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BTSのグラミー賞パフォーマンスをディスった米・大御所プロデューサーが謝罪“八つ当たりだった”

  • 2022.4.6
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グラミー賞でのBTSのパフォーマンスを揶揄したことを皮切りに、BTSをからかうツイートを連投した大御所ヒップホップ・プロデューサーのマイク・ディーンが、彼らに謝罪するツイートを投稿した。(フロントロウ編集部)

マイク・ディーンがグラミー賞でのBTSのパフォーマンスをディス

4月3日(日本時間4月4日)に米・ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで授賞式が開催された第64回グラミー賞で、2年連続で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされていた韓国出身のボーイズグループであるBTS。

残念ながら、期待されていたグラミー賞の初受賞はならなかったものの、授賞式では同部門にノミネートされていた大ヒット曲「Butter」のパフォーマンスを披露し、オーディエンスを魅了した。

画像: マイク・ディーンがグラミー賞でのBTSのパフォーマンスをディス

グラミー賞の公式ツイッターもBTSのパフォーマンス写真を投稿し、「Butter」の歌詞になぞらえて「BTSより“スムーズ”なグループを挙げてみてください。これは皆さんへの挑戦です」と、彼らのパフォーマンスを称えたのだが、彼らのパフォーマンスに納得がいかなかった人物が1人。

これまでに7度のグラミー賞受賞を誇り、今年はプロデュースを手がけたカニエ・ウェストのアルバム『ドンダ』で主要部門の最優秀アルバム賞にノミネートされていたプロデューサーのマイク・ディーンは、グラミー賞公式アカウントのツイートに一言、「誰でも(できる)」とリアクションした。

BTSへのディスがエスカレートしていったマイク・ディーン

当然、マイクのこのツイートには、ARMY(BTSのファンの愛称)たちから猛反発が寄せられることに。マイクには多くの反論が寄せられたのだが、彼はむしろ、BTSへのディスをエスカレートさせていく。

スポティファイに掲載されているデータを持ち出し、41年のキャリアを誇るマイクが385曲にクレジットされている一方で、BTSのリーダーであるRMは27歳で180曲にクレジットされているとファンに指摘されると、マイクは「(BTSの所属事務所である)BIGHITの従業員の発言に基づいてBTSのメンバーが『自分たちの曲の90%を書いている』って言うARMYたちの主張を読むと笑えるよ。ハハハ。BTSのメンバーが自分たちの曲の90%を書いてるわけないだろ」と、根拠のない反論。

マイクはさらに、BTSの曲には「1曲につき9人〜10人もソングライターがクレジットされているだろ」と続けた。

しかし、マイクはここで、別のファンから、自身が参加したカニエ・ウェストの楽曲「Blood On The Leaves」には13人もクレジットされていることを持ち出され、“人のことを言えない”と指摘されることに。マイクはこれには、ただ「名曲だよな」とだけ返信した。

別のツイートでは、「この業界はつまらないものだよ」と投稿した。

マイク・ディーンがBTSに謝罪

一連の愚痴を吐き出したマイクはその後、「オーケー。ごめんよ、BTS。からかっただけだよ」とツイートし、BTSに謝罪した。

BTSへのディスを連投したマイクだったが、その理由は、自身がノミネートされていた最優秀アルバム賞の受賞を逃した“八つ当たり”だったと主張。

「いいかい、みんな。俺は最優秀アルバム賞について怒っていたんだ。投稿すべきではなかったと思う。ガールフレンドに指摘されて申し訳ない気分になったよ」とツイートした。

また、マイクは別のツイートで、かつてエイサップ・ロッキーと問題を抱えた際には、その後、彼のアルバムのミキシングを手がけたという過去を持ち出し、今後のBTSとのコラボの可能性も示唆したが、こちらには多くのARMYから“お断り”だとするリプライが寄せられている。(フロントロウ編集部)

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