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ティフェーヌの花とストライプで、インテリアをより愛らしく。

  • 2022.4.16
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パリのインテリア界で注目されるヴィンテージミックスの素晴らしい腕前の持ち主、ティフェーヌ。ロンドン暮らしを経験し、英国人たちのちょっとエキセントリックな味わいの色彩感覚をインテリアに取り込むのもとても上手い。「Les Causeuses(レ・コズーズ)」の名前でヴィンテージタッチのファブリックを用いたベンチのクリエイションを始めた彼女は個人宅やメゾン・ドットなどからの注文に応じているが、3月末、愛らしさが満開のカプセルコレクションを発表した。

自宅を会場に新作を発表したティフェーヌ・ヴェルディエ。

それはランプシェード、クッション、肘掛け椅子、2WAYジャケットからなるコレクションで、明るく陽気な雰囲気を室内にもたらす花のモチーフとストライプの2種のオリジナルファブリックから選べる。ティフェーヌが愛するヴィンテージのような50年代的魅力をたたえながら、どれもいまのパリのインテリアにすんなりと溶け込む。製造はポルトガルの職人たちによるそうだ。以前紹介したように彼女のアパルトマンはミックス&マッチの素晴らしいインテリア。たとえばこのランプシェードひとつで、少しそれに近付けたら……と、ちょっと夢を見たくなる。

ティフェーヌが掘り出した古い品にインスパイアされた花のフォルムのランプシェードは「L’Allumeuse(アリュムーズ)」。あかりを灯すという意味と、男性の気をそそる女性とをかけた命名だ。肘掛け椅子の「Le Tombeur( トンブゥール)」。こちらは椅子などの倒れこむ人と“女たらし”の言葉遊びである。花びらのような背のデザインは50年代の暖炉前の椅子からのインスピレーション。

左: 花弁のフォルムのクッションは「Le Boudeur(ブードゥール)」。ぷっくりしているので“すぐにふくれっ面をする子”という意味を持たせたそうだ。右: 花柄ジャケットは怖がり屋さんの意味の「La Craineuse(クレヌゥーズ)」。発表会の時にティフェーヌが着ていたように、袖なしジャケットにもなる。

Les Causeuseswww.lescauseuses.frInstagram: @lescauseuses

 

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