冷凍のままでもおいしいってホント？パスコの新シリーズ「フローズンPanスイーツ」全4種食べてみた

最近じわじわと増えている冷凍パン。おうちで好きなときにすぐおいしいパンを食べられるのはうれしいですよね。

そこで今回は、敷島製パンの「Pasco」ブランドから登場した新たな冷凍パンシリーズ「フローズンPanスイーツ」を紹介。なんと冷凍のままでも食べられるというから驚きです。いったいどんな食感なのか…？ さっそく全4種類を食べ比べてみました！

サックリ食感に驚き！「フローズンPanスイーツ ホイップメロンパン」

「フローズンPanスイーツ ホイップメロンパン」（筆者購入価格198円）は、サックリとしたビスケット生地をかぶせたメロンパン。中にはミルクホイップクリームが入っています。

冷凍庫から取り出してお皿にのせると、見た目は冷凍パンとは思えず焼きたてのよう。

半分にカットしてみても、いかにも冷凍といったカチカチのかたさはありません。中のミルクホイップクリームにも簡単に包丁が入りました。

まずはそのまま食べると、なんとサクサクの食感！ 冷凍という言葉から連想するような、シャリシャリ食感はなく、サックリとしています。ついさっきまで冷凍庫に入っていたとは思えません。

解凍していないのに、クリーム部分はとてもクリーミーでなめらか！ サックリとしたパン生地に、ひんやりとした冷たいクリームがよく合います。

そのまま室温に3分ほど置いてからまた食べてみると、生地が完全に解凍されて常温で売られているメロンパンのようなしっとり食感に。

クリームはとくに水っぽくなるわけではなく、冷凍状態と同じようにとろっとしたやわらかさをキープしていました。何よりも、室温にたった3分置いただけでもう解凍されていることにビックリ！

冷凍のままでもホイップクリームがやわらかい！「フローズンPanスイーツ ホイップ×つぶあん」

「フローズンPanスイーツ ホイップ×つぶあん」（筆者購入価格178円）は、北海道産小豆使用のつぶあんと、口どけのよいミルク風味のホイップクリームが入ったあんパンです。

冷凍庫から取り出してすぐに食べても、やはりサックリと食べられます。メロンパンよりも少しだけポロポロと生地が砕けていきましたが、それでも冷凍パンとは思えないクオリティです。

中のつぶあんとホイップクリームはひんやりとした冷たさはあるものの、すでにやわらかい状態。ホイップクリームはさっぱりとした甘さで、つぶあんの味わいを引き立てていました。

3分ほど室温に置くとポロポロとした生地のもろさがなくなり、普通のあんパンに。

つぶあんとクリームのひんやり感はなくなり、常温に。つい3分前まで冷凍庫に入っていたとは思えない味わいに、またまた驚かされました。

チョコのパリッと感が最高！「フローズンPanスイーツ チョコデニッシュ」

「フローズンPanスイーツ チョコデニッシュ」（筆者購入価格198円）は、チョコクリームを折り込んだ生地にチョコホイップクリーム、さらに板チョコが入った“チョコづくし”のパン。

凍ったままで食べると、デニッシュ生地はしっとりとしたやわらかさ。

チョコホイップクリームはなめらかなアイスのような食感で、パリッとした板チョコが楽しいアクセントになっています。

室温で3分ほど自然解凍すると、生地のしっとり感はそのままに、チョコホイップクリームが完全に解凍されてとろっとしました。ただ、板チョコは少し溶けてパリッと感が半減。個人的には冷凍のままで食べるほうがおいしく感じました。

電子レンジで温めてもおいしい♡「フローズンPanスイーツ ホイップ×カスタード」

カスタードクリーム好きにおすすめしたいのが、「フローズンPanスイーツ ホイップ×カスタード」（筆者購入価格178円）。

白焼きの生地の中に、カスタードクリームと、口どけのよいホイップクリームが入っています。

冷凍状態の生地は、サックリ、しっとり。

2種のクリームはアイスのような食感です。とくに卵のコクが感じられる濃厚なカスタードクリームが絶品！

3分ほど自然解凍すると、白焼きの生地が少しふわっとします。

試しに600Wの電子レンジで10秒ほど温めてみると、さらにふわふわに。中のクリームもとろっとしてとてもおいしかったです。冷凍、自然解凍、電子レンジで温めと、3種類の楽しみ方ができました。

「冷凍のままでも食べられる」と聞いても、実はそれほど期待していなかった筆者。けれど実際に食べてみると、どれも本当に冷凍のままでもおいしくて驚きました。

解凍して食べたい場合も、室温にほんの数分間、置いておくだけでなので忙しいときにも、とても便利です。

冷凍パンのおいしさ、ぜひ一度、皆さんも体験してみてください。

（ライター／富士みやこ）