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BTS、今年もグラミー賞はお預け…『Butter』で自己記録更新、輝かしい成果も届かず

  • 2022.4.4
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BTS(防弾少年団)が今回もグラミー賞を受賞できなかった。

BTSは4月4日(日本時間)、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催された第64回グラミー賞授賞式(GRAMMY AWARDS)で、「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス(Best Pop Duo/Group Performance)」にノミネートされたが、受賞に失敗した。

同部門はドージャ・キャットの『Kiss Me More』が受賞した。

BTSのグラミー賞ノミネートは、今回が2回目だ。BTSは昨年の第63回グラミー賞にて、『Dynamite』で韓国歌手として初めてノミネートされた。当時、惜しく苦杯を喫したが、白人歌手中心で回るグラミー賞授賞式の巨大な障壁に、亀裂を作ったとの評価を得た。

非英語圏の歌手として大衆的なヒット曲を誕生させたことも、意味のある評価を受けることができるテーマだ。2021年5月に発表した『Butter』でBTSは、自己最高記録を更新した。

(写真提供=AFP/アフロ)グラミー賞授賞式に参加したBTS

『Butter』は米ビルボードのメインチャート「HOT100」で10回にわたって1位に上がり、同年の最長1位を記録した。また「2021ビルボード・ミュージック・アワーズ」4冠、「アメリカン・ミュージック・アワード」で大賞格である「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」をはじめ3冠を受賞するなど、輝かしい成果を得た。

BTSは昨年、『Butter』のほかにも、新型コロナ時代の希望を歌った『Permisson To Dance』、コールドプレイとのコラボ曲『My Universe』を通じても「HOT100」のトップに立った。

この日、BTSは授賞式の単独パフォーマーとしてもステージを飾った。彼らは2020年にリル・ナズ・Xと合同ステージを披露したことに続き、昨年は単独で舞台を飾った。特に昨年は新型コロナの余波で海外への道が閉ざされ、あらかじめ撮影した『Dynamite』の映像を届けたが、今年はブラックスーツを着たメンバーたちが現地で『Butter』のステージを飾った。カードとジャケットを活用した『007』を連想させるステージは、出席した数多くのアーティストたちからスタンディングオベーションを受けた。

なおグラミー賞授賞式を終えたBTSは、再びグローバルファンとの出会いを控えている。BTSは来る4月8~9日と4月15~16日、米ラスベガスでコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEG」を開催する。

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