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「これを見逃すはずは…」と不思議そうな歯科医。学校の歯科検診は異常なしなのに!?驚愕の説明を受け、後悔の嵐…!

  • 2022.4.12
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私には小学生の娘と幼稚園児の息子がいます。子どもたち2人とも歯磨きが大嫌いで、2歳くらいまでは歯磨きのたびに泣いて暴れていました。あの手、この手で工夫して仕上げ磨きも丁寧にしてきたのですが……。小学生に上がって仕上げ磨きを卒業したあと、まさかの事態が起こったのです。

歯磨きが大嫌いな娘

娘は割と聞き分けのよい穏やかな性格の子です。離乳食のころから今でも、食べ物の好き嫌いもなく、なんでもよく食べます。ただひとつ苦手なことが、歯磨きでした。とにかく嫌がって泣いて暴れるので困り果てていましたが、歯磨きや虫歯の歌を歌ったり、絵本を読んだり、動画を見せたり……、あの手この手でなんとかやってきました。

歯磨きのたびに憂うつでしたが、3歳くらいになるとおとなしく口を開けていてくれるようになりました。弟が生まれ、手があかないことも多くなりましたが、仕上げ磨きはいつも丁寧に欠かさずやりました。そして小学生になって少ししたころ、娘の歯磨きをチェックすると丁寧に時間をかけてよく磨けていたので、仕上げ磨きを卒業したのです。

幼稚園や小学校の歯科検診で異常なし

娘は幼稚園や小学校の歯科検診ではいつも異常なしで、虫歯と言われたことはありません。しかし今回の検診結果をもらう少し前に娘から、歯に黒い部分があって取れない、と言われるようになっていたのです。

虫歯なら痛いだろうし、違うだろうなと思いながら娘の口の中を見てみると確かに黒い部分があります。ほどなくして届いた学校の歯科検診の結果は異常なしでしたが、念のため歯医者さんに行ってみることにしました。

歯医者さんに行ってみると…

歯医者さんに行くと、驚きの診察結果でした。虫歯が複数あり、しかもかなり進行しているとのこと。つい先日の小学校の歯科検診結果が異常なしだったことも話しましたが、「これを見逃すわけはないんだけど……。」と不思議そうに首を傾げていた先生。

そしてその日から娘の虫歯治療が始まったのですが、虫歯は永久歯にも乳歯にもできており、治療は何日にも渡りました。また、娘はこのタイミングで初めてフッ素を塗布してもらいました。

定期的に診てもらわなかったことを後悔

実は、娘はこれまでフッ素塗布をしたことがありませんでした。第1子で神経質になりすぎていたのか、当時の私は、得体の知れない物を歯に塗るなんて……という考えだったのです。

また、仕上げ磨きは小学校に入って少ししたころに卒業したものの、それまではとても丁寧にしていましたし、甘いお菓子も1日1個に制限して、食べたあとすぐに歯を磨けないときは必ずお水を飲ませていました。また、仕上げ磨きを卒業したのも、娘が自分でよく磨けていると思っていたからです。さらに、娘はお菓子などの決まりもよく守っていたので、虫歯にはならない! と自信を持っていたのです。結果、歯医者さんから足が遠のいてしまっていました。

息子も歯磨きが大嫌いで力強く抵抗してくるので、仕上げ磨きがうまくできません。そのため、今では定期的に歯医者さんで診てもらってフッ素を塗布しています。定期的に受診することで初期虫歯を発見できるし、予防ができるのだと実感しました。ひどくなる前に娘も歯医者さんに連れて行ってあげていればよかったと後悔しています。今後は定期的に歯科検診を受けさせてあげたいと思います。

ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!

監修/助産師REIKO


著者:坂井香子

おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

ベビーカレンダー編集部 /キッズライフ取材班

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