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ピーターラビット誕生の原点がわかる「出版120周年 ピーターラビット™展」へGO!

  • 2022.3.29

1902年に英国、フレデリック・ウォーン社から刊行されたシリーズ第一作「ピーターラビットのおはなし」の出版120周年を記念し 、ピーターラビットの誕生前夜から今日に至るまでの歩みを振り返る 「出版120周年 ピーターラビット展」が開幕!

出典:リビング東京Web

内覧会では着ぐるみのピーターラビットが出迎えてくれました!

会場は、お花見スポットとしても人気の砧公園にある世田谷美術館。春の象徴でもあり、ウサギのキャラクターとして今なお世界中で愛されている「ピーターラビット」に合いに出かけてみませんか。

出典:リビング東京Web

世田谷美術館の入り口前広場。訪ねた日はまだ桜が3分咲き

今回の展覧会は、キャラクターのピーターラビットにフォーカスした展示が特徴。シリーズの原点といえる作者、ビアトリクス・ポター(1866~1943)の家庭教師をしていた女性の息子が病気になったとき、元気づけるために送った「ノエル・ムーア宛の絵手紙」の直筆オリジナルが日本初公開されます。

また、シリーズ最初の絵本「ピーターラビットのおはなし」の彩色画を、ビアトリクス・ポターが最初に構想した通りに全てそろった形で展示。自身が望むものと出版社からの要望との間で、できるだけいい作品を作ろうと励んでいた様子が書簡などからしのばれます~

精巧なスケッチ(当たり前だけれど、すごく上手で観察力に感服!)やイラストレーションなど日本初公開の作品も。さらには、私家版や作者監修の当時の関連アイテム、グッズなど約170点がど~んと大公開されています。

珍しいグッズがたくさん展示されているのですが、ビアトリクス・ポターは世界で初めて自分でキャラクターグッズを作ったり監修した人だったということにビックリ。シュタイフ社製のぬいぐるみをはじめ、ウエッジウッドの食器や身の回りの品など「こんなピーターラビット、見たことない!」と思わず声が出てしまう構成になっています。

そして、展示室にはこんな愛らしいピーターラビットも。このほかにもいろんな姿で登場。

出典:リビング東京Web

絵本がそのまま3Dに! 今にも動き出しそう~

今どきの展覧会らしく、撮影可能なスポットも何カ所か用意されています。

もちろんお土産アイテムも充実。散財必死のコーナーになっていますので、注意! 日本で発売されているピーターラビット関連の書籍もズラリ、こちらにも注目を。

出典:リビング東京Web

作家の川上未映子さんが新訳した絵本「ピーターラビット」シリーズでは、第1巻「ピーターラビットのおはなし」、 第2巻「赤りすナトキンのおはなし」、 第3巻「グロスターの仕たて屋」も入っているほか、全23巻分の予約も受け付けているそう。新訳版は、挿絵6点を復元するだけでなく、全作を初版の色味に近づけるなど、 著者の意図を再現した英国版に基づいて作られています

聞き逃せないのは、展覧会公式サポーター松下洸平さんによる音声ガイド。やさしい語り口でピーターラビットの世界に連れて行ってくれます~

出典:リビング東京Web

「出版120周年 ピーターラビット™展」

【会期】2022年 6月19日(日)まで

【会場】世田谷美術館 1階展示室(東京都世田谷区砧公園1-2

【開館時間】10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)

【休館日】月曜 ※ただし5月2日(月)は開館

【観覧料】一般 1600円/65歳以上 1300円/高校・大学生 800円/小・中学生 500円

※新型コロナウイルス感染症対策のため、会期中の土日・祝日および5月2日(月)は、日時指定券を販売。予定枚数に達し次第、販売終了となるので事前購入がおすすめ

【問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル)

【展覧会公式サイト】https://peter120.exhibit.jp/

※展示作品、会期などについては、今後の諸事情により変更する場合があります。最新情報は展覧会公式サイトなどで確認を

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