の付け根から仙骨(お尻の上の三角形の骨)にかけてのお尻の大きな筋肉(大臀筋)を上へと引き上げつんと上を向いたヒップを作ってくれます。

■背中をS字曲線に整えてくれる

人間の身体の背骨はまっすぐではありません。飛んだり跳ねたり、運動したり自由に身体をしならせる為に背骨は緩やかなS字を描いています。

首の後ろの骨、頸椎が凹んでいて、胸の後ろ側の背骨は膨らんで胸骨の一番下の骨(胸骨の12番)にかけて緩やかに丸みを帯びています。そして腰のところでくびれてまた尾骨にかけて突起しています。

このS字曲線があるからこそ、日常生活で身体を動かすバネとなって、骨、筋肉への負担を軽減させてくれています。

ですが、長時間椅子に座りっぱなしの姿勢、運動不足などで骨盤は段々と後傾して背中の曲線は失われて来てしまっています。

もし、首も背中もまっすぐだったら…。足が地に着いたときの地面からの衝撃が直接腰や首にかかってしまい、腰や首を痛める原因となってしまいます。

■身体の弱い所の筋肉を補強してくれる

身体の前面と背面ではどちらの筋肉をより使っていてどちらの筋肉が強いと思いますか? 正解は身体の前面です。身体の前側は普段の日常生活でも良く使われている所です。

一方背面はよほど意識して運動をしない限りは弱くなりがちな場所です。背中の曲線を意識しながら身体の中でも弱い筋肉(あまり使われていない筋肉)である、背面、骨盤底筋群、お尻の奥の筋肉を鍛えます。

■新陳代謝を早め痩せやすい身体にしてくれる

シュリダイヴァヨガはお尻の大きな筋肉(大臀筋)の働きに特に注目して骨盤を前傾しながら 大臀筋を上に引き上げることにより、常時大臀筋を使うように意識しながら行います。

大臀筋は身体の中でも一番大きな筋肉です。日常生活ではなかなか動かすことのない、太腿の付け根の筋肉から大臀筋にかけて使うことによって、体全体の代謝を高め、何もしていないときでも脂肪燃焼型の身体にしてくれます。

それでは、実際にシュリダイヴァヨガのエクササイズ方法を実践してみましょう。

■1.クラウチングキャットのポーズ(飛びかかる猫のポーズ)

ヨガマットの上で四つん這いになります。通常よりも少し後ろに膝をつきます。両足のつま先を立たせ、マットの縁に小指が来るくらいまで広げます。両膝をマットから浮かし、骨盤を前傾にしてお尻を太腿の付け根から上へと押し上げるようにします。

胸と背中は丸く膨らましお腹を長く上へと伸ばします。まるで懸垂をしているように胸の前をできるだけ高く持ち上げます。首を軽く後ろに沿って背中にS字曲線を作ります。

両膝は身体の前の方に押し出しますが、その反動でお尻はできるだけ上の方に持ち上げようとします。足の親指の付け根をマットに押し付けるようにしてお尻を上へとキープしながら両膝を左右外側に押し広げようとします。この姿勢を呼吸をしながら5~10秒間キープして行きます。

■2.ホースポーズ(馬のポーズ)

足を肩幅位に広げて立ちます。両膝を曲げ、骨盤を前に倒し、大臀筋を太腿の付け根から上へと押し上げるようにして腰にカーブを作ります。胸は内側から外側へ押し広げる様にして胸、背中側を膨らまします。

両腕は脇をできるだけ締めながら肘を曲げて親指の先をおでこにくっつけ頭を後ろに倒し、首のカーブを作ります。両膝を外側へ押し広げようとしながらお尻を上へと持ち上げます。お腹はできるだけ長く上へ向かって伸ばします。

このときも両方の足の親指の付け根でしっかりとマットを押します。この姿勢で5~10秒間キープします。

以上、2つのポーズをご紹介しました。あまり慣れないポーズなので、初めは難しいと感じるかもしれませんが、普段使われていない筋肉が使われていると言うのが何度か行うと実感できることと思います。

継続的に取り入れて行って行くと身体の背面が鍛えられ、背中の自然なS字カーブができ、メリハリボディーへと導いてくれますよ。ぜひ、お試しください。

(Haruko Wu)

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