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ダイエットを続けられない人が、気づいていないこととは?

  • 2022.4.13
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ダイエットが続かない、一時的には痩せても、すぐにリバウンドしてしまう、ダイエット前よりむしろ体重が増えてしまった......。「継続できない」「維持できない」「リバウンドしてしまう」は、ダイエッターたちの永遠の悩みだ。

「炭水化物抜きダイエット、朝バナナダイエット、りんごダイエット、プチ断食、トレーニングジム通い、水泳、ジョギング、これらのダイエット法に共通しているのは『継続が難しい』という点です。そして、中断した時点で『ダイエット効果がゼロになってしまう』点です。」

こう指摘するのは、パーソナルトレーナーで、「ダイエットスイッチ」を開発したバッキーMショーマさん。4月8日にそのノウハウをまとめた、『リバウンドしない 魔法のダイエットスイッチ』(自由国民社)が発売されたばかりだ。

バッキーさんによれば、ダイエットでリバウンドを経験した人は、7~8割にのぼるという。一時的には痩せても、また元に戻ってしまう人が大半だ。その理由は、多くの人が「続かないダイエット」をしているから。毎日同じ食材を食べ続けることも、好きでもない運動をし続けることも、現実的には難しい。続けられないのは当然なのだ。

では、どんなダイエットなら続けられて、やせ体質を維持できるのか?

それは、「日常動作のなかで実行できるダイエット」だとバッキーさんは言う。「『生きているだけで誰もが直面する動作の一つひとつを見直す』というのが、わかりやすいかもしれません」

具体的には、次のような動作が当てはまる。

・歩くときは少し早めのスピードで大股歩きをする
・エレベーターを使わず、1階から2階だけでも階段で上ってみる
・スマホを見ながら、お腹をへこます(=ドローインする)
・野菜やスープから一口30回以上噛んで食べる
・夜、寝る前にヨーグルトとバナナを一緒に食べる
・「推し活」でストレス解消する。

歩く、食べる、寝るなど、日常動作を見直すだけで、自然に続けられる。気合も根性も、しんどい運動やハードな食事制限も、全部不要だ。1日の減量目標はたった50gだが、マイナス5㎏の減量を達成でき、なんといっても「リバウンドしない」のが特長だ。

朝起きたらふとんの中で体幹ストレッチ

ここでは、『リバウンドしない 魔法のダイエットスイッチ』から、寝ながらできる体幹ストレッチ「ひざdeゴロにゃーご」のやり方を紹介しよう。体幹部(腹横筋、脊柱起立筋、腹斜筋)から股関節周りの筋肉に"じんわりと"アプローチできるため、代謝アップに有効。朝起きたら、膝を立ててゴロゴロしながら取り組もう。

1.ひざを立てて、両腕を伸ばす
ドローイン(お腹をへこます)をしながら行うとさらに代謝がUP!より一層インナーマッスルに効きます。

2.ひざを左右に倒して腰をひねる
両肩がふとんや床から離れないように腰をひねる。左右4秒ずつキープする。両膝の内側同志をくっつけたまま、イタ気持ちいいところまでストレッチする。

試着室ではワンサイズ下の服を着てみる

本書ではさらに、「試着室でワンサイズ小さい洋服を着て自分の体型の変化をチェックする」といった、ダイエットのモチベーションを維持するために必要なマインドセットやメンタルコントロールの方法も解説している。くじけそうになっても頑張れそうだ。

目次は以下の通り。

第1章 無理なダイエットを繰り返していませんか? あなたがダイエットで痩せられない理由
第2章 気づいたら、1年でマイナス10㎏! ダイエットの魔法「ダイエットスイッチ」とは?
第3章 超簡単! バッキーおすすめのダイエットアイデア7選
第4章 あなたはいくつ知っている? 痩せる食べ方、太る食べ方
第5章 ダイエット初心者でもできる! 燃焼系ストレッチ&ダイナミックストレッチ
第6章 ダイエットが加速する! 最強の味方「ダイエットアプリ」超活用法巻末付録
・切り取って使える ダイエットスイッチシート(日常動作の見直し)
・切り取って使える 8×8目標達成マンダラシート(自分自身の見直し)
※メジャーリーガーや多くの著名人が活用するシートをベースに、本書だけのオリジナルシートを作成しました。

ダイエットは「継続すること」が大切だ。続けられそうな日常動作を探してみるところから始めてみてはいかがだろうか。

■バッキーMショーマさんプロフィール
株式会社ブーミング代表取締役CEO。パーソナルトレーナー/ダイエットスイッチ開発者。フィットネス業界のスペシャリストが200名以上在籍する出張エクササイズのデリバリー集団「エクササイズデリ」の共同代表を務めるほか、「振付家」として10年以上、有名アーティストやタレントへのダンス指導を行う。自治体や中小企業に向けては「メタボ改善プロブラム」を提供し、小中学校の児童には解剖学的アプローチに基づいたストレッチ指導を行う。他方、フィットネスコラムニストとしても活動。東京スポーツ新聞では、2009年より累計10年以上コラム執筆を行っている(2022年3月現在)。パーソナルトレーナーとしては、対面・オンラインによる指導を行うほか、企業講演会やテレビ番組(「ヒルナンデス! 」「スーパーJチャンネル」等)への出演実績も多数。

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