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【特別公開】絵画のように美しい歴史ある藤が魅力「妙心寺 長慶院」【京都花めぐり】

  • 2022.4.17
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桜の季節が去りつつあり、藤の季節が到来しました。今回は客殿から鑑賞できる、歴史ある美しい藤の特別公開を紹介します。公開期間は2022年4月17日(日)までです。

歴史ある藤の花を客殿から鑑賞できます「長慶院」

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京都花園にある妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山です。境内には46の塔頭寺院があり、今回紹介する長慶院もその一つです。通常非公開寺院ですが、庭園の藤の花の見頃に合わせて、三日ほど期間限定で公開されています。今回拝観させていただきましたので、紹介します。

公開詳細・アクセスなど

~藤の花特別公開~
公開期間:2022年4月14日~17日(17日まで追加公開)
拝観時間:10:00~16:00
拝観料::志納(賽銭箱へ)
アクセス:嵐電妙満寺駅から徒歩約5分 市バス「妙心寺北門前」から徒歩約2分
関連ページ:Facebook
https://www.facebook.com/chokay.in.myoshinji/

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長慶院は妙心寺境内の北東にあり、桂春院の近くです。

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長慶院の山門です。「藤の庭」の看板を立ててくださっているので、分かりやすかったです。

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妙心寺長慶院(ちょうけいいん)の創建は1600年(慶長5年)。
妙心寺71世東漸宗震を開祖とし、豊臣秀吉の正室 北政所 ねねの姉にあたる松嶽寿保信女(杉原くま)を開基とし、創建されました。

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山門をくぐると大きな藤がお出迎えしてくれます。とても立派な藤で、枝ぶりに歴史を感じます。

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拝観入口付近です。検温して入山します。

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客殿からの風景です。
樹齢約140年の白と紫の藤の庭を鑑賞できます。
朱色の緋毛氈がアクセントとなり、まるで額縁の絵画を鑑賞するような景色です。ため息が出るくらい美しくて、しばらく見入っていました。

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藤と言えば、藤棚にぶら下がって咲いているイメージですが、木として自然のまま植わっている姿も壮大で、圧巻の風景です。

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客殿のガラスに藤が映り込み、見る場所によって色んな表情が楽しめました。

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藤の花言葉は「君の愛に酔う」。藤は高貴なイメージですが、この花言葉は意外ですね(笑)
長慶院の藤は、藤棚で咲いている藤よりも花が大きく、こんもりしてキュートに見えました。

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白の藤の花言葉は「可憐」。白色だけ別にあるようです。こちらも同様に花が大きくて、花言葉の可憐がぴったりです。雨に濡れてしっとりとした藤の花、とっても素敵でした。

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客殿内の様子です。撮影する人、和菓子煎茶をいただきながら藤を鑑賞する人・・・静かに穏やかなBGMがかかっていて、皆さんのんびりと過ごされている雰囲気でした。

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ご住職がおられる時は、手書きの御朱印を授与していただけるようです。和菓子の接待や、和ろうそくの販売などもされていました。

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御朱印は「東方薬師如来」と「藤の庭」の二種があり、藤の庭を授与していただきました。

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客殿の奥には、休憩出来る部屋もあり、こちらからも藤の庭を鑑賞できます。

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長慶院は通常非公開ですが、定期的にライブや「音楽夜会」などのイベントを開催されているようで開かれたお寺さんですね。FBの他に、InstagramやTwitterなどのSNSからも情報を発信されています。

今回は長慶院の藤の花特別公開について紹介しました。今後の拝観の参考になれば幸いです。
美しい藤に癒されて、ご住職やお寺の方が柔らかい雰囲気で接して下さったので、穏やかな良い時間が過ごせました。

妙心寺長慶院 on YouTube

長慶院の見どころをまとめてみました。
良かったらご覧ください。

スポット情報

名称:妙心寺長慶院
住所:京都府京都市右京区花園寺ノ中町8-1

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