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グランピングは平日が正解!半休取って那須ハミルの森へ。子連れ女子旅リアルレポート

  • 2022.4.7
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hinata編集部2名で子連れ女子旅!

「グランピングに行きたい!」とつねづね思っていたものの、仕事の予定が流動的で、週末はすぐに予約が埋まってしまう人気の施設には、なかなか行く機会が持てなかったhinata女子スタッフの佐藤と朝倉。撮影で那須ICを降りるたびに見かけて気になっていた「那須ハミルの森」も、競争率の高いグランピングスポットのひとつでした。

そこで、朝倉の娘の学校が午前授業の日に午後半休を取り、女子3人で平日に行くプランを検討。すると、直前でも奇跡的に予約がとれ、料金も週末より割安に。午前中に仕事を切り上げ、お昼を食べた後に都内を出発。おトク&快適に過ごせたグランピング泊の様子をレポートします。

13:30都内出発。16:00にチェックイン

感染症対策しっかりの安心対応

道はそれほど混んでいませんでしたが、安全運転で16時ころに到着。みんなでおしゃべりしたり、音楽を聞いたりしながら、2時間半ほどの移動はあっという間でした。事前にオンラインで必要情報を入力しておけば、現地でのチェックインは、メールで届いたQRコードを受付のタブレット端末にかざすだけ。30秒ほどで手続きが完了します。

スタッフもとても親切です。場内図を見せてもらいながら、施設やプランについて簡単に説明を受けました。感染症対策も万全の、スマートな対応に安心。

食材は、ロッカーでピックアップ

夕食・朝食用の食材は、決められた時間内に部屋ごとに分けられたロッカーからピックアップ。こちらも「極力、ユーザーとスタッフとの接触を減らす」という感染対策の一環ですが、自分たちのペースで行動できるのでありがたく感じました。

大人2人、子ども1人分の夕飯の食材はこんな感じ。バスケットにまとめて入っています。

16:30 非日常感たっぷりのドームテントでひとやすみ

ドームテント&専用バーベキューハウスの完全プライベート空間!

管理棟で貸し出されているキャリーカートに荷物をのせ、お部屋まで移動。かまくらのような真っ白なドームテントがいくつも並ぶ様子は、雪国に迷い込んだようで不思議。そのうちのひとつ、ドームテントと専用のバーベキューハウスのセットが、自分たちのお部屋です。

直径6mのドームテント内は、2〜3人で広々使えるゆったり空間。ライトブルー×ホワイトの爽やかな配色で統一された、かわいらしいデザインのインテリアが並びます。高級ホテルでも使われているシモンズ社製のダブルベッドはふかふかで、一度倒れ込んだらなかなか起き上がれません。

壁面の一部がスケルトンになっており、カーテンを開けると外の景色が一面に広がります。天井の一部もスケルトンになっているので、夜は寝転びながら星を眺めるぜいたくな体験ができます。

17:00 無料のワークショップに参加!自分だけのかわいいハーバリウムを作る

参加無料!オリジナルハーバリウムづくり

夕食まで少し時間があるので敷地内をぶらぶらしていると、ドライフラワーをオイルで浸して観賞用にする「ハーバリウム」作りのワークショップを開催しているのを発見。フロントに声をかけ、ひとりひとつずつ小瓶をもらいます。

まずは好きなドライフラワーを選びます。たくさんの種類の色や形が用意されていて、長い時間迷ってしまいました。

小瓶に選んだドライフラワーを入れ、オイルを満たしていきます。「この色を入れたらかわいいかな」「色のバランスはどうしよう」とあれこれ悩みながら、自分好みの見た目に仕上げていく過程に女子ゴコロがくすぐられました。

好きな色のリボンをかけて完成!気軽にお花を鑑賞できるインテリアフラワー、ハーバリウム。子どもでも簡単にできる、参加無料のワークショップが用意されているのは、親にとっては非常にうれしい点。時間に余裕を持って来て、得した気分です。

18:00 夕食は「マンガ肉」のような超豪快BBQ!那須高原の味覚を満喫

バーベキュースタイルの夕食は、1kg級豪快牛肉つき!

夕食は、テントのすぐ隣にある、専用バーベキューハウスでいただきます。今回は、1kg級の骨つき牛肉「トマホークステーキ」プランをチョイス。バーベキュー先進国・アメリカでシェアNo.1を誇る「Weber」のガスグリルで、巨大なお肉を焼いていきます。

形がネイティブアメリカンの斧に似ているため、そのまま「トマホーク(斧)」と名前がついた大迫力の1kgステーキ。子どもの顔とほぼ同じくらいの大きさでした。

娘もお手伝い。備え付けのシンクで、野菜を洗ってくれます。

さすが本格ガスグリルの火力。ふたをして10分ほど蒸し焼きにすると、お肉にほどよい焼き色がついてきました。バーベキューの食材は、他に那須三元豚ロース、季節の野菜、ホタテ、天使の海老などがバランスよく揃っています。

20分ほどで中まで火が通り、お肉が焼けました!

5cmはあるだろうほど分厚く、1人分ずつ切り分けてもかなりのボリューム。ローストビーフのように柔らかく、骨と脂の旨味が凝縮されてクセがないので食べやすい。女性2人、子ども1人だと食べ切るのに大変でした。「こんなに大きくって、おいしい肉を食べるのははじめて!」と娘も大満足。

子ども用のメニューとして、チキンステーキ、骨つきウインナー、焼きおにぎり、殻付き海老、サツマイモ、バターコーンもありました。デザートにはスモアセット付き。

アヒージョにバターチキン風カレーと、サイドメニューも充実

お肉が苦手な人も、アヒージョやバターチキン風カレーがサイドメニューにあるので、ご安心を。お肉抜きでもお腹いっぱいになります。

19:30 キャンプファイヤーでスモアづくり。ロマンチックな夜散歩

焚き火にスモアに屋外映画。楽しい夜のアクティビティ

満腹になったので、腹ごなしがてら夜の散歩へ。ちょうどキャンプファイヤーがはじまっていたので、マシュマロを焼き、スモア作りに挑戦です。サクサクのビスケットと、とろりと溶けたマシュマロ・チョコの不思議なハーモニーに、娘はうっとり。

ところどころに電飾が施された敷地内はロマンチック。ランタンを片手にぶらぶら歩くだけでもいろいろな発見があります。

管理棟の外壁には古い洋画が投影されています。屋外で鑑賞する映画は非日常感があり、ぼーっと眺めているとスクリーンに吸い込まれるような感覚に陥りました。

20:45 バスタイムは貸し切り風呂でリラックス

完全貸切の人工温泉でぽかぽかに

事前に予約をすれば、有料で貸切風呂を利用できます。女性2人、子ども1人なら無理なく入れる広さで、まあるい浴槽がかわいらしいお風呂でした。あたたかいお湯にゆっくり浸かり、旅の疲れを癒します。

タオルや歯ブラシ類はお部屋に、シャンプーやスキンケア類などのアメニティは脱衣所に備えつけられています。貸切風呂は15:00〜24:00と翌朝6:30〜7:30の間のみ使用可能。深夜でも入れる無料のシャワールームもあるので、予約し損ねても安心です。

22:00くつろぎタイム/子どもは就寝

お風呂上がりに、ビールを飲んだり、みんなでカードゲームをしたりしてくつろぎタイム。ひととおり盛り上がった後は、カフェブレイクでまったりすることにしました。テント内にコーヒー豆とミル、ドリッパー、カップなど一式がそろっています。ミルでコーヒー豆を挽くと、部屋中が幸せな香りでいっぱいに。

大人ふたりにコーヒーを淹れてくれる娘。誰かが淹れてくれるコーヒーは、自分で淹れるより何倍もおいしいものです。眠れなくなるので、香りを楽しむ程度にして、ベッドに入ります。電気毛布でふんわり温められた布団で、あっという間に眠りにつきました。

7:30 起床。おいしい空気を胸いっぱいに吸い込む

自然を間近に感じながらぐっすり眠り、目覚めのよい朝を迎えました。宿泊当日はあいにくお日さまは顔を出していませんでしたが、体の中をおいしい空気が気持ちよく循環していきます。

7:30 フレッシュな野菜とおいしい牛乳。自然の恵みを堪能できる朝食タイム

那須の恵みを味わえる“ザ・朝ごはん”

夕食と同じく、管理棟のロッカーから食材をピックアップし、テント隣のバーベキューハウスで朝食づくり。ガスグリルで卵とベーコンをジュワッと焼いていきます。室内には“ザ・朝ごはん”な香りが充満し、お腹がギュルギュルと元気に鳴りはじめます。

食パン、チーズ、ハムをのせ、ケチャップなどの調味料を塗ってホットサンドを作ります。ホットサンドメーカーが用意されているので、子どもでも簡単に調理可能。

大人用の朝食メニューは、ホットサンドセット(ハム・チーズ・食パン)、那須御用卵、那須三元豚ベーコン、季節の野菜サラダ、季節のスープ、ヨーグルト、那須牛乳。那須高原の豊かな自然で育まれた新鮮食材が満載です。朝から無理なく食べられる適度なボリューム感。

子ども用の朝食メニューは、ベーコンがポークウインナーに、牛乳がとちおとめ飲むヨーグルトに変更。自分で作ったホットサンドにご満悦の娘は、大人と同じくらいの量をモリモリ食べていました。

8:30 朝の散歩…という名の全力かけっこ!

アスレチックで元気に体を動かす!

チェックアウトまで時間があるので、敷地内のミニ・アスレチックへ。ブランコ・すべり台など木造遊具が充実していて、子どもが十分楽しめる遊び場になっています。朝ごはんでエネルギーチャージしたので、思い切り体を動かしてリフレッシュ。

夜にキラキラと電飾をまとっていた木には、体ごとスッポリ入れるユニークな形のブランコが吊り下がっていました。大人が乗っても大丈夫なので、女子旅の記念撮影スポットとしてもうってつけ。

10:00 ぜいたくな空間をすみずみまで満喫してチェックアウト!

ギリギリまで遊んでいても余裕の撤収

荷物をまとめ、行きに借りたキャリーカートを引いてフロントへ。テントをたたんだり、ギアを片付けたりする手間がないのも、グランピングのメリットのひとつ。身の回りの最小限の荷物だけで済むので、チェックアウトギリギリまでゆったりくつろげます。

駄菓子屋さんで自分みやげもぬかりなく

最後のお楽しみは、到着早々目をつけていた駄菓子屋さんコーナー。「お手伝いしていい子にしていたら、帰りに100円分買ってあげる」とニンジンぶら下げ作戦で、食事の支度もよく頑張ってくれた娘。約束通りお金とカゴを渡すと、学校で習ったばかりの足し算を駆使し、いかに多くお菓子が買えるか奮闘していました。

またすぐ来たい!那須ハミルの森

おいしいご飯を食べ、夜の散歩をし、みんなでゲーム。星空の見えるテントで寝たり、思い切り体を動かしたりと、都心ではできない楽しいことがギュッと詰まった大満足の1泊2日。いつもとは違う時間を過ごし、全身全霊でリフレッシュできました。

次も平日にサクッと予約して、また違う季節の「那須ハミルの森」に会いに来よう!と心に決めた女子3人なのでした。

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