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ネトフリ配信作『私たちのブルース』脚本家が語った「俳優たちを悩ませた理由」とは?

  • 2022.4.7
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Netflix(ネットフリックス)で同時配信される『私たちのブルース』の脚本家ノ・ヒギョンが、執筆のきっかけを明かした。

初回放送を4月9日に控えた同作は、躍動感あふれる済州島(チェジュド)の海を舞台に、家族、友だち、隣人などの関係にある人物たちの物語をオムニバス形式で描くオムニバスドラマ。

イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビンら豪華キャストに加え、『ライブ~君こそが生きる理由~』『大丈夫、愛だ』『その冬、風が吹く』などを手掛けたノ・ヒギョン作家と、キム・ギュテ監督が再び意気投合した作品として高い関心が寄せられている。

ノ・ヒギョン作家は『私たちのブルース』を執筆したきっかけについて、「いつからか2人の主人公に集中した物語を書くのがつまらなくなった。実際には私たちみんな、それぞれの人生の主人公である。だから出演者の誰1人もお客さん扱いしたくなかった。こういう意識が第一歩だった」と話した。

オムニバス形式だが、少し独特なのは登場人物全員が隣人や友人、家族として絡みながらストーリーを作ることだ。毎回メインエピソードが進む中、他のエピソードの主人公が周辺人物として登場する。

これについてノ・ヒギョン作家は「新しい構成、新しい視線、新しいジャンル。その渇きの中でこのようなオムニバス形式を選ぶことになった。没入度の高いドラマスペシャルと毎回が気になるミニシリーズの長所をどのように混ぜるかが最大の悩みで、最後まで悩んだ」と言う。

人生のグルーブが感じられるタイトルの意味については「ブルースは庶民の音楽だ。テーマを持つ各自庶民たちの物語を、一曲の音楽のように聞かせたかった」と話した。

(写真提供=GTist)

舞台として済州島の市場を選んだ理由は何だろうか。

「数年前に済州島で執筆したことがあるが、その時に市場を見回りながら済州島の魅力にハマった。風景だけでなく、彼らの独特な文化(みんなが親戚という概念)も羨ましかった。みんなが繋がってると認識する文化は消えつつある韓国の情緒を見るようだった。だから船長、海女、商人たちはもちろん、市場や移動販売屋のドキュメンタリーを100本以上観ながら、彼らの喜怒哀楽に共感しようとした」

イ・ビョンホンやシン・ミナなど、話題を集めている豪華キャストについても語っている。

「今回ご一緒した俳優たちは、作家なら誰でも一緒に仕事したがっている方々だ。彼らが応じてくれたことに感謝している。たくさんの視聴者が彼らの演技を疑わないはずだ。だから私の悩みはただ一つだけだった。彼らに似合う役柄や上手な役柄ではなく、今まで演じたことのない役柄を与えるよう。彼らを悩まそう。視聴者たちに彼らを新たな目線で見てもらおう。だから俳優たちは大変だったかもしれないが、私の欲は満たされたと思う」

ノ・ヒギョン作家がすべての人生にエールを送るドラマ『私たちのブルース』は、韓国tvNにて4月9日21時10分から放送開始される。Netflixでも同時配信予定。

(記事提供=OSEN)

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