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「シック(Schick)」“ムダ毛表現やめます”宣言、毛に対する考え方の多様化に配慮

  • 2022.4.8
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ウェットシェービング国内トップシェアNo.1を誇るシック・ジャパンが、シック(4・9)の語呂に合わせた2022年4月9日(土)より、時代とともに変化する「毛」に対する考え方に寄り添うため、展開するすべてのチャネルにおいて「ムダ毛」という表現の使用を廃止すると宣言した。(フロントロウ編集部)

シック(Shick)、「ムダ毛」という表現を廃止

日本上陸から62年のシック(Shick)は、業界No.1のリーディングカンパニーとして「無駄なヒゲは全部剃るもの」「男性なのに体毛を気にしてボディシェービングをするのはおかしい」「女性は体毛をケアすることが当たり前」「異性の目を気にして体毛を処理しなくてはならない」などの固定観念に捉われず、だれもが「自分らしさ」を表現できるよう、さまざまな商品やサービスを通じ、ヒゲ、フェイス、ボディシェービング習慣をサポートしてきた。

画像1: シック(Shick)、「ムダ毛」という表現を廃止

また、2020年には「Schickの商品を手に取り、自分と向き合うその時間に、本当の自分らしさを見つけ、表現することをサポートしたい」という思いを込めて、ブランドタグラインに「It’s in your hands™」を採用している。

そしてこのたび、剃る、整える、残すなど、自分らしさを表現するための多様な選択肢がある中で、シックは「ムダ毛」という表現を使用することは適切ではないと考え、この表現を廃止すると発表。現在「ムダ毛」という表現を使用しているSchickの各種Webサイト、印刷物などに関しても、2022年12月末を目途に順次表現を変更していくと宣言した。

画像2: シック(Shick)、「ムダ毛」という表現を廃止

シックの近年・今後の展開

男性向け商材では、ヒゲだけではなくボディヘア全体を自在に整え楽しめるように「スタイリングパートナー」という“1歩先のヒゲ・ボディグルーミング習慣をサポートする”新商品群を発売。

画像: シックの近年・今後の展開

女性向け商材では、気分やケアしたい部位によって剃る剃らないという選択肢があっていい、そして、その選択肢は他人に促され決めるものではないと考え、「自分らしく自由であって欲しい」「自分にとって心地いいスタイルを、誰もが見つけられるように」という想いから、「#BodyHairPositive」を2021年3月8日(月)に開始し、女性の美しさの多様性を推進している。

#BodyHairPositiveとは

「#BodyHairPositive」とは、画一的なボディヘア(体毛)の美しさではなく、「どんなボディヘアも自分が気に入っていれば美しい」と、自身のボディヘアについてポジティブに捉えられるような社会を目指すプロジェクト。

画像: #BodyHairPositiveとは

カミソリブランドとして長年、多くの人々のボディヘアのケアをサポートしてきたシックの「ボディヘアを通して“自分らしさ”や“美の多様性”について考えるきっかけになれば」という想いから始まった取り組みで、Schick商品を手に取ったときに「その人が自分らしくあること」をサポートする“It's in your hands.™”というブランド理念のもと、シックでは「美しさとは他人が決めるものではなく自分らしくあること、<私らしさが、美しさ。>である」と考え、ボディヘアについてポジティブに話し合える社会の実現やボディヘアに対する多様性の創出を目指している。

(フロントロウ編集部)

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