「５回デートしたのに告白されない」「彼の学歴が気になる」読者のお悩みに植松晃士が本気のアドバイス！【スナック植松へようこそ！】

2022.4.17
650 views

教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに！

お悩み１：５回デートを重ねましたが、告白がまだ。これって脈なしでしょうか？

会社の同期を好きになり、毎日、LINEでやりとりしていて、告白にぴったりのイルミネーションデートまでしたのに……。自分から告白する勇気はないので、どうしたら告白してもらえるか教えてください！
ペンネーム：ゆかこさん（24歳・会社員）

植松さん

これはね、告白されてないだけ。“付き合っている”認定です。

常連Ｍ

イェーイ、よかった♡ じゃあ「私たち付き合っているの？」って、彼に聞いてみてもいいよね？

植松さん

それはね、してもいいけど、今回はしなくていいの。だって、彼女が本当にほしいのは、「付き合っている」という言葉じゃなくて、既成事実という証明がほしいのよ。たった一度の事実＝フィジカルなコミュニケーションを手に入れてしまえば、名実ともにお付き合いは完全なものになるから。それまでは、もやもやしちゃうのは当然のことよ。

常連Ｍ

なるほど。彼はいわゆる草食系なのかな？

植松さん

そう、だから、女の子からガブガブガブリ寄っていいと思うの。でも、当然、恥じらいがあるのもわかる。そこで、オススメはお泊まりデートというシチュエーションをつくることよ。近くの温泉とかに誘ってみたらどうかしら？

常連Ｍ

でも、お泊まりして、何もないと凹みそう……。

植松さん

それはそれでいいのよ、検査なんだから！いうなれば、お泊まり検査だから……“OTM”検査よ！まず、温泉に誘ってみるでしょ。もし、その段階で彼が「えっ」って戸惑ったら、検査前にアウト。「行く」ってなったら、ドキドキワクワクしてOK。ウェディング前のカップルのように、ふたりで温泉情報をネットで調べまくって、あとは決行日を迎えるのみ。お泊まりとなると一緒にいる時間が長いから、今まで気づかなかった人となりまでわかる、優秀な検査なの。

常連Ｍ

確かに脈ありかなしかもはっきりするし、性格もわかるのか！

植松さん

フィジカルなコミュニケーションについてもね（笑）。

常連Ｍ

でもなぁ、女の子ってやっぱり“言葉”がほしいんだよなぁ。

植松さん

その気持ちもわかるけど、そういうのは、韓国ドラマに求めてください！とにかく、毎日LINEでやりとりしてくれる相手なんて、そうそういないんだから、もはや自慢よ、おのろけよ（笑）。ゆかこさんは悩むことなし。後は行動のみ！

お悩み２：付き合って４年になる彼の学歴が、私も母も気になっています……。

初めての彼でもあり、私をありのまま受け入れてくれる優しくて頼れる人。でも私は国立大卒で彼は専門卒。結婚を視野に入れて、大卒資格の取得もすすめたけど断られました。どこかで折り合いをつけるべき？
ペンネーム：あおいさん（27歳・公務員）

植松さん

なかなかな相談だけど……、彼はすでに社会人生活を歩んでいるんでしょ？ここから大卒資格を取得しても、本当に得かは微妙よ。

常連Ｍ

彼女自身は公務員だから、生活は安定してそうだけど。

植松さん

今は人と比べる時代でもないうえ、彼におぶさったり、顔色をうかがって生きる必要もないんだから、彼が少しふわっとしているくらい何なのよって思うけどね。だいたい、好きでもない人の子供を産んで育てられますかって話よ。でも、きっと彼女は自分を超えてくれる人じゃないとイヤなのよね。そして、学歴の次には職種、お給料と、次から次に気になることが出てきそう。確かに結婚相手を学歴や所属で選ぶのも幸せのひとつだけど、そうなるとほかの幸せもほしくなるもの。人の欲に終わりはないからね。

常連Ｍ

お母様の影響も大きいのかな？

植松さん

お母様は、高学歴・高収入・高身長の“３高”が男選びの条件として当たり前だったバブル世代な気がする。松嶋菜々子さんが主演の名作ドラマ『やまとなでしこ』って見たことある？

常連Ｍ

私、そのドラマ、大好き！！

植松さん

バブル世代って、彼女の役のように相手の車のキーや時計をチェックする癖があって、僕もその感覚が抜けてないからお母様の気持ちはよーくわかる（笑）。品定めが大好きなチェックマニア世代なの。でも、よく考えて。ドラマの彼女は、玉の輿ではなく本当に好きな人を選んで幸せになった。それに、今後の人生、お母様と一緒に歩むの？自分の人生は自分のものであって誰のものでもないのよ。

常連Ｍ

でも、どうしたら、気持ちに折り合いがつくのかな？

植松さん

結婚相談所で、自分が望む学歴や収入、年齢など条件を伝えて、お相手には申し訳ないけど、一度こっそりデートをしてみたら？いずれにしろ、４年も続いている彼がいることがどれだけ素晴らしいことなのか、ちゃんと見つめ直すべきね！

撮影／伊藤泰寛ヘアメイク／高橋亜希スタイリング／曽我部将人イラスト／中根ゆたか取材・文／楢崎裕美

元記事で読む

VOCE

の記事をもっとみる