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「化粧水が肌に浸透しない…」化粧水を変える前に試して大正解だったこと【体験談】

  • 2022.4.13
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10代後半でメイクを始めたころから、メイクはしっかり落としてその後のスキンケアも欠かさず、大きな肌トラブルなく40代に突入しました。ですが、最近化粧水の浸透が悪いことに悩むように。年齢によるものなのか、果たしてスキンケア商品が合っていないのか。化粧水の浸透が悪いのには、ある理由がありました。

化粧水が浸透しない!感じる肌の変化

メイクを始めたころから「メイクしたまま寝ない」「洗顔は泡立ててしっかりすすぐ」を徹底してきた私。基本的なスキンケアですが20年以上続けてきました。そのかいあって「今日は、肌のハリがあるな」「ちょっとくすんでいるかな」と肌の変化はささいなことも気付きます。化粧水はたっぷりと肌がモチモチするまで浸透させるのが私流のスキンケア。肌が「おなかいっぱい」って言ってくれるような気がして十分に保湿するのが好きなんです。

少しずつ肌は劣化するというのは受け入れなくてはいけないと思うのですが、この1、2年くらい洗顔後、肌は乾燥しているのに、化粧水が肌に浸透せずいつまでも肌が濡れている感じが気になっていました。時間とともに肌はどんどん乾燥するのに、化粧水が入っていかないのはなんで? と思いながら押し込むように浸透させたり、化粧水のパックを使ってみたりしましたがなかなか改善されません。

もう少し化粧水を年齢肌に合わせてランクを変えなくちゃダメなのかなと感じていたときに、美容に詳しい知人から「肌に角質がたまっているから化粧水が入っていかないんじゃない?」とアドバイスをもらいました。たしかに、メイクはしっかり落とすように心がけているけど、不要な角質を落とすということは意識したことがありませんでした。その知人にエステサロンを紹介してもらい、角質ケアを試してみることにしました。

消しゴムカスのように角質が取れた!

施術をしてくれた方によると、肌は新陳代謝を繰り返し約28日で新しい肌に生まれ変わるそうです。しかし、年齢とともに新陳代謝が悪くなり肌の水分や、油分のバランスが悪くなりターンオーバーが滞り、本来なら剥がれ落ちる角質がたまってしまうことがあるとのこと。この角質が、壁になってしまい化粧水が入っていかなかったのかもしれないということでした。

角質は専用のクリームを使って、マッサージをしながら取ってもらいました。目を保護していたのでどんな状態だったのかは見えませんが、顔全体に鉛筆で書いたところを消しゴムを使ってやさしく削られている感じです。ポロポロと消しゴムのかすのようなものが出てきているのがわかりました。鼻の周り、顎からたくさん角質が取れたそうです。まさにその個所は私が化粧水が浸透しにくいと感じていたところなのでびっくりしました。

たっぷり角質を取ってもらったあとは、保湿とパック。パックを10分ほど浸透させている間、ぐっすり眠ってしまうほど気持ちがよかったです。施術が終わり、鏡を見る前に肌を触ってみてびっくり!「ふわふわ」「モチモチ」でした。鏡を見ると、肌がワントーン明るくなり、汚れていた壁が剥がれたという印象です。一生懸命スキンケアしていたけど、角質の上からお手入れしていたのであれば、化粧水も入っていかないのも納得です。

次に、角質除去後の肌についてお伝えします。

角質除去後の肌の違い

角質を除去したら、まさに「ひと皮むけた」状態の肌に生まれ変わりました。角質除去してすぐは化粧水が久しぶりにぐんぐん入っていくのを実感! 肌が潤っていくのを感じて気持ちがよかったです。しかし3週間ほどたつとまた化粧水の浸透が悪くなるので、月に1回ペースで角質除去を続けました。半年くらいすると、肌の状態が落ち着いてきて化粧品が浸透しやすくなってきたように感じています。

角質を取るというスキンケアを試さなかったら、もっと高価なスキンケア商品を買っていたことでしょう。プロの手を借りて、角質除去をしていますが、スキンケア商品は今までと同じものを使っています。「今のスキンケア商品じゃ年齢に合っていない? 栄養分が足りていない?」と自己判断で買い替える前に角質除去を知ることができてよかったです。

角質除去をした肌はふわふわとした手触りでスキンケアも楽しくなります。一層丁寧にお手入れをするようになったので、肌の調子がとても良いです。それだけでも気分が明るくなります。若い子には到底勝ち目はありませんが、自分の肌が好きと思える日がこの先もずっと続きますようにと願っています。

まとめ

肌の調子が今までと違うと感じたら、単純にスキンケアを変えればいいということではないことがわかりました。肌の不調の原因を知るために専門家の話を聞いたり、状態を把握するのは大切だなと感じました。私の場合は、不要な角質が化粧水の浸透を悪くしていたようです。不要な角質は除去して、新陳代謝を良くしながら、肌をどんどん生まれ変わらせていつまでもスキンケアやメイクをするのが楽しい日々を送りたいです。もちろんスキンケアだけでなく食事にも気を付けて体の中から元気に、そしてきれいになれるように頑張ります。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:ayuko

小学生の子ども2人と夫の4人暮し。在宅ワーカーでひとりコツコツ仕事をしている。在宅仕事&運動不足で太り気味なのが最近の悩み。年齢特有の体調の変化も気になるところ。スポーツ観戦、ライブが大好き!いつまでアクティブでいたいお母さん。


監修者:医師 黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

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