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「私たちのブルース」初回最高視聴率9.3% チャ・スンウォンとイ・ジョンウンの思い出でスタート

  • 2022.4.10
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▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

tvN
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済州島の感性に満ちたオムニバスドラマ『私たちのブルース』が快調なスタートを知らせた。

9日に韓国で初放送されたtvNの土日ドラマ『私たちのブルース』が生き生きとした済州島の五日市の人々の暮らし、美しい済州島の風景を映し出して視聴者を魅了した。美しい風景と人間のにおいでいっぱいのストーリーに心が温まる時間だった。人生が苦しく大変でも、小さな思い出に笑う人々の姿は初回から濃い余韻を残した。ノ・ヒギョン作家らしい共感マジックの始まりだった。

『私たちのブルース』1話の視聴率は首都圏基準平均8.1%、最高9.3%、全国基準平均7.3%、最高8.5%を記録した。tvNのターゲット層である男女20歳から49歳の視聴率では首都圏基準平均4.2%、最高4.9%、全国基準平均4.1%、最高4.9%を記録した。特に20歳から49歳の視聴率は地上波を含む全チャンネル同時間帯1位を記録した。(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供)

オムニバスドラマである『私たちのブルース』は20年ぶりに再会した同窓生チェ・ハンス(チャ・スンウォン)とチョン・ウンヒ(イ・ジョンウン)のエピソードから幕を上げた。

故郷の済州島に転勤してきたチェ・ハンスは家長としての責任感から肩の荷が重かった。娘のゴルフ留学費のために退職金の途中精算も受けて、家も売ったがそれでも足りなかった。あちこちお金を借りなければならない現実は彼を疲弊させた。それからチェ・ハンスは自分のように貧しかったチョン・ウンヒが年間売り上げ23億ウォンを誇る魚屋の社長として成功したことを知った。マンション前のカフェの建物のオーナーもチョン・ウンヒだった。チェ・ハンスはうらやましさから「私は何をしてきたんだ。あんなものもなく」と言って苦々しく自分を振り返った。

生臭い体を洗い流す暇もなく仕事ばかりしてきたチョン・ウンヒにとって20年ぶりに会った初恋のチェ・ハンスの存在はときめきそのものだった。チョン・ウンヒの成功はすべて彼女ががむしゃらに生きてきた結果だった。チョン・ウンヒは家族たちの生計を背負って結婚もできず、乾いた一日一日を生きていた。そんなチョン・ウンヒは学生時代のチェ・ハンスとのことを思い浮かべると笑うことができた。チェ・ハンスに奇襲キスをしたこと、またチェ・ハンスが友達のからかいからチョン・ウンヒを守るため「お前もよかっただろう」と素敵に言ってくれたことがフィルムのように頭をよぎった。

『私たちのブルース』だけの独特のオムニバス形式は一味違ったドラマを完成させた。名演技で初回のエピソードを導いたチャ・スンウォンとイ・ジョンウンはもちろん、他のエピソードの主人公であるイ・ビョンホン、ハン・ジミン、キム・ウビン、コ・ドゥシム、パク・ジファン、チェ・ヨンジュンなどが済州島の住民、済州五日市で働く人として登場した。ノ・ヒギョン作家は無駄に過ぎるシーンを作らずにキャラクターたちの魅力を込めて物語のベースを次々と積み重ねた。

イ・ビョンホンは島を巡りながら物を売るトラック商のイ・ドンソクとして、短い登場でも現実にいる済州住民のような雰囲気を醸し出してインパクトを残した。ハン・ジミンは元気があっても軽いと言われる海女イ・ヨンオクに、キム・ウビンはイ・ヨンオクに気があるような船長パク・ジョンジュンとして登場してラブラインを予告した。それぞれの場所で一日を始める済州島の市場の人々の日常が少しでも元気に描かれ、彼らの人生に関心を集めさせた。


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