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ベネディクト・カンバーバッチとソフィー・ハンターが選んだ、古風な婚約発表のかたちとは?

  • 2022.3.31
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ジェーン・カンピオンが監督を務めたドラマ映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で、第94回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。同賞にノミネートされたのは、2015年に主演した『イミテーション・ゲーム』に続いて、2度目。そんな彼の華々しいキャリアを支えてきたのが妻で舞台監督のソフィー・ハンターで、7年に及ぶ結婚生活の間には、3人の子どもたちに恵まれています。

監督になる前は、自身も女優として働いていた、ソフィー。最初の出会いは、2009年にスリラー映画『バーレスク・フェアリーテールズ』で共演したときのことでした。もっとも、当時は良き仕事仲間ではあったものの、恋に落ちることはなかったというソフィーとベネディクト(当時は、それぞれに別の人と交際していたそう)。ふたりが交際を始めたのは、それからの数年後の2013年になってからでした。

それから10年近く経った今も、恋の始まりについてはあまり知られていないふたり。2014年6月の全米オープンの観客席で目撃され、その年の11月にはベネディクトがソフィーにプロポーズしたとのニュースが流れました。

25ans Wedding

『デイリーメール』紙によると、結婚を申し込むためにソフィーの母親が住むエジンバラまで行った、ベネディクト。まず母親から結婚を祝福してもらい、ソフィーにプロポーズしたのだとか。めでたく婚約が成立し、ふたりが発表の場に選んだのは、昔ながらの『タイムズ』紙の社交欄。その文面は、以下のとおりでした。

「ミスター・ベネディクト・カンバーバッチとミス・S・I・ハンター:ロンドンのワンダ・カンバーバッチとティモシー・カンバーバッチの息子、ベネディクトと、エジンバラのキャサリン・ハンターとロンドンのチャールズ・ハンターの娘のソフィーが婚約したことをここに発表します」

ベネディクト自身が『People』誌に語ったところによると、ふたりはソーシャルメディアに対抗して、こうしたかたちをとったそう。「僕が有名人みたいなものにならなければ、していたことだ。これが僕らのやり方なんだ。伝統的とも言えるやり方だね」とベネディクト。「僕はツイートもしないし、ソーシャルメディアもやらない。あれは非人間的過ぎる。僕なら、僕らがやったようにして、人に見つけてもらって…指にリングをはめて、愛おしそうにお互いの目を見つめている、画質の悪い映像は見られないようにする。これは僕らだけのものにしたかったんだ」

ベネディクトとソフィーは、2015年のバレンタインデーに、避暑地として知られるワイト島で結婚。その頃、すでに第一子を妊娠していたソフィーは、ヴァレンティノによるカスタムメイドのマタニティドレスを着たのだとか。そして、結婚式からちょうど10日目にあたるその年のアカデミー賞授賞式には、夫婦として登場。受賞はならなかったものの、新妻を連れたベネディクトは幸せそうでした。

25ans Wedding

そして、第一子で長男のクリストファーが誕生したのが、2015年6月。その後は、2017年3月に次男のハル、2019年1月に三男のフィンが家族に加わりました。

「赤ちゃんができるというのはものすごいことだ。しかも、予想もしないほど。僕は突然、これまでより両親のことをずっと深く理解することができるようになった」とベネディクトが『ヴォーグ』誌に語ったのは、2016年のこと。「僕は舞台でハムレットを演じることになっていたんだけど、父親になることの妨げになるのではないかと思っていたんだ。この作品は要するに、息子であることを描いたものだからね。でも、その反対だった。父親になることで、息子であることをずっと理解することができたんだ」

マーベル作品の『ドクター・ストレンジ』や、今回アカデミー賞にノミネートされた『パワー・オブ・ドッグ』で主演を務めるなど、多忙なベネディクトを支えているのは、家族の存在。最新作の撮影は新型コロナウイルスによるパンデミックの最中だったため、ソフィーと3人の子どもたちもニュージーランドに滞在していたのだとか。ベネディクトが『OK!マガジン』に語ったところによると、「僕にとってはすごく[ロックダウンが]よかった。僕は妻と子どもたちと一緒だったんだけど、母と父が3週間来て、息子が馬に乗って牛を追う姿を見ていったよ」

Translation: mayuko akimoto Photo Getty Images From GOOD HOUSEKEEPING

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