1. トップ
  2. グルメ
  3. 組み合わせは100万通り!香港の〈譚仔三哥米線〉が新宿に初上陸!

組み合わせは100万通り!香港の〈譚仔三哥米線〉が新宿に初上陸!

  • 2022.3.30
  • 4825 views

香港No.1(※)の人気を誇る〈譚仔三哥米線(タムジャイサムゴーミーシェン)〉は、米線スープヌードルレストランとして、香港やシンガポールで親しまれており、さまざまなスパイスが調合されたオリジナルスープの、香り、うま味、辛味の複雑さにハマってしまう人が続出しています。そんな人気レストランが日本に初上陸!日本1号店となる「新宿中央通り店」 を皮切りに、吉祥寺、恵比寿と次々にオープン予定。 「まだ日本語に訳せないウマさ」と評判のミーシェンをレポートします。※AC Nielsen HK Brand Index Tracking 2021より

赤と黒のレンガがクールなファサードは今の香港らしさを表現。

1996年、タム家の兄弟たちによって創業された〈譚仔雲南〉。その後、2008年に創業メンバーの一員であるタム・チャップ・クワン氏が〈譚仔三哥米線(タムジャイサムゴーミーシェン)〉を立ち上げ、香港で1号店がオープン。2020年にはシンガポールで1号店がオープンしました。
その美味しさがミシュランガイドの「ビブグルマン」に認定、3年連続で掲載され、香港、シンガポールで若年層を中心に多くのお客様から国民的ブランドとして親しまれ、ランチタイムやディナータイムを中心に行列が絶えない人気店です。

店内には「香(香り立つ複雑なスパイス)」、「麻(鮮やかに痺れる感じ)」、「辛(舌も心も熱くなる刺激)」、「辣(ピリッと魅惑な辛さ)」などを意味する言葉がちりばめられている。
革新的でクールな今の香港を感じられるデザイン。
なかなか海外に行けない今、香港を感じられるスポットとしても人気が高まりそう。
2階の客席。

広東語で「サム」は「3番目」、「ゴー」は「兄弟」という意味で、「タム家の3番目の兄弟」を表します。現在は、香港シンガポールで85店舗を展開。日本では新宿に続き、吉祥寺、恵比寿のオープンも控えています。

食欲をそそる真っ赤なメニューにさっそくお腹が鳴りそう!

真っ赤なメニューが食欲を刺激!!店内に漂うスパイスの香りとあいまって さっそくお腹が鳴りそう!

ミーシェンには、「香港レモンティー」(280円)をセットにして頼むのが香港スタイル。甘いレモンティーが辛さを癒してくれるので、麻辣や三哥酸辣などの辛い麺を頼む人には最適。また、「香港レモンティー」は4枚レモンが入っていて、グラスにストローとは別にマドラーが添えられているので、レモンをつぶして好みの酸っぱさに調節して味わえます。

6種のスープやサイドメニューを食べ比べ!

ミーシェンの 6種スープとサイドメニュー、香港レモンティーを試食。スープを一口ずつ飲んでみましたが、見事に全て違う味。ベースは一緒なのに、スパイスやお酢などが入るとこんなに変わるんだと驚きました。
ミーシェンの辛さは、特辣、大辣、中辣、小辣、2 小辣、3 小辣、4 小辣、5 小辣、10 小辣、不辣の10段階で選べます。

清湯(クリアスープ)。
番茄湯(トマト)。
酸辣(サンラー)。
麻辣(マーラー)。
煳辣(ウーラー)。
三哥酸辣(サムゴーサンラー)。
それぞれ個性的でスープを決めるのにとても迷う。
清湯は“クリアスープ”と呼ばれているが、白濁でコクがあるスープ。

【6種のスープのミーシェン】
麻辣(マーラー)
花椒(ホアジャオ)オイルとチリパウダーによる辛さと痺れにコクと旨味が合わさった、あざやかで複雑な麻辣スープ。

番茄湯(トマト)
トマトのフレッシュな甘さと酸味にスパイスの豊かな香りがマッチした女性に大人気のスープ。

三哥酸辣(サムゴーサンラー)
中国のお酢から来る酸味とスパイスの辛味が合わさり、更にコクと旨味を感じ、ハマる人続出のスープが自慢。

煳辣(ウーラー)
タムジャイサムゴーでしか味わえない、言葉で表現することが難しい中毒性のある味。
焦がしスパイスの香り、風味がきわだつスープです。最適な辛さと酸味のバランスをもった味がクセになります。

酸辣(サンラー)
適度な辛味と酸味のバランスがよく、普段ラーメンにお酢と辣油を入れて食べる人におすすめ。あと味サッパリですが、辛さが選べません。

清湯(クリアスープ)
全てのスープのベースになっているのが「清湯」。なめらかで口当たりがよく、コクのあるスープです。初めて食べるならまずは清湯を食べるのが。

トッピング次第で無限大に広がるおいしさ!好みの味にカスタマイズ。

トッピングは25種類。スープとトッピングで100万通りの組み合わせが楽しめます。取材時はフィッシュボールや三角揚げ、イカボールが輸入の関係で提供が間に合わなかったそう。提供が開始されたら、香港の味のひとつとして、練り物をチョイスしてみて。

トッピングの種類が豊富で迷う。
ヘルシーに食べる日と、ガッツリ食べる日などその時の気分で具材を決められるのが嬉しい。

試食会では、6種類のスープと3つのトッピングがえらべました。私はスープを「酸辣」(並サイズ)に、「パクチー」と「きくらげ」、「豚バラチャーシュー」をチョイス。「酸辣」には、高野豆腐、ニラ、もやしが入っているので、思った以上にボリューミーに(笑)。「トッピング全部のせ」なんていうオーダーもできるそうなので、お腹が空いていたらチャレンジしてみては!?

米線(ミーシェン)と呼ばれる「ライスヌードル」は水と米でできており、新鮮なお米を発酵させたり蒸したりと、10の工程を経て作り上げるそう。パスタでいう“アルデンテ”で提供されるミーシェンは、うどんやラーメンとはまた違った食感。グルテンフリーなので、小麦を使用した麺が苦手な人も、安心して食せます。弾力のある歯ごたえやのど越しなど、日本の麺にはなかった食感は、「まだ日本語に訳せないウマさ」のひとつ。

クロスブリッジミーシェン(トッピング:肉5種、香港直送の海鮮2種、野菜5種、その他3種の15種類)。
麻辣(トッピング:牛赤身肉、パクチー)。
清湯(トッピング:鶏胸肉、まいたけ)。
煳辣(トッピング:うずらの卵、油揚げ)。
番茄湯(トッピング:ベビーホタテ、牛赤身肉)。
酸辣(トッピング:ベビーイカ、しいたけ)。
三哥酸辣(トッピング:豚バラチャーシュー、チンゲン菜)。

過橋米線(クロスブリッジミーシェン)は、肉5種、香港直送の海鮮2種、野菜5種、その他3種の15種類が入ったボリューミーな一杯。どんぶりも大きくて、食べごたえ十分!! コレだけ具が入っているのに1,100~1,220円と、お手頃。

サイドメニューは本場香港の味と、日本限定メニューが味わえる。

日本限定サイドメニュー「ほうれん草のマスタードソース」 は、ごま油が香るほうれん草にマイルドなマスタードを合わせた一品。お酒のおつまみはもちろん、箸休めに最適。

「トーフェイチキン」は、トーフェイ料理(湖南料理の一種)をイメージしたもの。香港で商標登録をしているほどの定番商品で、クミンなどのスパイスをまぶしてカリカリに焼いています。スパイスは辛過ぎず、ふわりと香るような刺激なので、クセがなく初めて食べる人も安心。これからの季節、ビールのお供に最高です。

「豚バラチャーシューにんにくのせ」(大 / 950円)は、にんにくのパンチが効いた一品。〈譚仔三哥米線〉は、チョイ飲みスポットとしても利用したい一品ぞろいでした。

「丸ごとトマトの黒酢ソース」(350円)も日本限定メニュー。
「皮蛋(ピータン)」350円。
「茄子のにんにく油焼き」380円。
「雲耳(黒きくらげ)」250円。
「手拍青瓜(たたききゅうり)」250円。

香港でも年齢層を問わない人気の〈譚仔三哥米線〉は、日本でもブームになりそうな予感!コロナの収束が見えず、まだまだ海外に行きづらいですが、日本で本場香港の味で旅行気分に浸ってみてはいかが?

〈譚仔三哥米線(タムジャイサムゴーミーシェン)〉
東京都新宿区新宿3-28-16
03-3341-2772
11:00 ~22:00
公式サイト

元記事で読む
の記事をもっとみる