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ダニエル・ラドクリフ、「変人」として評価されることを喜ぶ理由を明かす

  • 2022.4.18
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『ハリー・ポッター』シリーズや『スイス・アーミー・マン』などで知られるダニエル・ラドクリフが、自身についた“変な人”なイメージを喜んだ。(フロントロウ編集部)

ダニエル・ラドクリフ、変人として

世界的大ヒット映画シリーズ『ハリー・ポッター』で主人公のハリーを演じたダニエル・ラドクリフは、シリーズ終了後は多くの個性派作品に出演してきたため、現在では映画ファンの間で“変な人”というイメージがついているのは、ダニエル本人も認めるところ。

2015年に公開された『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』では、撮影中に大量の犬を散歩させている姿が面白すぎると世界中のインターネット上でバズことになり、彼は脇役にもかかわらず映画のタイトルを広めることに貢献。2016年公開の『スイス・アーミー・マン』では、個性派俳優として知られるポール・ダノとW主演を務め、ダニエルが演じたのは“死体”。

その他にも、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』や『ガンズ・アキンボ』、『ザ・ロストシティ』など、彼の演技力が光った出演作は多い。自分にひとつのイメージが強くつくことを嫌う俳優は少なくないが、ダニエルは「変人」なイメージがつくことを喜んでいるよう。英Empireのインタビューでこんな思いを語った。

「自分ができる最高なことの1つは、変人として評価されること、変なことが好きだとして評判になることだと思うんです。変なことは、変なことを呼びます。『ホーンズ 容疑者と告白の角』みたいなものに出たらすぐに、『スイス・アーミー・マン』の制作陣が、“お~、オーケー。たぶん彼はこの作品が好きだ”となるわけです。そして『スイス・アーミー・マン』を見た人たちが今度は、『お~、ガンズ・アキンボ』となる。1つのことが次を呼び、僕はいろいろなクレイジーな作品をやれることになる。そして僕はそれについてとてもハッピーです」

画像: 『スイス・アーミー・マン』のキャストと制作陣。
『スイス・アーミー・マン』のキャストと制作陣。

ダニエルは2016年に英Mirrorのインタビューで、幼少期から出演した『ハリー・ポッター』シリーズの世界的大成功によって莫大な資産を得たことについて、「非常に感謝しています。お金があるということは、それについて心配しなくて良いということです。それは非常に素晴らしい自由です。それはキャリアにおいても、計り知れないほどの自由を僕に与えてくれます」と話している。

ダニエルにはすでに資産があるため、出演料にかかわらず、彼の出たい作品に出演することを選べる。そして彼の出演作選びには、「僕のキャリアを見守ってきてくれた人たちには、何か興味深いものを提供したいのです。残りの人生で、多くのお金を生み出すくだらない映画を数多く作っていくよりはね」という思いがあるそうで、それが現在の彼の“変なもの好き”な出演作のラインナップに繋がっているよう。

“変なこと”は、決して質が低いことを意味することはなく、むしろクオリティが高いことは多々ある。“変”と聞くとマイナスなイメージが思い浮かぶこともあるが、良い資質であることも多く、それはダニエルの出演作や、彼が演じたキャラクターが愛され、評価されていることからも分かる。ダニエルの今後の出演作も楽しみ。

(フロントロウ編集部)

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