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【京都御朱印】『海の京都』舞鶴の西国三十三所巡礼古刹☆登山感覚で訪れたい「松尾寺」

  • 2022.3.31
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汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府舞鶴市にある西国三十三所巡礼古刹。山の中腹に立地し、古い佇まいが荘厳な雰囲気を醸すお寺。

若狭湾を望む青葉山中腹に位置する西国三十三霊場の古刹

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京都府舞鶴市。通称『海の京都』として知られるエリア。この日、西国三十三所巡礼の古刹『松尾寺』を参拝しようとやってきました。公共交通機関を使うとすれば、JR小浜線の松尾寺駅を下車して山手に向かって歩くと徒歩1時間ほどかかる道のり。地道に歩いてアクセスする方が昔の人の巡礼スタイルに近く、その実感を味わえるというもの。ですが、今回は車でアクセスしました。

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真言宗醍醐派の寺院。山号は青葉山。西国三十三所第29番札所にあたります。、三十三霊場の中で唯一、馬頭観世を御本尊とし、滅罪生善はもとより、農耕水産の守り仏として、或いは牛馬畜産、車馬交通、更には広く競馬関係者の信仰をあつめているお寺。

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江戸時代再建の仁王門をくぐり、かなりの古さがうかがえる石段をのぼり本堂へ。

寺伝によれば、和銅元年(708年)唐から渡来した威光上人の創建。双耳峰の青葉山が唐の霊験ある馬耳山と類似し、ここで馬頭観音を感得したことから草庵を結び、馬頭観音像を安置したのが創始とされています。

元永2年(1119年)には鳥羽天皇が行幸、寺領4千石を給い、寺坊は65を数えて繁栄。その後、度重なる火災に遭い、その都度、細川幽斎や京極家によって復興。

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お手水。この辺りは名水の里としても知られ、すぐ近くには大杉の清水や名水利用のカフェもあります。

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本堂。

江戸時代に再建。現在の本堂は丹後田辺藩・牧野英成により享保15年(1730年)に修築。そして御本尊の馬頭観音菩薩は秘仏で、御開帳は西国巡礼の中興の祖・花山法皇の一千年忌記念2008年(平成20年)~2010年(平成22年)に実施され、実に前回から77年ぶりの御開帳だったとか。なので、次の御開帳はまたしばらくないでしょうね。

それにしても、この鄙びた古刹の風情と境内の建物の配置やその建築様式に、その時代の様子が偲ばれます。

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渡り廊下の先には大師堂。まだ雪が残っていました。

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その裏手に青葉山の登山道があります。福井県大飯郡高浜町と京都府舞鶴市にまたがり、標高は693メートル青葉山。東峰と西峰の2峰からなる双耳峰で、かつて火山活動によって出来た山。その美しい山容から別名「若狭富士」とも呼ばれ、山頂からは若狭湾を望む絶景が広がるんだとか。

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そして、御朱印も。

今回はお寺の参拝で訪れ、そもそも舞鶴で登山をする発想は浮かびませんでしたが、また機会あればぜひ登山で訪れてみたいな、と思いました。

詳細情報

名称:松尾寺
場所:京都府舞鶴市松尾532
電話:0773‐62‐2900
公式サイト:http://www.matsunoodera.com/

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