コールドプレイのクリス・マーティン、“ライバル”であるBTSの「グラミー初受賞」を望む

コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンが、今年のグラミー賞で同じカテゴリーにノミネートされている“ライバル”であるBTSの「グラミー初受賞」を望んでいると語った。（フロントロウ編集部）

クリス・マーティンがBTSに愛のあるコメント

「My Universe（マイ・ユニバース）」でBTS（防弾少年団）とコラボしたコールドプレイのクリス・マーティンが、現地時間4月3日に米ラスベガスで授賞式が開催される第64回グラミー賞で、BTSにグラミー賞を受賞してほしいと思っていることをドミニカ共和国のラジオ番組Exa96.9FMとのインタビューで明かした。

韓国の超人気ボーイズグループで全世界で旋風を巻き起こしているBTSは、昨年、韓国人歌手として初のグラミーノミネートを果たした。このときは惜しくも受賞とはならなかったが、今年のグラミー賞でも、全米1位を獲得したシングル「Butter（バター）」で最優秀ポップデュオ / グループパフォーマンス部門に再びノミネート。同様に、コールドプレイも「Higher Power」で最優秀ポップデュオ / グループパフォーマンス部門にノミネートされており、BTSとはグラミー賞を争う“ライバル”ということになるが、少なくともクリスはBTSのメンバーの幸運を心から願っているという。

出演したラジオ番組のパーソナリティーから、BTSのグラミー初受賞を応援するかと聞かれたクリスは、「もちろん、BTSを応援しています」と言うと、「彼らのことが大好きなんです。つねに彼らの幸運を願っています」と惜しみない愛をおくった。

ちなみに、クリスがBTSを称賛するのは今回が初めてではなく、以前、米Apple Musicのインタビューでも「私は彼らのことが大好きですし、（コールドプレイの）メンバーも彼らのことが大好きですし、とても幸せなことでした。（中略）だから、本当にこの曲に感謝ていますし、この曲のインスピレーションを与えてくれた人物にも感謝していますし、一緒に歌う仲間にも感謝しています」と語っている。（フロントロウ編集部）