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【中央区】札幌で今、最も気になるカフェかも?「 poool(プール)」

  • 2022.4.13
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そもそもは、札幌駅に近いあるビルの前を通りかかった時、ガラス越しに「本棚」が目に留まったのが、そのお店「 poool(プール)」との出会いでした。 本が好きで書店巡りも好きな私は思わず立ち止まったのですが、広々としたカフェスペースらしきものが見え、ちょっと書店とは違うような気がして、なんとなく不思議な印象を受けました。店外からは一体どんな店なのか伺い知ることができません。 ビル前の看板には「Espresso(エスプレッソ)」の文字とコーヒーの種類書きがあるので、カフェなのは確かなようですが…。

とても気になりましたが、あいにくその時は時間がなかったので店内に入ってみることは出来ず、後日必ず訪れようと決め、後ろ髪をひかれる思いで通り過ぎたのでした。

「コワーキングカフェ」です

というわけで先日、行ってきました。 やはり、外からすぐ見える位置にある本棚が印象的です。一見、「本屋さん?」と思ってしまいそうなのですが、ここ「poool(プール)Espresso&Work」は、仕事場として利用できるカフェ、「コワーキングカフェ」です。札幌市街ではあまり見かけない形態のカフェです。オープンしたのは昨年の2021年8月15日だそうで、まだ一年経っていない新しいお店です。

出典:リビング札幌Web

店名「poool(プール)」の由来は、このカフェのテーマ「個性がpoolされ、出会いがloopしていく」から名付けられたそう。だからお店のロゴがloop(上の写真)なんですね。納得。

出典:リビング札幌Web

店鋪横の看板には店名の「poool」の文字はなく、「Espresso&Work」の文字が。なんとなく謎めいて見える(私だけ?)この看板の意味は、「美味しいコーヒーを飲みながら仕事が(も)できるカフェ」(wi-fi・電源完備)なのでした。

試し読みOK

実際にお店に入ってみると、書籍の数の多さに驚きました。本屋さんではなくカフェですが、すべて購入可です。カフェスペースに持ち込んで試し読みも出来ます。(ただし一回に一冊限り)

出典:リビング札幌Web

本棚は10のテーマ別に分類されていて、そのテーマにちなんだ本が並べられています。 下の写真は「イノベーション」「コミュニティ」「ダイバーシティ」の各棚。他の7つのテーマは実際にお店で確認を。

出典:リビング札幌Web

テーマは全部英字表記ですが、意味がわからなくても全く問題なし。

本もいいけどコーヒーも

本も魅力的ですが、ここに来たからにはコーヒーを飲まない選択肢は無し!と言いたいです。 看板に「Espresso(エスプレッソ)」とあるぐらいですから、コーヒーへのこだわりと自信が伺えます。コーヒーの種類は、エスプレッソは勿論ですが、オリジナルブレンドなど数種類揃っています。苦味・酸味の強弱など自分の好みに合う風味を選べます。お店のスタッフはとても明るく気さくです。コーヒーの選択に迷ったら気軽に質問してみては? カウンターで注文と支払いを済ませ、好きな席へ向かいます。

出典:リビング札幌Web

画像を一部加工しています。(下の写真も同)

出典:リビング札幌Web

なんだかお菓子みたい(?)にみえたコーヒー豆

仕事目的でなくても行きたい

この日私は、下の写真の長テーブルの席に座りました。仕事目的でなく、ふらりと訪れてコーヒー片手にリラックスするにも快適です。 カウンターで私が注文している間、次々とお客さんが入店してきました。若者が多そうな店と私は勝手に思っていたのですが、意外にも年配の人の姿も多く、客層は幅広いようです。

出典:リビング札幌Web

一人席のスペースが充分にとられていて落ち着いて仕事・勉強ができそうです。

コーヒーに合う〜!テリーヌショコラ

アメリカーノマイルドブレンド(450円)とテリーヌショコラ(550円)を頂きました。テリーヌショコラはアイスクリームつきです。チョコの苦味が舌にズシンときて、ガトーショコラよりももっとチョコレートそのものに近い味、というのか…。とにかく、チョコレート好きならぜひ試してほしいスイーツです。 これがまた、コーヒーによく合うのです。スイーツの種類の方は、けっして多くはないのですが、「コーヒーに合う」ものを選びぬいているのかもしれません。

出典:リビング札幌Web

長テーブルの席からは、店の前を行き交う人々の姿が見えます。なんとなく眺めていたら、通り過ぎる人のほぼ全員といっていいぐらい、「おや?」という面持ちで店内をちらっと覗き込んでいくのです。なんだか可笑しく思いながら見ていました。(そういう私自身も同じだったんですけどね…。)

出典:リビング札幌Web

店内は広く、席のタイプ・数ともに豊富です。

出典:リビング札幌Web

まったりできそうなソファ席もあります。

ライフスタイルが進化するかも?

10のテーマ別に分類されている本棚の中から、普段なら手にとらないような本を1冊選んで席に持ち込んでみました。なんだかとても有意義な時間を過ごしているように思えてきて、いい気分でした。(傍からみたら、単にノホホンと寛いでいるだけに見えるに違いないにしても…。)

仕事は自宅でリモートワークが推奨されるようになり、その他諸々も、「可能な限り自宅で」がライフスタイルとして定着した感がありますが、やはり外に出ると細胞が活性化される(大げさですが。)ような気がします。 美味しいコーヒーと、単調な日常へのちょっとしたスパイスを求めに、ここ「poool Espresso&Work」に何度も訪れてみたくなりました。

poool -Espresso&Work- 住所 札幌市中央区北2条西3丁目 タケサトビル1F TEL 011-222-7710 営業時間 8:00〜22:00(当面の間20:00close) 定休日 不定休 アクセス JR札幌駅南口から徒歩約5分 インスタグラム https://www.instagram.com/pooolpooolpoool/

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