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ヘアアイロン、「上から巻く」はNG。大人の「ふわゆれボブ」を作るには

  • 2022.4.11
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マスク生活で顔の下半分が隠されているいま、髪型が以前より増して印象を左右するようになった。とはいえ、朝は忙しいし、自分でスタイリングするのはなかなか難しい。ヘアアイロンを買ったはいいけどうまく使えず、思ったような仕上がりにならない、という方も多いのでは。

今回は、3月25日に発売された『大人のヘアスタイリングの教科書』(KADOKAWA)から、上手なスタイリングのコツをいくつか紹介しよう。

本書は、大人気ヘアサロン・GARDENが大人の女性向けにヘアスタイリングのテクニックをまとめた一冊。ヘアアイロンの使い方や、短時間でできるスタイリングが紹介されている。

自然な毛先巻きはこう作る!

サロンでカットしてもらった当初はスタイルを保っていても、少し時間が経つと、のっぺりした髪型になりがちなボブ。変化を付けるには、巻髪がおすすめだ。ただし、全体を巻くと可愛すぎたり、頭が膨張して見えたりするので逆効果。大人の自然な「ふわゆれボブ」をつくるには、毛先にニュアンスを作るくらいがちょうどいいという。

ヘアアイロンは上から巻いていくと横に広がり、頭が四角く見えて残念な仕上がりに。立体感を出すには、髪を垂直に持って巻くのがコツだ。

ふんわり仕上がる手順は次の通り。

1.根元をかき上げながらトップのつぶれを解消
前髪の割れや根元のつぶれが気になる箇所を濡らし、後ろにかき上げながら乾かす。

2.全体の毛先は外ハネに巻く
耳前と後ろで分け、それぞれをストレートアイロンで外巻きに。毛束を下に引きながら巻くのがコツ。

3.頭頂部の毛束を垂直に持ち上げ後ろに巻く
頭頂部をつむじまわりと前髪に分け、それぞれ毛束を持ち上げ32㎜のカールアイロンで巻く。

4.表面の髪をつまんで浮きを出す
スタイリング剤を全体になじませたら、顔まわりの髪をつまんで、束感と浮きを作る。

ほかにも、「ナチュラルなストレートを作るには、ねじりながら温風を当てる」「丸みショートで後頭部をふんわりさせるには、毛束を前に押し出してから後ろにひいて巻く」など朝3分でできるあか抜けテクニックを紹介している。ショートからロングまで、応用できるテクニックが満載だ。

ロングヘアは「リバース巻き」で華やかに

ヘアアイロンの使い方や選び方も紹介。なんとなく使っている方にはぜひ見ほしい、10パターンの巻き方や巻いた後のくずし方も解説。

たとえば、「基本のリバース巻き」は、斜めにアイロンを通し、外方向に巻く。毛先が外側を向き、広がりが出るので、華やかな印象を出したい時や、後れ毛を巻くときに活用できる。

まとめ髪も、ちょっとしたコツで「疲れた感」が「あか抜けスタイル」に変わる。夜会巻き、くるりんぱ、低めシニョンなどのアレンジも11パターン掲載。

「隠しゴムであらかじめ結んでおいて面を整える」「えり足をたるませて結び、ラフに仕上げる」「毛束を細かくつまみ出し、立体感を出す」などのテクニックでプロのような仕上がりに。

カットせずに印象を変えるには前髪のアレンジも効果的だ。切らずにドライヤーやカーラー、アイロンでイメチェンを実現。

このほか、髪質が生まれ変わるシャンプー&ドライ法やドライヤーだけで髪の悩みを解決する方法も掲載。毎日のケアでもコツコツ印象を変えていこう。

これまで、どんなに時間をかけても仕上がりがイマイチだった人は、本書でぜひ、コツを学んでみてほしい。朝の身支度が楽しくなりそうだ。

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